井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

「ゆきの、おと ~花嫁の父~」の和の世界

2012年04月11日 | 日記
ドラマ版の「花嫁の父」が海外二カ国のコンクールでノミネートされたことは
お伝えしましたが・・・・
それぞれ、モナコとカナダ。

花嫁の父は、和の情趣がたっぷりです。

それがどう受け取られるか。



台本の表紙も和テイストですね。
ポスターも。



郁子が丸を火打石の切り火で送り出すところなんか、どういうふうに
受け止めるのでしょうね? 悪魔祓いはあっても邪気払いはなさそうだけど?
勘で何となく分かるかな?
一升瓶の酒を船に注いで清めるシーンも。
神社の柏手も不思議だろうなあ。

番傘、神社、正座、着物、お餅、雪駄、もんじゃ焼き、角隠し、紋付羽織袴、
屋形船、日の丸、火打石、日本手拭い、三味線、コタツ、囲炉裏・・・
外国の人の目で改めて作品を振り返ってみると、和のオンパレードですね。
考えてみれば、牛の角突きも極めて日本的です。
勝敗つけない日本の優しさが伝わりますかどうか・・・・。

あと、里志の携帯の着メロが「宇宙戦艦ヤマト」であることは
日本人ならわかり、だから胸に拳を置く戦士のポーズも
説明抜きで伝わるのだけど、海外ではどうするのでしょうね。
スカイツリーも即、伝わるというものでもないし。


ただ、父娘の情愛と、祖父を交えた家族の感覚はきっとシンプルに
伝わるであろうと信じています。



「ゆきの、おと」を宣伝してくださった宇都隆史議員を中央に・・・
左端は下田市議会副議長の田坂とみよさんで、「ゆきの,おと」の読者さんでもあれば
西の宣伝隊長さんです。オンエア前にはポスターを張りに下田市内を歩いてくださいました。
東には男子宣伝隊長が一人いますが、それはまたいずれ。
小説もドラマも随分多くの方々のサポートを頂きました。

ヒゲの隊長こと自民党の佐藤正久議員もそのお一人。





元山古志村村長さん、現衆議院議員の長島忠美さんのパーテイにお招きいただき
本とドラマの宣伝をして頂きました。

その席で、自民党のお名前は誰だったか、・・・・
「私を悪代官の役で使いなさい」と売り込みを頂きました。
はて、どなただったか。偉い方なんだけど・・・・
政治に疎いので・・・
確かに悪代官のお顔をなさってた・・・
笑うと愛嬌がおありだったけど・・・・
ああ・・・年と共に人の名が・・・
あ、大島理森さんだった!




では、また。
しがないもの書きの、らちもないおしゃべりにお付き合いください。