ひとりで3役をこなす わたし…

発達障害児(高機能自閉症・アスペルガー症候群)+ADHDの母親であり、 妻であり、でもその前に私は私です…

HAPPY BIRTHDAY KAI ♪

2005-05-27 02:18:02 | 子供の事
 KAI 3歳 おめでとう! 

あなたが産まれたのは2002年の今日でした。
2人がなかなか 出来なくてホルモン治療・タイミング療法で
やっと出来ました。
ドクターが「今日なら女の子だぞ」と言っていたのに
5ヶ月目のエコーでおちんちんが見えた時は
みんな 絶句…でした。

タイミングの日から2~3週間後ぐらいに
着床しているのか病院に行く日でした。
当日 出血… 「あ~きてしまったとがっかり。
病院に行っても仕方ないなぁ~と思って行くのをやめようとしていたけど、
自然と足は病院へ行っていました。
そうです…切迫流産になりかけでした。
すぐに緊急入院することになりました。
でも、hoku のこととかあってとりあえず一旦帰って午後から入院しました。
それから 1週間は絶対安静!
トイレ以外は立つ事も禁止でした。
点滴、止血剤の薬も飲んでいました。
なんとか 1週間で退院!とりあえず hoku の事もあったので
実家に行きました。しかし 退院したその夜すぐに出血。
もう 薬を飲んでいてもダメでした。
hoku はAkalaの入院中具合が悪くなり、点滴を打ったり大変だったので
(障碍が分かってから 初めての1人でのお泊りがかなりのストレスになっていた様)
実家を後に 我が家に帰宅しました。
それから 安定期に入るまで寝たきりの生活でした。
チョコチョコと家事をしては寝て、というかんじでしたが
相変わらず薬を飲み続けても出血は止まりませんでした。
妊娠しているのにナプキンが常にいるという状態だったのです。

もうあきらめようと思いました。
パパ・あーちゃんとも話し合って
「自然とこの子は堕りようとして最初から出血しているのに
 自然に逆らって薬で体内に留め様とするのはいかがなものか?」
担当医に話すと 「大丈夫です。そんなことはないですよ。」との返事。
半信半疑で毎日を過ごしていました。

5ヶ月目ぐらいになると 普通の生活なら出血もなくなりました。
7ヶ月ぐらいになるともう出血はなくなったのですが
今度は張りがひどくって張り止め「ウテメリン」とかいうのを飲んでました。
そして8ヶ月とちょっとの時に また出血と陣痛の様な痛みが…
すぐに夜中救急でかかった。
「今は産まれないけど 切迫早産になりそう!入院しましょう!」
・・・え~!!絶対無理だからぁ~!
hoku の異常さはピークに達していたので 入院は出産まで絶対に出来なかった。
また 薬と絶対安静の日々…
もう この時は「何がなんでも10ヶ月までおなかに入れて無事に産むんだ!」と
前向きに頑張っていました。
そして 汗ばむ日曜日の夜、洗濯物をたたみ終わりお風呂に1人で入っていると
グルグル~…あれ…?きたかぁ~?と思ったらあっという間にドンドン痛くなり
やっとの思いでお風呂から出て、「もうダメだ~」とF1を見ていたパパに
電話してもらい病院へ。
パパが送ってくれるはずが hoku が起きてしまったので
急遽 タクシーで行く。
もう、タクシーの中で産んじゃいそうなぐらいになって
タクシーのおじちゃんも 「大丈夫ですか?」と不安そう。
なんとか着いて急患の窓口までヨロヨロと歩いて行った。
「6階の産婦人科病棟へ上がって下さい!」
「え~!もうダメです!歩けません。産まれちゃう!」と言うと
産婦人科の看護婦さんがストレッチャー持って来てくれて
すぐにLDRの部屋(陣痛室から移動しないで出産出来る部屋)へ行って内診。
助産婦さんに「こんなになるまで 何やってたのよ~!8センチじゃない!」
「え~!知らないよぉ~お風呂入ってたら急に来たんです!」
「経産婦は早く産まれるって知ってるでしょ!」
「それにしたって~痛くなってから30分しかたってないですよ~」
「研修医さんも入るけど大丈夫?」
「ハイ。」(こんな時に聞かれても嫌ですなんて言えないじゃん!)

しばらくすると先生・看護婦・研修医が来た。
研修医が「点滴 打ちますね。」と言って針を腕に入れようとするが
ビビってAkalaの腕にさせない。
Akala も陣痛がかなり痛くて「もう他の人が打って!」と言ってしまった。
研修医君ごめんね~

それにしても 今回の陣痛はおなかが痛い。
助産婦さんが来ると「おなかの皮が裂けそうに痛いよ~」と言うと
「大丈夫よ~。もうすぐだからね~。」と全然関係ない答えが…
そして「もうだめ!もうだめ!だしたぁ~い!」と叫ぶと
破水させてくれてあっという間に スッポン と産まれました。
「あ~すっきりしたぁ~」

お風呂で痛くなってから2時間30分で 3596gのkaiが産まれたのです。
そうそう、hoku も3500gで産んでるけど
2人も切らないで産んでるんです!
だからあの チョッキンっていうの経験したことないし、
ドーナツ椅子がないとだめ~とか歩くといた~いっていうのは
全然経験してないのでわからない Akala なんですよ。

そして おなかの痛いのはなんとお腹の筋肉が裂けてしまったのです。
もう 戻らないそうです…

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