マレーシアでは食べられなかった旬の「鮎=アユ」を焼いてみた。
画像出典: 鮎の塩焼きをマナーよく身だけがぶっと食べられる方法
マレーシアではアユは売ってない。イワナも売ってない。ニジマス
はかろうじて知る限り1件だけ、シャーアラムの問屋さんで見つけ
、、数回買って調理したことがある。 勿論冷凍ですけど。
鮎は今が旬、釣りの解禁により各地で写真の様に長~い釣り竿の
姿が季節を感じさせ、格別です。鮎の生態も不思議で1年魚。砂利
などに産卵し稚魚は海に下り、プランクトンを食べて大きくなり、
春の4~5月頃また川を上ります。今度は川の苔を食って、成長し、
下って産卵するまで苔は大事な主食ですね。
縄張り意識が強くて威嚇なのかケンカなのか、相手にぶつかるそう
です、それゆえ釣り方は「友釣り」や「友かけ」という漁法ですね。
餌釣り、ルアー釣りやラインしか知らないワタクシには、凄く高度
な釣り方に見えます。到底、真似できません。
監察(入漁証明)はもちろんですが、釣り竿も仕掛けも、道具も、
タモなど小物も、服装も、全てが特別に見えます。足を半分、川に
突っ込み、長時間なんて冷えてオシッコしたくなります。ひえェ~!
オートキャンプをしたときは、ニジマスもそうだけど、釣り管理場
で鮎の塩の串焼きも美味しかった。
日本の家庭の台所では串焼きは出来ないので、魚焼き器か、フライ
パンだね。網にレモンや酢を塗ると皮がくっ付きにくいとされる。
むしろフライパンにクッキングペーパーを敷き、少々の油と酢で
いつも焼いている。今回はペーパーは使わなかったけど、こういう
魚は皮が命。パリッといきたい。魚の水分を取り、焼く側は余熱が
大事。苔が主食なので、内臓もしっかり食べられます。
なので、内臓のまま焼く方法と内臓を取り出し味噌と混ぜ合わせて
焼く方法もあります。今回は普通焼きと内臓と合わせみそ味噌焼き
の2種類で食べます。
内臓を潰し、合わせ出し味噌とおかかとハチミツと合わせたものを
またお腹に詰め直して焼きました。これは、「鮎の肝みそ焼き」と
いうらしい。
他の料理法として一番はポピュラーな塩焼きだね、しかも串焼き。
鮎のフライも美味しい、バターでソテーするとか、甘辛煮も最高だ
これは、スーパーで売っている「生の鮎」です・・・
・・が、今回はこれじゃなく、先日、中央卸市場で買ってきた鮎を
焼きました。この生き生きした新鮮な1年を歩んできた・あゆ君・・
・・縦スジのあるフライパンと、魚焼きグリルで焼いてみた・・・
そして、初めてのやり方だけど、お腹の甘味噌入り鮎焼きです・・
肝、内臓は取り出し裏ごし、調味と合わせ火を入れます。冷まして
からまたお腹に詰め直すのです・・・なので少し肥満気味に??
やはり、縦に刺す串焼きじゃないと、お化粧塩もうまく乗らないね
・・尻尾も折れちゃうし・・・しおれてしまう・・・
都会じゃない「準田舎」に住んでいるため、こんな光景を身近で
みることが出来た。
皆さん、、、美味しい、元気な鮎を沢山釣って下さい・・・
頻尿気味の私は、こんな足元が冷える場所で、釣りは出来ねーなぁ
有難う御座います励みになってますよろしければポチクリを嬉しいです。