井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

韓国2題

2013年06月26日 | ドラマ
韓国批判を書くと即、嫌韓と区分けされるのかもしれないが
韓流はたまに見るし(韓流の構造的問題はある程度知っているのでお金は
さして費やさないが)、お付き合いのある俳優さんであちらの方もいる。

ということを、いちいち前提におかぬとならないというのが
この国の厄介なところなのであろう。病理と言ってもいいのかもしれない。
自国のことを語るのに、韓国が絡むとなぜこうも神経質に気を配らねば
ならぬのか、ということなのだろう。

今日は韓国批判は二つ。
一つは日韓通貨スワップ、一つはヘイトスピーチに関してである。

日韓通貨スワップのうち、30億ドルが延長無しになったそうで、
まずはよかった。
経済音痴で詳細は知らないが、要するに「表向きは」日韓双方で
融通し合うシステムである。
しかし、実体は日本の一方的経済援助の側面が強い。
あと、世界的に信用度の高い円の裏打ちが韓国の信用度を
高めているということだろう。

しかし韓国側はこの事実をどうしても認めたくないようで、
韓国銀行総裁いわく、

「通貨スワップというのは、一方の側に有利なものではない。日本側が、要請があればするというのは適切な表現ではない」
「双方にとって利益になるなら延長できる」

と、あくまでも強気で、まあよろしいのではないか。
日本の後ろ盾なく、韓国経済が立ちゆくのならお互い
安穏である。

以前ある場所で軽く日韓問題について語ったら、集まってくださった
方の一人からサムスンやヒュンダイを挙げて、韓国経済の好調、
日本の衰退をいう人がいたが、それは違う。韓国経済が
日本をはるかに抜き去って景気がいいように「見える」だけであって、
実質、サムスンもヒュンダイも精密機器の部分は日本の技術に
負っていて、パテント料も日本に支払わねばならず、第一
サムスンもヒュンダイも外国資本が相当入り込んでいて、純粋に
韓国企業というわけではない。

また、これを言ったら皆さん驚いていたが、サムスンなど
力士や富士山、寿司などを広告に使っていて、要するに
海外では日本製品のイメージで売っていて、要するに
言ってしまえば詐欺商法、日本製品の信用度を借りつつ
「でも、日本製品にしては安いじゃない?」と
勘違い商法にダンピング商法でのし上がって来た。
ヒュンダイも、ホンダの印象に乗っかってのコバンザメ商法である。

さて通貨スワップであるが・・・

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0624&f=business_0624_010.shtml
日韓通貨スワップ協定、誰でもわかる経緯まとめ=為替王
2013/06/24(月) 09:27、サーチナ

こちらの履歴で見れば解るように、通貨スワップによって韓国は何度も
日本に救けられてきている。日本が「保証人」になることで、国家の
経済破綻を免れているのだ。

だから、上記の韓国銀行総裁の弁は強がりとはったりでしかないのだが、
彼らはどうしても日本に救けてもらっているということを認めず、
それどころか「通貨スワップに応じるのが遅すぎる、これだから日本は
アジアのリーダーにはなれない」とか、果ては「日本とのスワップは迷惑だった」とまで
言い放つ。

実体は、日本が韓国の外貨枯渇防止の保証人となっているから、韓国経済がまわっている
側面が多大なのであるけれど。

韓国が今後、危機に陥った時外貨融資を受ける先は中国との560億ドル分の「通貨スワップ」とチェンマイ・イニシアチブによる日本との100億ドル分の「通貨スワップ」だ。

ただし中国経済の危うさを言う専門家は多いので、韓国が中国故に盤石であるというわけにもいかないだろう。大手銀行破綻の噂すら出ているぐらいなのだから。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130624/chn13062411050003-n1.htm
中国「影の銀行」炸裂の予兆 7月危機説に現実味 金利激しく乱高下
2013.6.24 11:02、産経新聞

とまあ、私が「解説」出来るのは基礎の基礎のこの程度まで。

韓国が意地故に日本から経済的独立を目指しても、先は危ないのだが
彼らの願いは日本が「どうぞ救けさせてください」と言っていくことなのであって、
お笑い草だが、かつての日本政府の対韓国政策はそれに近いものがあった。

日本経済が一部韓国に負っているのは事実だが(韓国で食っている企業はある)
多少、一時的に血を流す覚悟さえすれば日本は韓国なしにやっていける。

意外に専門外の話題を柄にもなくひきずりそうなので、ここらで
端折る。後は最近話題の「ヘイトスピーチ」である。

ヘイトスピーチを是認は全くしないけれど、しかし私などが
奇妙に感じるのは、日本人のヘイトスピーチだけが批判されていて、
戦後68年間に及ぶ韓国の日本と日本人へのヘイトスピーチが
等閑視されていることである。
日本人のヘイトスピーチなど、ここ1,2ヶ月のことではないか。
また内容も「本場」韓国に比べればおとなしい。

韓国はあの大震災に対してさえ「お祝いします」だの「原爆は神の罰」など、
凄まじいのであって、殺せ、叩けはもはや日常語に近く、日の丸は燃やす、
引き裂く、踏みつける、天皇陛下の画像を傷つける、天皇陛下に扮した
人物を跪かせて足蹴にする、日本にミサイルを打ち込んで皇室ごと
日本人全員を皆殺しにする小説や映画が大ヒットする、という具合で
これらが毎年、68年間延々とやられ続けていて、それに対しては黙認、
日本人が68年目にしてキレて口走ったら、即大問題にされ
規制法までが言われているという不可解さ。

あちらがやるからこちらもやっていい、というごときことを
言っているわけではない。
ただ、自国民に対して厳し過ぎないか? いや言葉を変えれば
韓国に対しては病的なまでに寛大な一方、自国民をなぜそうも
打ち据えるのだろう。
私などいささか心情的言語を弄するなら、よくぞ68年間も日本人は
言われるまま、忍耐強く叩かれるままにまかせ、何という民度の高さであろうか。
それがついに、堪忍袋の緒が切れて言い返す人が現れるようになった、
と私はそういう見方をしている。