ちょっとした絵(?)日記

思うところをつらつら書き並べているだけです。深い意味のない場合が多いですかね?

”調査候補地に3町12カ所=中間貯蔵”で、即”調査受け入れに慎重姿勢”の記事

2012-08-19 19:56:38 | 世相

調査候補地に3町12カ所=中間貯蔵、地元に受け入れ要請-政府

 東京電力福島第1原発事故に関する国と福島県、同県双葉郡8町村の協議会が19日、福島市内で開かれた。政府は、放射性物質の除染で出る土壌などを保管 する中間貯蔵施設の建設に向け、現地での地質調査や測量調査の受け入れを要請。調査候補地として同郡の双葉、大熊、楢葉3町の計12カ所を検討しているこ とを明らかにした。
 これに対し、地元自治体側は回答を保留。今後、福島県と8町村の実務者協議を開き、対応を検討することを確認した。細野豪志 環境相は協議会終了後、記者団に対し「他にも候補地を検討いただけるなら、柔軟に対応したい」と説明した。ただ、用地選定などの検討は当面、候補地として 挙げた12カ所を中心に進められる見通しだ。

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012081900152

引用 時事通信 2012/8/19

調査受け入れに慎重姿勢=候補地の3町長-福島

 国から中間貯蔵施設の地質調査候補地を示された福島県双葉、大熊、楢葉3町の町長は19日、いずれも調査の受け入れに慎重な姿勢を示した。
 9 カ所を提示された大熊町の渡辺利綱町長は国との協議終了後、「まだ白紙の状態」と強調。同施設整備の必要性は認めるとしながらも、「負の施設と認識してい る町民もいる」と指摘し、安全性や汚染廃棄物の搬入について、「(国に)時間をかけて説明責任を果たしてほしい」と訴えた。
 2カ所を示された双葉町の井戸川克隆町長は「とんでもない話」と怒りをあらわに。町として協議は行う考えは示したものの、前提として「必要性や安全性の説明」を求めた。
 また、楢葉町の松本幸英町長は「(町内で発生した廃棄物だけを保管するという)町の考え方と開きがある」と語った。

http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012081900153

引用 時事通信 2012/8/19

4分ほどの時間差で2つの記事が並んでいました。

色々な事情と言うものがあって、各町の反対意見というものがあるのでしょうが、一番大きなことは後手後手に回る政府の対応への不満が大きいように感じます。

現在の政府の対応が早いのか?遅いのか?ということは意見が分かれるところではあると思いますが、一時、避難区域の線引きの時に、中央から見ていてもわからないという発言をされた町長さんがお見えになったように記憶しています。

行政の線引きというのは案外そういうことがあります。非常に危険な交差点のある場所があるのですが、その交差点の中央に市境があって、信号機が設置できないなんて笑えない話もあります。
本来はそういう調整こそが国の役割で、地方分権の名の元になんでもかんでも地方に渡してしまうことに少なからず疑問はあります。
実際、県をまたぐ国道ですら、地方の管轄になっていることで、カーブの手前にある補助信号(事前信号と明記してあったりもしますが・・・)が、単に黄色の点滅だけだったり、本信号と連動して色が変わったり・・・。
・・・統一されてないのは危ないやろうと突っ込みを入れたくなります。それこそ、中央で調整すべきことなんですけどね。

”反対意見”の出る意味というものを真摯に受け止めるべきではなかろうか・・・と感じてなりません。



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