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魚のあぶく。oO

日々の他愛もない日記と写真などの公開です

5/29(日) 雨の降る日

2011年05月29日 | Weblog


台風は、一応温帯低気圧に変わったものの、それでも一日雨が降り続ける日曜日。

基本は引きこもりやったんやけど、午後から少し、近くの公園に出かけてみた。

雨の日は、雨の日で普段とは違った景色も見せてくれるからえーな(^^)

特に、花びらや葉っぱについている水滴が綺麗で好きやったりする。

紫陽花が咲き始めたら、梅雨の写真も楽しめそうかな。

今日のご飯

朝食 バナナ

昼食 ラーメン

夕食 串カツ、トマト、ビール、ハイボール

写真は、花びらについた水滴

ポスト菅直人

2011年05月29日 | abuku
よく、ニュースに対するコメントなんかで、菅総理を辞めさせて次はどうするんだ、どうせ、誰がなったところで変わりはしない。こんな非常事態に、総理大臣を代えるべきではないという人がいる。

個人的には、「誰がなったところで変わりはしない」というところに異議を唱えたいんやが、こればかりは、主観的な話で、事前にはどうしても証明できないから、お互いに歩み寄りは難しいところやな。

また、「非常事態に、総理大臣を代えるべきではない」というのは、本来は全く同感やったりする。

ただ、今回の場合は、この常識が裏目になってしまったとこもあるな。

少し話がそれるけど、震災発生当初にあった、「色々と流言やデマが飛び交ってるけど、政府の発表を信じて、冷静に行動しよう」なんていう、これまた、本来は当たり前の常識が、結果的に失敗やったりもした(例えば、原発の危険範囲について、政府発表はむちゃくちゃやった。「外国は80km圏で避難させている、警戒範囲外の人でもとにかく、遠くに逃げろ」という、当時では「デマ」とされた言葉が、結果的には一番正しかった)。

まぁ、さすがに当時の政府に悪意があったとまでは言わへんが、その後も出てくる、国民の安全からほど遠い対応を見てると(校庭の敷地で20mmシーベルト以下まで許容とか、放射能の拡散予報の非公開とか、メルトダウン状態であったことがわかっていても黙ったままやったとか、現在進行形なら、海水にどれだけの量のどんな種類の放射性物質が流れているのかの詳しい発表がなされていないのも、ホンマにわかってないだけなんか怪しいもんや)、政府発表を信頼して行動しろていうんは、今では明らかに「デマ」やと言ってもいいと思う。

まぁ、本人がいくら信じようが勝手やが、他人さんにも勧めるんは、今では新興宗教の勧誘のたぐいとしか思えへんなぁ。

てな話はまぁ、少し置いといて、ここでは、タイトルにもしている、「ポスト菅直人」というものについて、考えてみたい。

とりあえず、僕自身の誰がなるべきだという考えは、置いておく。これは、無責任だというわけではなく、次の総理は、国会議員が決めるべきものだと思っているから。

いやいや、そんなん当たり前やん、今までもずっとそうやんてなことを言われそうやけど、そうではなく、今までの、国会で多数を占める政党の党首が自動的になったり、連立政権で多数を占める政党の合意で総理に選ぶ方式ではなくて、一切の党議拘束もなく、一国会議員が自分の信念を表明し、震災からの復興、原発災害に対する政策を、有権者たる国会議員に対して演説し、支持を得るという、本当の意味での選挙で決めてもらう。

自民党議員が民主党議員を支持しても構わない。共産党議員が自民党議員を支持しても構わない。とにかく、各国会議員が今後の震災復興を託したい議員を総理に選び、震災復興については、無条件で従う。立法に協力する。そして、一段落したら、解散総選挙をし、どの政党が勝利しても、この総理大臣を震災復興大臣に任命して、復興任務に継続してあたらせ、与党は協力する。

内閣の仕事というのは、経済、外交、安全保障、社会福祉といっぱいあるから、本来なら、大政翼賛的な多政党間の協力というものはできない。ただ、こと震災復興に関しては、全会一致で協力できると思う。

ならば、緊急避難的な措置として、本当の意味で震災復興に特化した挙国一致内閣というものを今回だけ、臨時に組閣して、本当に信念を持った政治家に、一生の仕事として取り組んで欲しい。それだけの熱意がある人でないと、この未曾有の大災害からの復興はなしえないかもしれない。

世間の、政治家というものに対する不信感というのは大きいし、僕も総体としては胡散臭いものやと思ってるけど、個々の政治家一人一人をとってみれば、正義感や誠実さに満ちた人も、まだまだいると思う。

そういった人たちが、いつの間にか汚れたり、埋もれたりするのかもしれへんけど、今こそ現れ、輝いても欲しい。

この選挙システムやと、総理といってもホンマに臨時のものやし、解散総選挙後は、総理ではなくなり、そのまま震災復興のみにあたるわけやから、私欲に満ちた者ではなく、真に復興に身を捧げたい人がなりやすいと思う。

これならば、次の総理大臣の決め方として、無責任な案ではなく、期待も持てるんやけどなぁ。

他にも案はあるのかもしれへんけど、僕としては、この案を提案したい。

内閣不信任案、今週にも提出か

2011年05月29日 | news
与野党の国会対策責任者が29日午前、NHKの討論番組で、菅内閣に対する不信任決議案についての見解をそれぞれ示した。自民党の逢沢一郎国対委員長は「そう遠くない時に、国民の声を受けて提出する」と述べ、週内にも提出する方針を表明。民主党の安住淳国対委員長は「粛々と、憲政の常道に従って、否決する自信がある」と否決に全力を挙げる考えを強調した。
逢沢氏は、菅内閣の東日本大震災や福島第1原発事故への対応を批判した上で、「菅直人首相に日本を託せない。与党内からも、菅さんでは国の未来を開けないとの声が上がっている」と述べ、民主党から不信任案への同調者が出ることに期待を示した。これに対し、安住氏は「わが党には(同調者は)いないと信じている」と語った(11/05/29 時事通信配信より引用)。


こんな時にまで、与党と野党が対立するなんてと責められる一方、なんで、一刻も早く不信任案を出さないんだ、サミットに行かせるべきじゃなかったとも責められる、板挟みの自民党谷垣総裁。

まぁ、確かに、本人にも強引さがないし、はったりもかませへんから、優柔不断に見られても仕方がないし、現に優柔不断でもあるんやろう。

ただ、実際問題、出し時が難しいんはあるやろねぇ。

普通は、不信任案ていうんは通らへんもんやから、通らないこと自体を目的として出されることが多い。

特に、総理大臣が不人気な場合、その不人気な総理大臣でいさせた方が、次の選挙で得やから、与党内で総理を降ろさせへんために、与党側への信任投票という意味で出されることになる。お前ら、総理大臣として信任したのに、なんで、党内で総理を降ろそうとするんだと批判できるからね。

だから、こういう目的では、むしろ不信任案が可決されへんことが前提になる。不人気総理に辞められたら、困ってしまうもん。

ところが、今回の場合は、自民党としては、ホンマに菅総理を辞めさせたくて不信任案を提出しようとしているから、難しい。

下手に否決されたら、上と同じ理屈で、党内で菅降ろしができずに、与党も野党も国民も、ほとんどが内閣を支持してないにもかかわらず、菅総理が居座る羽目になってしまう。

国民からは、各種世論調査でも20~30%の支持率で、不支持率はその倍から3倍。民主党内でも、ほとんどが菅ではダメだと思っているし、閣僚ですら嫌悪感を露わにしているものもいる(海江田経産相とか)。

正直、菅総理に解散権がなければ、すでに民主党内部で引きずり降ろされていたやろう。

これが、システム上の問題と、国会議員の己の地位への固執から、なかなか引きずり降ろせへんどころか、今回予定されている不信任案でも否決される公算の方が高そうなんやから、ホンマに困ったもんやなぁ。

かといって、このまま手をこまぬいていても、被災や原発の被害が拡大するばかり。国会議員の皆さんには、なんとか私欲を捨てて、不信任案を可決して欲しいもんや