Mamy diary★☆

南国ミクロネシアからインド、そしてマレーシアへと。
学生との出会いにときめきながら、念願の東南アジアへ・・・

Holi

2009-04-06 17:59:53 | インド

3月11日(だったかな?)
Holiは本格的な夏の到来を前に行われる「色」のお祭り

色の粉、色水(地域によって違う)を誰にでもかけていい
上下関係もなく、ちょっとした無礼講・・・と聞いていたけど、でもやっぱり最低限の礼儀はあるものでした。

シャンティニケタンではドール祭といい、みんなが黄色のサリーを着て、2列になって踊るという、行事があります。

スティックダンスと普通のダンスの種類がある中、私は2日前に参加を決め、短期集中特訓(笑)
当日は楽しく踊りました^^
見るのもいいけど、参加も楽しい!

いい思い出ができました。

そしてそんなダンスの後はもちろん、お粉まみれ。
学生をはじめ、全然知らない人からも「Happy Holiーー!」と粉をつけられました。
赤やら青やら黄色やら
途中からむせるくらい(笑)

最終的にはみんな写真のように・・・カラフル

どんなに洗っても結局3日くらい、体のどこかに色が残ったのでした。
あ~、でもダンスも楽しかったし、粉かけも初めてで、なんだか楽しいお祭りでした!

ドライヤーの風

2009-03-05 18:52:07 | インド

暑い

早くも夏が到来

「夏になるとファンを回しても熱風しかこないからね」
と聞いていたけど、ほんとにそう。

部屋の窓を開けてファンを回すと、外の熱い空気が入っていて、逆に室温があがる。

結果、窓を閉めてファン

そのほうが風が涼しい


家でも窓を開けていると、風が通り抜けて家の中に温風を運んでくれるので、閉めていたほうがまだひんやり感がある。


湿度がないので、そこまで苦痛ではないけれど、これからどんどん気温が上がっていったらどうなるんだろう??


picture 1

2009-03-02 19:50:02 | 写真
こっちで着ている服の半分は、気に入った布を買って、それをテーラーに持っていって自分サイズ仕立ててももらっています。

ピッタリサイズになるし、細かいデザインにも応じてくれるからとっても楽しい

仕立ても1週間くらいで完了。
買ってみたけど、ちょっと大きかった服のお直しや、長袖を半袖にするとか、ノースリーブに袖を足すとか、どんなお願いも聞いてくれます。

そのいつもお願いするテーラーさんの近くにいた子どもとお母さん(か、おばあちゃん)

人見知り、全然しなかった

開ピアス式

2009-03-01 14:20:01 | ☆きまぐれ日記☆

開けた…ついに開けました。
念願のピアスホール
めっきりインド人化(?)しつつある今日この頃(主に服)。

嵐の修学旅行10日間から学生も私にインド人女性的アレンジを施してくれるようになってきました。

先生、髪はこのように下ろすほうがいいです。…はい。
→タイトに留めあげていた髪もおろすようになった。

先生、このティープ(おでこにつけるシール)はとってもきれいです。…そうですか(嬉)?
→額のビンディーは欠かさなくなった。

先生、それはどこで買いましたか、とてもきれいに見えます…デリーで買いました。そのちょっとおかしな文法は見逃しちゃいます。
→毎日の服にもちょっとは気を使うようになった。

先生、そのネックレスはとてもいいです、インドにはありません。…ほんと(照)?確かにこのデザインはないねぇ。

先生はインド人になりました・・・ほんまかいな。


そしてついに先日
たまたま授業の少ない日、そんな日は朝も焦らずちゃんと準備ができるのんびりスタートDay
そんな日だから、白の刺繍ステッチが入ったパンジャビ(とってもきれい^^)をおろしてみました。お直しを頼んでいたのが返ってきたから。
白は正装だから式典のときとか、ちょっとかしこまったときに着る。ので普段着ていると結構目立つ。私としては別に意味はなかったけど、着てみたかったから着てみた。
普段は威厳を出すために(出てるのか…?)メガネで授業に臨むけど、今日は久々にコンタクト
頭もちゃんと整えて、ビンディーもして、気分良く出発♪

…到着(チャリ3分)!

学生(…!!!)

先生、今日は何の日ですか!?…いやいや、何の日でもないよ。
先生とてもきれいに見えます…ありがとう(照)
どこで買いましたか
いつ買いましたか
この刺繍は伝統的なもので・・・

云々かんぬん…

そしてとある学生がおもむろに、
先生、ピアスをしたほうがいいです!   どーん!突然やな!
どうしてしませんか!?        …イタイでしょ、きっと…。
痛くありません、ちょっとちょっと!  …痛いんやんー
先生の耳は柔らかいですから、ティカチェ!(大丈夫)!…ほんまかいなー
先生、今行きましょう!!        どーん!はやいな!!

でも勢いとは怖いもの、行ってしまいました。
ビューティーパーラー。ここで開けます。

恐怖におののく私に引率した学生
先生は大人ですから、patientです!…それを言われちゃ我慢するしかない

お店のきれいなおばさんがピアッサーを使って耳代わりの厚紙に狙い撃ちの練習を始める。
バン!!!・・・バン!!!・・・バン!・・・
こ、こわい。音だけ聞いたらめちゃ怖いやん!
引きつる私の顔、こんな恐怖はいつぶり・・・?
鏡越しにそれを見る学生、笑うものあり、顔を覆うものあり…

「はい、大丈夫大丈夫、緊張したほうが痛いよー」とおばちゃん
うううう・・・ひー・・・・・!!

バン!


…あれ、思ったより…痛くなーーい♪

右も

バン!

…あ、やっぱりちょっと痛い…;;

でも、予想していたもだえる痛みもなく無事私の耳には穴が開きました(笑)

るるるーん♪
学校到着から1時間、即決即行の開ピアスホール式でした。

そしてやっぱり、ピアスの方がいい♪
確かにみんなしてるもんねぇ~

そして雰囲気も変わった気がする人生ピアス2週間目の今日でした。

インドへ ~デリー~

2008-12-13 16:55:06 | ☆きまぐれ日記☆

帰国から5ヶ月半

今、ここインドの地を踏んでいる。


渡印は10月だった。
予想以上に暑く、半袖でも十分な気候

到着したデリーではまず独特の雰囲気に迎えらる
でも・・・違和感はそんなにない。ような。


1週間のデリー滞在
研修や挨拶回りで時間が過ぎる

道路を横断する勇気を持つのに2日
インドの食べ物(やっぱり主にカレー)につかまるのに1日
砂埃に目と喉をやられるのに数時間

目の前で見るデリーの人々

男性社会
紙社会
学歴社会

最初の印象

オートリキシャにいちいち交渉するのがちょっと面倒
だって相場もまだわかんない

持ってきた服が厚着だったことをポジティブ理由に、新しい服を買いに走る
足元もサンダル

ありふれるモノ
お金させあれば貴族のような生活ができる
気の遠くなるような格差が、共存・・・しているのかどうか

でもそれで普通

バランス感覚に驚く


そんなデリーでの最初のインドの印象

まだ何もしらないけど、印象だけは留めて置くとして
これがいずれ、どう変化するのか


振り返ってみた10月半ばでした



帰国

2008-07-03 13:33:49 | ☆きまぐれ日記☆
先週29日、日曜日夕刻

帰国しました。
2年と3日ぶりの日本の地

体にまとわる空気は雨だった割には湿り気も強く感じず、
かしゃっとはまるような、しっくりくるような、やはり自分の中にある感覚に合わさるかんじで
久しぶりだけど、すぐに戻れるだろう日本人感覚を今から感じます。

空港にはこのボランティア派遣で知り合った親友さちが
わざわざ迎えに来てくれて
お互い一瞬わからない(笑)

東京はメガシティ
道を埋める人の数に予想通り一歩のけぞる
自動改札ではお約束でひっかかり、後ろの人の眉間にしわをつくらせてしまった
交差点でもうまく歩行できず、
なんでこのスピードで、そんなに前を見ているようでもないのに
うまくすり抜けて進めるのだろうと感心。

なんでみんな笑ってないんだろう

あまりに微笑む島から出てきたからか
顔が無表情に見えて仕方がない

あふれる人と
あふれる電車と車と
あふれるモノと

何でもあるなぁ

多いっていうことに
自分を見失わないようにしないと
と、思う帰国初日でした

写真もまだとってないや、めずらしく

日本の心はどこから

2008-05-23 17:35:20 | 今日の授業
学期も終わりに近づいてきた
来週で授業もほぼ終わる

ここまでリクエストの多かったことは答えてきたつもりだけど、
今まで答えてこれなかった「サムライ」についに取りかかった。

その勇ましさで有名な侍はポンペイでも男の子を中心に人気。
でも詳しくを知る人はそういないだろう

言葉より視覚に訴える
映画でまずはスタートした

映画「Last Samurai」
ポンペイでもDVDが借りられた

時代背景が理解できるだろうか
不安はあったけど
なんとか通じたようだ

とにかくも日本人の心
サムライ
「武士道」を書いた新渡戸稲造が言うように
たとえそれ自体が絶えて久しくても、日本人にはやっぱりそんなサムライの心があるように感じる


切腹であるとか、多勢に無勢なのに向かっていくところだとか、理解しきれない部分はあったんじゃないかと思う
でも理解できなくても、そういう考えがあることを知ってくれればと思う

画面を見る目は真剣
鬼気迫る闘いのシーンから、村の子どもたちとと触れ合うシーン、
主人公が日本語を少し知って、それが自分たちもわかる言葉だったときは嬉しそうで、
そして身を切られるようなつらいシーンでは、その本意がわからなくても、同じ気持ちを感じていたようだった。

明治維新で日本のサムライは絶えた
けれどサムライの心は日本人の中に今も生きている
スペインから、ドイツから、日本から、アメリカから、
支配を受けたポンペイ
けれど、ポンペイの心はずっとずっと大昔から今も生きている
サカオもダンスもナンマドールもナンマルキも
習慣も生活も食べ物も考え方も
昔からのものがなくなることはないと、わかっている

それと同じであること

話にうなずいてくれる生徒を見ていると
少しは伝わったかなと思う

今年も子どもの日

2008-05-19 19:04:49 | 今日の授業
今年も来ました、こどもの日

この日はみんなで「新聞紙かぶと」を折るのが去年から定着☆

今年は記念写真付きです

特に男の子はサムライが大好き
そして格闘技も大好き

すきあらば「先生、空手しよう」

私はできません・・・。

折り紙はどれも簡単ではありません。
結構コツと勘が必要なもの。

日本人には簡単でも、ここでは「カドとカドをあわせる」ことからまず一苦労。
「折り目をつける」作業の意味がわからない。
どうやったらその形になるか、考えるのを嫌がる。

でも、私は厳しい…

簡単には答えをあげません
助けません

まず、考えてみよう

そうやって、すぐ投げ出さず、考える作業を自然とできるようになってほしいな。
結構楽しんでやってるし、助け合ってできれるから、それもいいんです☆

「先生、できたよ!」
そんな声がクラスに響く

何はともあれ、かぶとは無事みんな完了☆
おまけにはぎれの紙で、ここに来る前に習った新聞紙「剣」も作る。

一時、クラスはたくさんの「サムライ」で溢れました



帰国まで

2008-05-19 15:38:44 | ☆きまぐれ日記☆
気付けば後1ヶ月ほど。

最後の半年は信じられないほど早いと聞いていたのですが本当でした。

まだまだどたばたしていて、自分が本当に後1ヶ月でこの島から去っていくのかと思うと、なんともまだ実感が湧きません。

きっと卒業式が終わるまでは
このままいつものように、今日も明日もあさっても
これからもずっと続くような確信のない自信とともに目覚めて
学校に行って、授業をして、生徒と遊ぶんじゃないか、と思います。

ポンペイの雰囲気はそういう空気
「これからも変わらない」
そんなゆったりとした、恒常性を感じさせる島なんです。

でも日々は確実に過ぎていく

私の時間も過ぎていく

これから待っている私の時間は
一体どこで、どんな風に流れるのか

まだちょっと想像がつきません



時間がないです!

2008-02-29 18:33:57 | ☆きまぐれ日記☆
時間がなくてイライラしてます

ないなんて思いたくないですが、自分の能力と時間とそれにかかる考える時間などなどを含めて計算してみると足りないです!
まずい☆

1年半たって、やっと本当に周りが見えてきたように思います。
だからこの数ヶ月は走るように過ぎていきました

限りのある時間が意識できる範囲にきたことで
残された時間は明確に、そしてしたいことの限界まで明確に


スロースターターだった分、ここにきてちょっと焦ります
ただ、そう思えるようになったハングリーな自分も実はちょっと意外です

そういう意味では1年半経って見えてきたのは
「見えてなかった自分自身」かもしれません

負けず嫌いです
素直じゃありません
焦ります、たまに逃げます
けど最初は嫌だった授業が恋しくなるときがあります
結構、機動的でした
向上心もあったようです
自分におごりがありました
自分に甘えもありました
まだまだ改善されてません
やる前にあきらめるのは嫌いなようです
でも、すぱっと切り替える力もついてきたようです

新しく見つけた自分の性格と
ここで培われたものとがあるようです

さて、あと4ヶ月です。
泣いても笑っても帰国します

どこまで走っていけるでしょうか
ポンペイの時間の流れに逆らっても、今はすばやい動きに徹します