井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

それでも、時代は目覚めつつあるか

2018年01月13日 | 皇室について

原稿を書きながらネットで調べ物をしていたら、 須田慎一郎さんの言葉にぶつかった。
ふと読み、目が釘付けに。

 「我々は戦後教育で洗脳教育されてた。情報源が限られ毎日のようにNHKと朝日新聞。天声人語が受験で出て、宿題で書き写しさせられたので洗脳されて当然。今の若い世代はネット等で情報を判断出来るから羨ましい。次世代に託したい」

https://www.trendsmap.com/twitter/tweet/951720736053342208

ネット情報を蔑み、NHKと朝日新聞の言説を金科玉条にしている世代があり、
それはでも、おそらくあらゆる世代にも大同小異またがるのであろうと思うのだが、
しかし時代はゆるゆるとながら真実に近づきつつあるのかな・・・・と
期待を抱かせなくもない須田慎一郎さんの言葉で、よくぞ言ってくださった。

有名税と言われるほど有名でもないのに自らも虚妄を書き立てられネット情報の、時にでたらめな様は
身をもって知悉しているし、情報の相当多くがフェイクであり真実に見せかけた
陰謀論であることも事実ではある。

しかしながら、現代のあらゆるメディアの中でネットにこそ100%の
真実が潜むこともまた事実。

その100%を拾い上げ、他を捨てる選択眼が現代で最も求められる教養であろう。
須田さんは56歳だそうだが、しかしまだしもまっとうに物事を識別できる
柔軟さがある世代。

よく言われるように団塊の世代が、これは教育の被害者であろうがまことに酷い。
あられもない言い方をするなら、これらの世代が徐々に上のほうにせり上げられ、
この世を去って行く時に、時代はようよう真実を見据え始めるのであろうか。

マスコミが触れず、また美化して嘘に加担しているあのこと、このことについても
ぎょっとするほどの真実はネットのごみの山にこそ、密かに仕込まれ光を放っている。

電波の一隅に携わり、また情報番組である時期コメンテーターとしてテレビの一翼を微量ながら
担って来た身が、偉そうに言うのも何だけれど、ひとたび真実を見知った目と耳で
テレビに接すると、そのあまりにもしらじらしい嘘、美化の仮装をさせた
フェイクぶりに恐怖すら覚えることがある。

ここは、いったいどこの国。
北朝鮮を嗤えない。

ネットを湯水の如くつかいこなし、真贋を見抜く柔軟さを持つ若者に期待すると同時に
自らも感性と思考は、この世を去るその間際まで若く、しなやかでありたい。

誤変換他、後ほど。

 


5 コメント

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須田さんにエールを! (総太郎)
2018-01-13 14:52:59
先生、皆様方、お疲れ様です。

須田さんは小生も好感を持ち、心から応援させて頂いている識者のお一人です!

インターネットの「虎ノ門ニュース」はもちろんですが、
公的媒体でも、いつも勇気にはある御発言と活躍ぶり。

ニッポン放送・高嶋秀武さんの「朝ラジ」
「ザ・ボイス」
読売テレビ「そこまで言って委員会」
東京MXテレビ「ニュース女子」始め、
いつも鋭い切り口と、ユーモアも忘れぬ暖かい語り口(^_^)
週刊ポストの連載「美しい分煙社会の作り方」も愛読。

皆様の既存のメディアへの不信感は、当然ではあるのですが、どうしても影響力が侮れず、先日お伝えした、テレビ朝日のS様からのメッセージもそうですが、公的媒体でも須田さんらのように奮闘されている方々を心から支援したいですね!

具体的には
「ニュース女子」も全国地上波にネット局が拡大する嬉しい傾向。
「そこまで言って委員会」も、ほぼ全国ネット。

テレビ朝日なら、小松靖アナウンサーの良識ある奮闘ぶり!
ビートたけしさんの「テレビタックル」も意欲的なテーマを扱い、識者の顔触れも公正。

フジテレビ「新報道2001」
「とくだね!」
日本テレビ「ミヤネヤ」は比較的公正な印象。

ラジオなら、
ラジオ日本「マット安川のずばり勝負!」
ニッポン放送「ザ・ボイス」は良心的存在!

小生、御尊敬するニッポン放送・重村一会長に、改めて「ザ・ボイス」への激励・バックアップのお願いをお手紙でしたためようかと思っておりますが、皆様にも良心的な媒体には是非応援のメッセージ・参加をお願いしたい気持ちです。

ニッポン放送・高嶋秀武さんの番組
文化放送「おはよう寺ちゃん」は公正で、時折鋭い保守論客の方々が多数登場。
文化放送・武田鉄矢さんの「今朝の三枚下ろし」
では、驚く程、武田さんが勇気ある保守的見解を表明なさる事も!

仰天したのは「マット安川のずばり勝負!」に、つい先日、公明党の遠山清彦先生が生出演なさった際、確か?横浜のリスナーのお方からのメッセージが生放送で紹介!
「創価学会員の心ない知人からのしつこい勧誘に迷惑したので、学会本部に通報した所、解決した」
「遠山先生始め公明党議員の方々には、このような事をやめさせるように指導して欲しい」旨。

遠山先生も困惑した御様子で(苦笑)
「そのような場合は、仰る通り、学会本部に通報して欲しい」旨の回答でしたが、
このようなメッセージを正々堂々取り上げるマットさん並びに番組スタッフの方々の勇気には頭が下がりますm(__)m
(皆様もYouTubeで拝聴なさってください)

地上波のゴールデンタイムのテレビではタブーかも知れず、ラジオの力強さでしょう!

その一方で、テレビ・ラジオも全て、保守派を一切登場させず、反日勢力で固める異常なTBS!

日本テレビ「バンキシャ!」の公式サイトには、
現在も御意見番として姜尚中さんら左派の方々から、我らが井沢先生や
百田尚樹さん他、保守派の方々も良い意味で公正に掲載されているのですが、最近の番組内容はどうでしょう・・。

河上和雄さん御逝去後、井沢先生はもちろん、保守論客の方々の登場が少なくなったようにさえ感じられ・・。
これでは、ペマ先生やケント・ギルバートさんらがいつの間にか姿を消したTBS 「サンデーモーニング」のようになってしまわないのか・・(~_~;)

心ある日本テレビ関係者の方々に改善をお願いしたいですし、
何とか心ある方々を私達がお支えしたいものです!

では、先生、本日は関係者の皆様と楽しいひとときを(^_^)
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偶然に (チッチョ)
2018-01-13 15:21:13
私も見つけ須田さんの発言にウンウンと激しく頷いておりました(同世代なので大変よく判るw)。
先の選挙の折に支持政党と世代の調査がありましたが、自民党を一番支持しているのは20代の男性でしたね。物心ついた時にはネット環境があった世代。
あらゆる情報に接した上で、朝日を始め新聞の欺瞞も知って選択していると思います。
20代の女学生が「愛国心を持つことは悪いことじゃないのに、日本が好きだというと右翼だと非難されるのは納得いかない」と話していて、やっとまともな時代に近づきつつあると実感しました。
どこの国であれ愛国心を否定するような左翼はいません。日本の左翼は異常です。
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ちょっと悲しい (ダブルワイエイト)
2018-01-13 22:36:19
井沢先生今晩は。
先生の多岐にわたる記事にいつも学ばさせて頂いております。

団塊世代が酷いということですが、
団塊世代の定義=1947年から1949年に生まれた。。。
を辛うじて逃れていますが早生まれなので49年と同学年の私は一応団塊世代ですので一括りにされて悲しい思いです。
駅前等でやけに老人が目立つなと思うとそこには必ずと言っていいほど共産党の街宣車と共産党の政治家が。
その老人方はどうみても70以上です。
要するに戦時中にひもじい思いをした方々。 この世代が一番左脳のように感じます。
(皇室のことも、あの人たちのせいで自分達は酷い目にあったとの発言を何度もきいています)

一般人が最も良く知る団塊世代代表といえば、ビートたけしさん。
そのたけしさんがTVタックルで、俺らの時代は左翼がかっこいいと刷り込まれてきたから云々の発言をされていました。
たけしさんは明言されませんでしたが、そのことから脱却或いは覚醒しつつあるような印象を受けました。
団塊世代は戦後教育の犠牲者なのは先生の仰る通りだと思います。
先生のお仕事分野から接する皆様を少しずつお花畑から脱却させて頂きたいと思います。

はたちで左翼でない者は心がない。30で左翼である者は頭がない。
お気に入りの小説の中で見つけた言葉です。



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ビートたけしさんのファンとして (総太郎)
2018-01-14 23:46:54
先生、お疲れ様でした(^_^)

mai 様が仰る通り、お若いスターの方々と同化されたよう(^^)
スタッフ・キャストの方々が一丸となる良い環境で、残りの充実した執筆と番組の成功をお祈りしております!

さて、ダブルワイエイト様の御意見を拝読して、御参考までですが、

小生、ビートたけしさんは昔からの大ファンで、たけしさんの御友人も存じていたり、言動や足跡はかなり記憶しているつもりですので、暫し御本人の発言録の引用や歴史紹介をお許し頂ければ幸いですm(__)m

たけしさんはお若い頃から世間一般の偽善や綺麗事を冷めた視点で見ておられた印象の、
愛国・保守のスタンスでしたが、現在は達観され、リベラル尊重で考えの違う方々をおおらかに受け入れている状況ですね。

具体的には1994年のオートバイ事故で生死の境をさ迷われ、人生観が変化して温和になられたそう。
1994年以前は、井沢先生や私達に負けぬ程の毒舌と過激な保守的意見をよく表明されていました。

現在は「テレビタックル」を御覧になれば分かりますが、公正中立で、周囲の方々に気を配られ、暖かいユーモアで場を和ませる立ち位置。

余談ですが、「テレビタックル」は
昭和の日本テレビ「お昼のワイドショー」と全く同じ構成。

青島幸男さん→ビートたけしさん
中山千夏さん→阿川佐和子さん
八代英太さん&古今亭志ん馬師匠→大竹まことさんのポジション。
YouTubeで昭和50年8月放送の森昌子さんゲストの回をファンの方がアップされていますので宜しければm(__)m
遠藤実先生、コロムビア・トップさんも応援ゲストで、
当日、日本赤軍クアラルンプール事件のテロリスト釈放要求の問題、久保晴生アナウンサー(久保純子さんのお父上)の羽田空港からの生中継も交えた貴重な映像!

当時、「お昼のワイドショー」は青島さんは現職議員でもちろんリベラル、千夏さんもリベラル、
八代さんは健全な保守のイメージで、番組内での政治論争も度々熱く、後に千夏さんと八代さんも議員になられましたが・・。

当時の青島さんが現在のたけしさんと全く同じで、御自身の意見はあっても、番組内ではなるべく温和にユーモアも交え公正に努め、時折鋭い意見をピシャリ仰るようなイメージでした。

話を戻しますが、たけしさんは昭和の時代から竹村健一先生を御尊敬しておられ、ファンを公言。
フジテレビ「小川宏ショー」で、竹村先生とツービート対談。
御自身のテレビ東京「気分はパラダイス」
フジテレビ系「たけしのここだけの話」等、いつも竹村先生をゲストに呼び、和やかに対談。

ニッポン放送「ビートたけしのオールナイトニッポン」でも、仰っていましたが、
「インテリや知識人は綺麗事ばかり!(怒)、日本の置かれている現実や物事の本質を分かりやすく、説明しているのは竹村先生位だよ!」旨。

番組内では、日教組をボロクソにこき下ろし、「何でも話し合いで解決する訳がないだろう!(怒)」旨、防衛問題にも率直な意見。

「テレビタックル」も初期がもっと過激でした。

そんな当時のたけしさんが、左翼陣営から目をつけられぬ訳がなく、
昭和55年に「朝日ジャーナル」が
「ファシズムみんなで進めば恐くない」のタイトルでツービート批判。

ジャーナリスト・鎌田慧氏の寄稿で、

「ツービートの漫才は保守反動で、特にビートたけし氏の思想や言動は危険、彼らの立ち位置は竹村健一氏や渡部昇一氏らの方向性と同じで許せない」旨。
(鎌田氏は筑紫哲也氏、本多勝一氏らのお仲間でどのような人物かはネットでも皆様に検索して頂ければm(__)m、現在も安倍政権許すまじ!と活動していますが)

後日、同誌に鎌田慧氏と大衆芸能にも理解を示す鶴見俊輔さんの対論が掲載され、
鶴見さんは「ツービートの漫才やたけし氏の言動は表現の自由の範囲内であり、目くじらを立てるべきではない」旨。
鎌田氏は納得していない様子でしたが、
後日、鎌田氏はビートたけしさんにインタビューした際に「最近、落ち目だそうですね?」
と無礼極まる口調。

たけしさんも憤慨され、後年「朝日ジャーナル」
に反論を寄稿し、
演芸にも精通した作家の小林信彦さんも
「自分が良識と信じて疑わない鎌田氏の感覚が一番怖い」と苦言を呈しておられましたね。

平成初頭には、「女子高生コンクリート詰め殺人事件」
「名古屋アベック惨殺事件」を具体例に挙げて
(少年にも死刑適応を!)と
「新潮45」「週刊ポスト」の連載や「オールナイトニッポン」「テレビタックル」で堂々発言!

「朝日新聞」社説、天声人語は、
「ビートたけし氏のような影響力のある人物の発言は問題、氏は少年法の精神を理解していない」旨、非難。
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続き (総太郎)
2018-01-15 00:42:31
当時は、たけしさんも「オイラみたいな一タレントの意見にいちいち突っ掛かってくるなんて、朝日も暇だね(-_-;)」と反論されていましたが、
丁度、この頃に1990年頃から佐高信さんが鎌田慧氏と同じような趣旨で、「噂の真相」「サンデー毎日」で、
たけしさんを誹謗中傷し始め、左翼陣営から目の仇にされていました(~_~;)

その後、オートバイ事故で入院なさる訳ですが、先程お話した通り、復帰後のたけしさんは良くも悪くも丸くなられ、過激な言動は鳴りを潜められた感じですね・・。

御承知の通り、映画監督・北野武として世界的にも評価される文化人にもなり、御自身の影響力も認識され、言葉を慎重に選ばざるを得なくなった現実もあるでしょう・・。

具体的に、残念だったのは
2003年頃、毎度お馴染みTBS 「筑紫哲也ニュース23」にたけしさんが、新作映画のキャンペーンを兼ねて、ゲスト出演・筑紫氏と対談。

筑紫氏は拉致問題を話題にして、
「北朝鮮に経済制裁をするべきという危険な空気がありますが、たけしさんの御意見は?」

たけしさんは、深刻な表情で言葉を慎重に選びながら「例えば、北朝鮮が嫌と言う程、支援してあげる方法もあると思うんですよね・・」旨。

筑紫氏は我が意を得たりと言わんばかりに満面の笑みを浮かべていましたが、
言うまでもなく、筑紫氏に激しい憤りを感じると共にたけしさんにもがっかりさせられましたね!

事故前のたけしさんなら、恐らく歯に衣着せぬべらんめえ調で
「筑紫さん、そんな事言っているから駄目なんですよ!強盗に押し入られて、人質取られて、何でも言う事聞くの?金正日の野郎なんて、三菱銀行事件の梅川(たけしさんはよくネタにされていました)と変わらねえよ!オイラが横田さんの御両親なら、ぶっ殺しに行くね!」
と筑紫氏に毒舌を浴びせたでしょう・・。

実際、1991年、テレビ朝日「ニュースステーション」にたけしさんがゲスト出演し、
久米宏さんと生対談された際には、かなり、たけし節が炸裂!
湾岸戦争についても「久米さんの言っている事は綺麗事が多すぎますよ~」
「フセインみたいな野郎に話し合いで解決する訳がないんだから~(-_-;)」旨、
久米さんに辛辣な直言。

久米さんは真剣な表情で、たけしさんの言葉に耳を傾けながら「たけしさんの御意見は、率直なニュースステーション批判だと思いますし、真剣に受け止めなければならないと思います」
旨、紳士な対応。

久米さんも相当、緊迫したでしょうが忘れられない場面でしたね。

現在なら「週刊ポスト」の長寿連載(世紀末毒談)
が、たけしさんのかなり率直な本音や社会に対する見解が毎週確認出来ますが、
良い意味で公正中立、加計学園の問題始め安倍
政権に対する批判もあれば、左翼陣営の偽善も批判され、是々非々の印象です。

出来れば、かつてのように世の中の偽善にもっと鋭く切り込まれてくだされば良いのですが、
左翼陣営からの凄まじい攻撃や誹謗中傷を思い出すと、たけしさんの御苦労も相当だった筈で心中お察しする部分はあります・・。

では、皆様暖かくしてお過ごしくださいm(__)m
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