井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

むっつりイタリア

2018年05月26日 | 旅行
相変わらずふきげんなイタリアです。
かといってイタリアやローマが嫌いなわけではなく、むしろ逆で降り立つと同時に、すっと肌に馴染むほどで、親しみはあるのです。

たぶん、非日常がもう好きではなくなっているのと
帰路の飛行機への嫌悪感があるからでしょう。

ご飯はどれを食べても舌が受け付けず、これはとても意外。
日本式のイタリアンに慣れきっているせいなのか、私の
味覚に変化があったか。昔、訪れたときの感想は
イタリアはどの店も美味しい、だったのですが。

結局、出発時のラウンジのご飯が一番、美味しかったというお粗末。
あとホテルの朝食。普通にアメリカ式なので。
なので、食事はなるべく朝だけにすることにしました。
ただ、ベーコンアンドエッグという定番がないので、
無理を言って、特別に作ってもらいました。
ちょうどいいので、明日からは果物だけの食事にして
贅肉を落とそうと思いたちました。

あまりイライラして落ち着かないので、数年来禁煙していたのですが、
煙でも吸ったら落ち着くかと試しみたら、何というイタリアタバコの
まずさ。ブランドはアメリカなのですが。


昨日の午後7時過ぎ、緑の中を歩きたくホテルの裏手にある
丘まで散策。外はまだ明るく、山の端に日が沈み始めたのが
たぶん8時ごろ。

夕日が黄金で美しく、しばらく見とれていました。
その後、裸足で芝の上をやや歩き、少し落ち着きを
取り戻し、ホテルの中庭での食事中、猫がゆったりと
通りかかり、ローマで嬉しかったのは夕日と猫だけ
なんでした。

ホテルの窓から見える町並みは風情がありますが、別に
絵葉書見てりゃいいし、というふうなのでおよそ
名所旧跡に昔から関心がないのです。

ジャン・コクトーとピカソの名に惹かれて選んだホテルですが、
聞けば日本人の宿泊客は年にせいぜい一組とのこと。
格式の高い五つ星で古いタイプのホテルにはありがちで、
驚きはしませんが、水とお湯の出が悪かったりします。

しかし、ここまでいやだいやだという「旅行記」も
珍しいかもしれませんね。


誤変換他 後ほど。

1 コメント

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夕日と猫 (mai)
2018-05-26 18:09:44
イタリアの…
素敵過ぎる。
若くて自由な身であるならば先生には横に好きな女、私には好きな男でもいればもう完璧な旅でしたと思うのに
先生はどうなのか存じ上げませんが、わたしはもうそういう気力がございません。
ホルモンの働きは実際偉大だと思います。
主人との穏やかな生活とは別の世界の非日常はわたくしにも、もうやってこない年頃なのです。
オフでもお話いたしましたら先生は優しく励ましてくださいましたが(笑)それを痛感いたします。
ホルモンて活きてる内が花なのよ、後はもう侘び寂びがカッコヨス!とか言いながら生きるのよ\(^o^)/
今日は何で夕暮れ時に既にヨッパなのかと言えば叔母の一周忌で酔っ払っております
今日もごめんちゃい