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井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

鍋びより

2016年02月20日 | 食べ物

東京は朝から灰色の雲が低く垂れ込めて、そのうち落ち始めました。

こんな日は鍋です。

フットマッサージの人から教えてもらった、豆乳白味噌鍋。

出来合いの豆乳鍋用のでもいいし、健康をより考えるなら

無調整の豆乳たっぷりに、白味噌を溶かしてゴマでも入れれば

万全でしょう。

中身は何でも。

うちは、れんこん、里芋、スライスしたこんにゃく、菜の花、イワシとエビのつみれ、厚揚げ豆腐、舌の気分転換と出し代わりに、ベーコン数枚。

最近は鍋用に、すでに洗って切ったものも売っていますね。

菜の花は鍋には癖がありすぎますが、旬の青物の苦味はデトックスになるので。

体が温まり美味しいです。

これは、雑炊より白いご飯のほうがいいのかもしれません。

好みですね。

好みといえば、この豆乳鍋にも、しじみを底に敷き詰めました。

というのは、シジミ鍋をやるとてきめん、顔がつやつやになり
肌が透き通って輝くのです。(自分のことを言っているのではありません。
共に食卓を囲んだ人の顔の変化レポートです)

しじみは何の効果だろう。わざわざ、しじみエキスのサプリメントが
あるくらいなので、いいのでしょうね。
食すると細胞に沁み渡り、五感が嬉しがって快哉を叫ぶようなので
身体には、とびきりいいと思います。

ところでキムチ鍋作る人いますか? 某アンケートによると日本で
人気鍋の首位をここ数年占めているのですが、私は
食べたことはなく、身の回りキムチ鍋をやるという人がいないので、
いつも不思議な気がします。

 

追伸 しじみの効能を調べてみました。肌がピカピカに明るくなるは、
栄養学的に根拠がありました!

成分の「オルニチン」が、成長ホルモンの分泌、肌の新陳代謝促進とあります。

成長ホルモンこそは、若さの泉・・・・と、私は思い込んでいるのですが。

オルニチンは、ストレス軽減やγ-GTPの数値の改善にもよろし。

肝臓に良いのは有名ですね。それと二日酔い。

 

タウリンは、肝臓で胆汁酸の分泌を促進。胆汁酸はコレステロールを排出。血液中のコレステロール値が減ります。肝臓の解毒作用を活性化させるのが、タウリンです。

 

 

 

シジミ成分一覧表

 

アミノ酸、タウリン、ビタミンB2、ビタミンB12

 

鉄分、カルシウム、亜鉛、オルニチン…

 

彦摩呂さん風に言うなら「シジミは、貝界のダイヤモンドやぁ!」

 


冷めた恋は蘇らないが、冷めたピザは再び食べごろになる

2016年02月19日 | 食べ物

冷めたピザは、終わった恋と同じくどうにもならないと思い込んでいたのですが、
よみがえらせる方法が、ピザに限ってはあるようです。
何となくネットで調べてみたのです。

 

●油を敷かないフライパンにピザを並べる。

●霧吹きで微量に、ピザに吹きかける。

●フライパンに蓋をして。弱火で1,2分温める。

●チーズが溶けたのを確かめて、出す。

以上。

あちこち調べたのですが、基本は以上に尽きます。
フライパンに蓋の代わりに、アルミホイルを使っても
よいようです。弱火で熱するのも4分という説もあり、
これは、実際やってみないとわからないですね。
要は、チーズがとろけて食べごろになれば良いので。
霧吹きの水も共通ですが、ピザの表と裏と両方に
吹きかける、というのもありました。

 

更に保存の仕方は、

●1枚ずつラップで包み、更にそれをジプロックに入れて冷蔵庫保管。
冷凍が出来るかどうかは知りません。

これはご飯を冷凍するときも、ラップとジプロックの併用で。
昔、向田邦子さんがご飯の冷凍は二重のラップがコツと
書いていらっしゃいましたが、向田さん存命の頃はジプロックは
まだありませんでした。

ところで、以前紹介した「シジミ鍋」。あちこちで好評なんですが、
きょうはふと、小松菜とえのきだけを加えてみました。
良好でした。

ただ・・・・品の良さと「粋」という点では、白菜だけの鍋でしょう。

しじみはレトルトの真空パックを常備しておくと、思い立った時に
やれます。

にんにくは、誰かが人に会う前とか翌日、とかあるので
鍋に直接は入れません。瓶詰めの、おろしガーリックを
めいめい好きなだけ。
にんにくは好みで入れても入れなくても。入れたほうが味に
深みが添いますが。

 

追伸  雑炊にしても、なお余っただし汁はタッパーに濾して
冷凍しておくと次の鍋に継ぎ足せます。
作るたびに、だし汁は深みを増します。


小雨の東京で、ふわとろ卵チャーハン

2016年02月15日 | 食べ物

昨日の春の陽気から一転、肌寒い雨が降っている東京です。

あっさり味のチャーハンに、半熟卵焼きを餡でとろみをつけたのを載せたのが
美味しい店に、今日行って来ました。
添えてあるスープも、単に味をつけましたというだけの愛想のない
スープではなく、きちんと「一品」として存在していて、添え物の
域を脱しています。

心根も腕も確かな料理人がいるのでしょう。

わたくしはこの店では、ふわとろ卵かけチャーハン専門なのですが、
それが出てくる間、メニューを開いてみたら、
「中国食材は原則的使用していません」とあり、
それに添えて「どうしても、調達できないものは中国産を
使っていますが、最小限にしています」とあり、
これはまた、何と良心的な店でしょうか。

「こういう心がけで、日本の人も中国の人も、食に対する
安全を心がけるようになることを願っています」
と書き添えてあって、完璧です。

数人の料理人がいる厨房での会話にそれとなく
聞き耳を立てていたら、どうやら中国語。なおさら、
注意書きが良心的で、ふわとろ卵かけチャーハン以上に
この店のファンになりました。
他のメニューもきっと飛びきりだと思います。

中国に於ける食材の凄まじい汚染のされ方は、営業妨害は
本意ではないので具体的には記しませんが、おそらく
日本人であるあなたの想像を絶します。
韓国が次に、酷いか、あるいはどちらも似たようなものかも
しれませんが、わたくしが調べた限りでは中国のほうが
惨状です。


ふぐと、のどくろのハシゴ

2016年02月06日 | 食べ物

昨夜は、急に思いたち弟とふぐを食べに行き、
そこへ「わが家」の、PDでいらっしゃる

MBSの竹園さんが加わり、そうこうするうち弟の息子、私にとっては
甥っ子が加わることになったのですが、ふぐは流行っている店の
当日に突っ込ませてもらった予約なので、2時間の時間制限
(要するに後の客が、控えている)
甥っ子が現れる前に、時間制限オーバーなので、
竹園さんとはそこで散会、次に行ったのは近くの
のどくろの店です。飲み屋のハシゴはありますが、料理のハシゴは
わたくしも初めてだったかもしれません。
途中で現れた甥っ子に食べるほうはまかせて、
弟とわたくしは、刺し身をさかなにもっぱら飲んでいました。

勘定してないのですが、一合のお銚子を6本ぐらいは一人で空けた
記憶。


ふわとろ卵

2016年02月04日 | 食べ物

某駅近くの中華料理屋で食した、チャーハンに「ふわとろ」の卵を
かけたのが、絶品だったのでわざわざ本日出かけたのですが、
折悪しく「準備中」の札。

ランチタイム以外は夕方からの営業なのかもしれません。
しかし、いったん舌に巣食った味はもう、
離れない、引き返せないでしょう?

そこで、わたくしのとった次なる手段は、同じ駅のそばにある、
オムライス専門の店です。カウンターだけの小さな店ですが、
当たり外れがありません。オムライスだけで
多品種を出しているのですが。

わたくしが頼んだのは、ふわとろ卵のオムライスに、牛バラ肉の
長時間煮込み、デミグラソース添え。
およそ、料理の腕はオムレツで分かると言われていますが、
ここも、絶品ですよ。チャーハンにかけるふわとろ卵は
中国人シェフの腕前ですが、この店は日本人。

そして、「お主、やるな(ニヤリ)」と思わせるのは、
濃厚デミグラソースなのですが、
熱々のオムライスの上に、刻みに刻んだ冷えたトマトを載せて、
冷暖・食感・濃厚さっぱりの
相反するものコラボ。

トマトは、実は苦手なのですが「分相応のわたくしが、すみません」と
いう佇まいで刻みに刻まれた細かいトマトが、遠慮深げにひんやりと、
熱々ふわとろ卵の上に載っているので、邪魔にならないのです。

話は一転、受験生は今頃大車輪でしょうか。受験生の夜食に、
自分で出来るメニュー。

昔、某女流作家さんのレシピで見た「オイルサーデン丼」というのが
あります。

油を敷かないフライパンに、缶詰のオイルサーデンを中身全部、
汁ごとあけて、軽く温める。
それを、汁ごと熱々ご飯にかけて刻んだ万能ねぎを散らすだけ。
ご飯さえあれば3分ですね。
七味をふりかけてもよし。

まぁ、味はそこそこです。オイルサーデンを好む人には
美味しいかもしれません。私はかつて好きだったのですが、いしだあゆみさんに
教えたら早速作ったらしいのですが「油っこくて、わたしはだめ」と
いう感想でした。

世田谷区の住宅街に長く暮らしていたのですが、徒歩数分距離の
イタリアンが、いまだわたくしのランキングでは都内ベスト3に
入るぐらいなのですが、安いのです。
わたくしは週5日はここで、ランチをとっていました。
その中で、アンチョビとガーリックのピザというわたくしだけの
特別メニューを作ってもらっていました。
わたくしが行くとその日は客足が増えるというので、随分
食後のコーヒーをサービスしてもらいました。

この店が閉じてしまったので、アンチョビガーリックピザを
探したのですが、見つかりません。

そこで一計、宅配ピザでマヨじゃがをクリスピー生地で
頼み、プラストッピングでアンチョビをオーダー。でも
それだけでは足りないので、家で更に瓶詰めアンチョビを
散らし、同じく瓶詰め刻みガーリックを載せたら、
かなり近い味になりました。

アンチョビは全部家で載せればいいようなものですが、
しかしそれだと、アンチョビがカリッと焦げてないので、
ちょっと違うのです。
次回は、プラストッピングのアンチョビを3倍に増量出来るかどうか、
試してみようと思います。