ちょっとした絵(?)日記

思うところをつらつら書き並べているだけです。深い意味のない場合が多いですかね?

基本給、成果反映が後退=8年前より15ポイント減-厚労省調査

2009-11-05 19:55:15 | 世相
 厚生労働省は5日、全国の企業を対象にした2009年就労条件総合調査の結果を発表した。社員(管理職除く)の基本給を決める際に重視する主な要素(複数回答)として「業績・成果」を挙げた企業は46.6%にとどまり、01年の前回調査から15.7ポイントも減少した。(2009.11.5 時事通信 引用)

体感ビジネス論でこのあたりのことを書こうと思った矢先でしたが・・・。

改めて後日書きますが、「分社化」、「アウトソーシング」、「成果主義」というのはワンセットでビジネス誌などで必ず紹介されていました。
これに「株主利益」をプラスすると最早無敵の存在になれますよ(笑)とまで書いていた評論家がいたのではなかったでしょうか?

私が”日本的経営”を見直すべきだと主張するのは上記の内容を否定するわけではなく、欧米の理論をそのまま日本に持ち込むことに疑問を持っているからです。
”日本的経営”の核は”革新”にあると感じています。今の状況に満足せずに更なるステージを目指すという”向上心”こそが”革新”であると考えています。
あるものを全て壊し、新たに作り上げるのは”革新”ではなく、ただの”革命ごっこ”です。

興奮状況はさておき・・・。

バブル崩壊以後、2001年位までの間に”国内の実態”を把握せずに欧米流の経済理論や経営理論が幅を利かせました。
財政再建論もバブル崩壊以後の1990年代後半に突如出てきた話であったかと記憶していますが、これも実際には”日本が崩壊します”と言いながら既に10年です。
自国の事を知らない人が欧米の理論を振り回していたという感じが今でも否めません。

昔、とある方に「国内の事を研究することは非常にいい事だ。だが、学会では一生認められないよ。」と言われたことがあります。
多分、今でも認められないでしょうが・・・(苦笑)


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