新聞の文庫本書評で高倉健さんの「あなたに褒められたくて」を取り上げたくて、
Amazonに注文したのだが、いっかな届かない。
調べたら目下「ベストセラー1位」だとかで入荷待ち。
急いで、中古を注文、今日やっと届いてさ読み終え、さっき原稿を書き終えたところだ。
「男」としての概念でしかイメージがなかった方だが、繊細でプリズムのような
多面体である。
会おう、来い、と言って来てくださったときなぜ意地を張って会わなかったのか
残念であるが、これもまたご縁。すれ違いもご縁。
昭和任侠伝だか残侠伝だか「白刃の盃」というのを見た。
今は昭和残侠伝「唐獅子牡丹」が届くのを待っている。
あと「新幹線爆破」
いずれも届くのには時間がかかりそうである。
「唐獅子牡丹」に三田さんが出ていらっしゃるのを知らなかった。
山田太一さんの作品ですが、「寡黙、不器用」といった健さんの魅力とされる所が周りの人に評判が悪いところが面白かったです。逃げられた奥さんに「あなたのそういうところが嫌い!」なんていわれて・・。
この中で、黒澤作品の「夢」にそっくりな場面があってびっくりしました。
あまり話題になりませんが隠れた名品、だと思います。
高倉健さんのこういうコミカルな味、もっと見てみたかったです。井澤先生であれば、どういう風景のなかに高倉さんを立たせたのでしょうか・・。
永遠の夢となりました。
暴力団排除条例で、ホテルや銀行など規制をしているのに、仁侠映画出演で有名な高倉健さんや菅原文太さんがお亡くなりになったことで、仁侠映画が再び人気になって警察庁は苦虫をつぶしているかもしれません。
家族で見る映画ではないことは確かなので、我が家では先生のTVドラマ「わが家」を見る予定です。海外の日系レンタル店で、少し遅れてドラマのDVDが借りられるはずですので。
私も、健さんね訃報により、著書を知りました
読みたぃとおもうのですが。
とにかく残念です。地上波では三回、あなたへを観ました。観る度、泣くのですが、追悼番組のそれは違う意味で泣きました。
もう、あのような傑出した方は、いないですね。
さびしいです。
健さんのご冥福をお祈りいたします。
産経新聞のコラムで初めて知った次第ですがあの北条一族八百数十名が自刃した場に健さんのご先祖様である北条篤時もいたそうです。
その子孫が西に逃避行し北九州に住み着いて後に「小田」姓を名乗ったそうです。
高倉健さん(本名:小田剛一さん)は古武士のような風情の味のある俳優として何時までも人々の心に残るでしょう。
お墓は北条一族終焉の地を見下ろす高台の霊園にあるそうです。
健さん、ご先祖さまたちとともに安らかに・・。
原稿は、新聞紙上に掲載されてしばらくしてから
ここに再録したいと思っています。
★海外在住さん
単発ドラマでもDVDで手に入るのですか?
今回の作品はたぶん、DVD化されるだろうとは思って
いますが・・・・。