goo blog サービス終了のお知らせ 

魚のあぶく。oO

日々の他愛もない日記と写真などの公開です

選挙の後

2013年07月28日 | abuku
半年ほど前に終わった衆院選と、一週間前に終わった参院選。

結果だけ見れば、ようは自公連立政権が圧勝で、野党、というより、民主党が惨敗ていう結果が続いた。

で、自民党のおこぼれを、衆院選では維新がとり、参院選では、共産、維新、みんなが分け合った。

結果からするとこうなんやけど、僕の感覚やと、どこかの政党が勝ったとか負けたとかいう話より、いわゆる「二大政党制」の終焉が、今回の選挙の結果なんやろうと思う。

もちろん、今後また、日本でも政権交代が可能な二大政党制が起こることはあるかもしれへんけど、少なくとも、自民民主の二大政党制は終焉したやろう。

なぜか?

それは、自民民主の二大政党制が、無理矢理作り上げられたものやったから。

小沢一郎が政権交代をぶち揚げ、日本新党の細川元総理を担ぎ上げ、朝日新聞を初めとした日本の大手メディアが必死に焚きつけた集大成として、「作り上げられた」二大政党の一翼ていうのが、民主党やった。

それを端的に表す言葉が、2009年衆院選時の「一度やらせてみて、駄目ならまたかえればいい」てな言葉やろう。

こんな無責任なフレーズに騙されて選ぶのだから、無責任な政治家しか選ばれず、無責任な政権しか生まれない。

そもそも、二大政党制がなぜ求められたかていうと、政権交代の実現が求められたから。なぜ、政権交代が求められたかていうと、一党の政権が続くと、そこに澱みが生じるから。

これ自体は理解できるし、〝健全な〟二大政党制なら、僕も異論はない。

しかし、無理矢理二大政党の一翼に祭り上げられた民主党は、残念ながら〝不健全な〟二大政党制にしかできなかった。

根本的な話として、二大政党制による政権交代可能な体制は、あくまでも、政治を良くするための一方法にしかすぎない。

ところが、いつしか手段と目的が入れ替わってしまい、政治を良くすることが目的ではなく、政権交代だけが目的になってしまった。

その結果、政権担当能力のない民主党という政党をマスコミがその能力以上に褒め称え、有権者が駄目ならかえればいいという無責任さで選び、向上心のない政党が驕り高ぶり、国民を巻き添えにして、滅びた。

別に、自民党が素晴らしい政党とも、優れた政党とも言うつもりはない。今は、一時期よりは一応、謙虚にはしているようやけど、すぐに腐り、澱んでいくのも時間の問題やろう。

だから、今度こそは、真にまともな対抗馬が現れて、互いに緊張感を持ち、切磋琢磨しあえるような状況にはなって欲しい。

そのためには、無理に作り上げるのではなく、野党自らが作り上げていかなければならないし、有権者が育て上げていかなければならないやろう。

そして、そのためには、国民が、正しい目を持って、政治家というものを見つめていかなければならないやろう。

その目を眩ませるマスコミといった腐ったフィルターに惑わされず、自分の目で見つめていきたい。

それは、情報をマスコミだけに独占されることなく、複数の視点から見ることのできる、ネット社会の今だからこそ、可能になってきていると思う。

今はすでに、選挙の後ではなく、次にある国政選の前なのだから、正しい目でじっと見つめていこう。

日本を良くするも悪くするも、全ては国民の選択次第なのだから、未来の国民のためにも、今、選挙権のある僕たちが少しでも正しい選択を積み重ねて行こう。

出産立会で、単独首位から棄権

2013年07月28日 | news
石川遼や松山英樹が出場している米男子ゴルフツアー、カナダ・オープン(カナダ・オークビル)で27日、前日の第2ラウンドまで単独首位に立っていたハンター・メーハン(米)が妻の出産を理由に突如棄権した。米メディアは「彼は勝つことを選ばなかった」などと一斉に報じた。

メーハンは第3ラウンドのスタート直前、妻のカンディさんの陣痛が始まったとの連絡を受け、途中棄権することを即決。カンディさんが待つテキサス州ダラスに向かった。「さっき興奮する知らせを受けた。妻と私の第1子が分娩室(ぶんべんしつ)に入ったらしい。結果的に棄権することになってしまったが、大会には心から感謝の意を表したい」とコメントした。

メーハンは世界ランキング22位の31歳。前日まで通算13アンダーで単独首位に立ち、ツアー通算6勝目を目指していた。同オープンの優勝賞金額は100万8千ドル(約1億円)(13/07/28 朝日新聞デジタルより引用)。


こういう人、好きやな(^^)