Mamy diary★☆

南国ミクロネシアからインド、そしてマレーシアへと。
学生との出会いにときめきながら、念願の東南アジアへ・・・

そして、嵐

2007-05-21 18:28:34 | ☆きまぐれ日記☆
夜も更けてきた頃、星が消えていた
正しくは雲が覆って何も見えなくなっただけ
ちょっとやな予感・・・。

時間はまだ早い
朝早かったことも、お酒が染み込んできたこともあり、徐々にテントでおやすみする人も増えていたころ、雨も本格化してきた。

海で濡れたままだったし、気にならなかったから濡れたまま遊んでたけど、そこまで寒くない。
でも火は絶やさないようにココナッツの実や葉で対応。

風も強くなってきた。環礁内なのに波が荒い
一人じゃないということと、非日常の環境と、ほどよく効いたアルコールで、妙に楽しかった私は「こういうの好き」と思ってしまった。
遊びまわった大学時代・・・懐かしい感覚でした(笑)

だんだん台風並の暴風雨に加速してきた悪天候

火は絶やすな、に本気。

それでも雨を吸った天然燃料ココナッツは次第に炎の勢いを失う・・・。


なんと料理で使ったチャコールの炭があるじゃん。
ガソリンをふりかけ、着火。復活。

テントの一つが浸水した
女の子用テントに入るだけ入る、プラス男の子の数名が雨漏り男の子テントで忍耐の就寝
もうこれは外で寝るかなっと思って浜辺に寝転がってたら、満潮到来。
しかも大潮。
足元からざぶーんじわ~っと波がのぼってくる~(激しくはない)
思いのほか、海の水があったかいので、体が波に浸ったときの方が暖がとれるという変な話。ぬるま湯に包まれ、うとうと・・・

・・・ざぶーん  ざぶーん ざぶーん

え、ここまで来るの?

海岸線にもとあった最高潮位の痕跡を越えて、波が来た
首まで来るとちょっと・・・危ないね、しかも体の周りの砂が持っていかれて埋もれる

起き上がったのをいい事に、夜中にさらに出没するというヤシガニ捕りに深夜の森へ
懐中電灯片手に暗闇冒険隊(暴風雨の中)
ヤシガニはココナツを食べる、ので木に登る。木肌に張り付いてたヤシガニ2匹獲得、そしてそのまま焼いて食う(立つのも少々困難な暴風雨の中、深夜4時)
おかしすぎて笑った

波にキャンプ道具を持っていかれないように高いところに上げ、
コップで真水をかぶって体の潮を落とし、寝ました。
そろそろ明け方、いい時間


大満喫、無人島暴風雨の夜☆
アドベンチャー、いいですね。

楽園

2007-05-21 17:52:54 | ☆きまぐれ日記☆
久しぶりのアンツ

アンツ環礁はポンペイ島の西の沖、スピードボートで約1時間少々(波の具合によって前後)にある大きな環礁。
いびつな長細い丸をした環礁内に入ると、ほぼ波のない穏やかな浜が広がっている。
その中の一つの島で、今回はアドベンチャーキャンプ、完全無人島1泊2日体験をしてきました。
週末もスピコン指導に追われる、予定だったのに生徒が大丈夫と高をくくった!それならばと急遽宿泊組に混ぜてもらいました。

水も電気もない島、生きる術は持ち込み荷物と知識・技術、それを駆使した現地調達食料のみが身を助く

釣りに長けた3人がしっかり夕食を確保してくれていたとき、山食料調達部隊はすでにヤシガニ(ココナッツを食べるカニの一種。貝をかぶってないヤドカリのようなイメージ。でも手のひらからはみ出す以上に大きい)をほうばっていました(ごめんなさい、でも、絶品♪)

驚くほどに穏やかだったこの日の海は、どこまでも透き通っていて透明度も色も別世界。
いつも疲れた心を癒してくれる、この海。
波打ち際で波に遊ばれながら、体を浸す。
いくら寝転がっていても飽きない
砂の形が違うだけで、目の前をヤドカリが横切るだけで、幸せな気分になる
ウクレレを弾いたり、シュノーケルしたり、浜釣りをしたり、散策したり、貝を拾ったり、昼寝したり、お話したり
それぞれにおもいおもいの時間を過ごす

日が落ち始める頃にはBBQスタート
暗くなる前につくってくれたキャンプファイヤーを囲んで飲み語る
新鮮海魚を丸焼きと刺し身でいただく
花火にお酒においしい料理

満点の星と細い三日月、波の音
完全灯りなしの環境で、月の明るさは偉大

初日の夜は更けていきました