Mamy diary★☆

南国ミクロネシアからインド、そしてマレーシアへと。
学生との出会いにときめきながら、念願の東南アジアへ・・・

野球大会開催

2006-11-25 22:52:58 | ☆きまぐれ日記☆

25日、土曜日!日本人の高校生と私の高校の生徒たちが、日ポン交流試合を行いました。

実習でポンペイを訪れた日本の高校の生徒さんたち。
日本語クラスの生徒たちもなぜか知っていて、「日本人と野球する!」と大きな目くりくりさせて嬉しそう☆
「そうなの~」とほほえましくきいていただけだったけど、気づけば通訳・アレンジメントもしてました。

前日の先方訪問に続き、雨で中止になった野球大会を翌日の土曜日に延ばしてまで行うはりきりっぷり☆物事はいつも時間通りに始まらないのに、こういうのに限っては10分前に迎えが来るくらい(笑)先生の目もキラキラしてる!

試合前もどっちも円陣組んで「おっしゃー!!!!」(かなんか言ってる)とすごい気合いの入りよう。なんで張り合ってるのか、向こうがしたら、こっちももっかいする!みたいな、円陣からもう試合開始してました☆

で、試合自体はこちらの勝利☆
でもルールもこっちよりになってたし、なれたグランド・気候の中でやってるんだし、有利といえば有利かな。
それよりなにより、生徒たちがほんと試合を楽しんで喜んでくれたことが本当によかった!言葉も何もわからないけど、応援コールを交換したり、ボールがぶつかった子にかけよったり、いいプレーにはどちらからも拍手が起こる。クロスプレーは見ている人全員が大声で叫んで興奮する。やっぱりスポーツって同じ気持ちや感動を最大限共有できるすごくいい方法☆

試合後ラインナップして、全員が順々に握手を交わして、なんか叫びながら、そのまま球場の一番遠いとこまで走っていった!!続いてうちの生徒も一緒に走っていった!!高い壁にのぼって仲良く混ざって笑ってるのをみて、一緒にうれしくなった!やっぱいいな!

またこうやって日本や日本人に出会う機会があればいい、私がつくっていけたらいいと、自分の在り方や活動も振り返るきっかけにもなった。
まずは私が筆頭日本人!
生徒はもちろん、ここに住む人の中に、日本に住む人々の中に、日本か、ポンペイか、私か、日本語か、授業やこんなイベントの思い出か、何か、を残すこと。
そんな活動と毎日の生活を送りたいなぁ


感じる成長を

2006-11-23 01:15:46 | ☆きまぐれ日記☆

昼寝(夕方寝)は私のほぼ日課
帰ってきて、だいたい一度バタンと一眠り
ここでチャージ、夜の授業準備に臨むというのが定着してきた。
今日もいつものように
日が落ちたころふと目が覚める
リビングの奥にある部屋に気配・・・かすかに人影
はて、誰か。
暗い部屋でいったりきたり、ごそごそ動いてる、けど小さい。
よく見るとちびっこのアンチネット
とってもかわいいし、活発なんだけど、何かあると泣くわ泣くわ、暴れるわ。一度泣きに火がついたらなかなか止まらない、そんな3歳の女の子。

何してんのかな?

目を凝らしてじーーーっと見てると、まず、服を着た。

服を着た? 

今まで誰かに着せてもらってたのしか見たことない。
自分で着てる・・・あのアンチネットが自分で・・・
でも、もっと驚いたのはこの後。
自分の洗濯物をたたみ出した・・・

たたむ?
たためるのか・・・

しかも自分で服も着なかったアンチネットが・・・。
何着も何着も、きちんとひっくり返ってるのを元に戻して、器用にあごで挟んで二つ折りにして、床に置き、さらに折りたたんできれいに仕上げてる。
時間はかかってる、けどたんたんと・・・。
母親でもないのに、なんとなくぐっと来るものを感じてしまった。
こうやって知らないうちにできるようになっていくのか・・・。

起き上がって、近くまで行ってみる。暗いので、とにかく電気。
ぱっと明るくなった部屋でも彼女はまだたたんで、自分の背丈よりはるかに高く積まれた服の山のてっぺんに仕上げた服をさらに積んでいった。
そのときアンチネットが頑張って着た服は、表裏の前後ろだったけど、すごいじゃん、と思った。
こうやって少しずつ成長していく、気付かないうちにゆっくりと
でも確実に

自分はどうだ?
負けてられないな、これは(笑)



日本語フルーツバスケット☆

2006-11-19 16:33:31 | 今日の授業
やってしまいました。
34人フルーツバスケット!

他の先生からの叱咤(基本的に窓・ドア全開、しかも響く)

覚悟の上!

最近疲れ気味・風邪流行りだし、頑張ってるから今日はリラックスの日。

文化紹介とは言え、日本語のクラスなので、そこはカバー
フルーツの語彙があまりないので、今日の最初のお題は「家族」で。
それぞれに色付きのカードを配り、
各色ごとに家族にまつわる語彙からチーム名を決定。
「おとうさん」とか「いもうと」とか。
フルーツバスケットの代わりに「家族」が全員の移動の合言葉

最初の鬼はもちろんわたし
なんだ、このみなぎるやる気は!
びしびし感じるぞ!(特に男子)
「早く言え!」といわんばかりに、もう前に乗り出してるし(笑)

しょっぱなは、お決まりです。
「・・・かぞく!」

わーーーーー!!!
きゃーーーー!
ぎゃーーーーーー!
ガシャーン!

机に駆け込む音混じっての叫び声!
うるさーーーい!
でも混じって白熱。
競ってもゆずらない私(笑)先生だけど、本気(笑)

しばらくしてからバリエーションを変えて、「からだ」「いろ」「て形」「辞書形」などもトライ☆短い文でもおもしろかったかも!
いいですね~でも・・・

数分後・・・階下の生徒(すみません・・・)から少し苦情・・・。

全員で反省

でもやめない(笑)
先月習いたての文型「~てください」を使って、
「今からは、歩いてください」
「静かにしてください」
と復習
「うんうん!!」とうなづく生徒たち(ほんまかいな・・・)

じゃ、再開☆
「・・・からだ!」(小声のつもり)

きゃーーーー(!!!!)

うるさいじゃん!走ってるし!!!
少しましだけど。

そんなこんなで、楽しく勉強(?)し、いい汗をかきつつ、ステキに幕を閉じました。
たまにはいいか
いつもはあまり授業きかない子も、今日の笑顔は印象的なくらいいい顔してたなあ。
久々に見たかも。
普段の授業でもそんな顔を引き出せるような、ナイス先生になるようにがんばろっと!

そして授業終了後、隣近所のクラスに頭を下げに行ったのは言うまでもない

虹に出逢う

2006-11-19 14:25:40 | ミクロネシア
前述の通り、ここポンペイは雨が多い。
世界一、二位を争う降水量を誇る。日や季節にもよるけれど、一日に数回雨も降るし、そのときはほんとに言葉通り「バケツをひっくり返したような」雨☆
日本の情緒あふれる「霧雨」や「時雨」なんて美しい雨の形容はあんまりできないかな…?うーん、一言では…「滝」!

まず、
①遠くから「ババババ…」って音がやって来て
②そっちを見ると、雨の前線がこっちに走ってくる!(その間に逃げる)
③ドザーーーーーーッ!!!!(しばし待機)
④あっちに去っていく
終了。

そんなもん、だけど、おかげで嬉しいことも。



日本でも
虹って見られたら嬉しい
勝手に顔が笑っちゃう
その日一日いい日になる
やなことあっても吹っ飛ぶ
でもなかなか日本じゃ見られなかった、と思う。
でも!
ここはポンペイ・世界一の降水量・毎日の雨・水の循環最高潮!
すごい確立ででてる!それは来てすぐ思ったんだけど。


今日の虹は、海に半円に近いくらいにかかる大きな大きな虹
背景に環礁と水平線の海、熱帯の木々とココナッツ
芝生に座って、じーーと眺める
「あー、いいわぁ」と出てくる(ちょっとおばちゃん?)
このどこまでも見渡せる海はとってもやすらぐ。平和。幸せ。
それに虹までかかるなんて。
こんな景色を見られるのは、やっぱりポンペイに、この国に来れたからだなって思う。
いろいろあるけれど、こういうポンペイの素敵なところ、いっぱい味わって、どっぷり浸かっていたいなと思う

学校と雨と

2006-11-18 11:10:28 | ☆きまぐれ日記☆
私の赴任している高校は、ポンペイの街をはずれてしばらくしたらあるマンモス校☆
生徒の数は1800人くらい。先生・スタッフも合わせて100人を越えるという規模の学校です。これによって起こる日中人口過多の問題も多数
大学の講義のように、生徒が教室を毎時間移動するシステムなので、時間ごとの休み時間には民族大移動が起こる。
トイレも混みこみ。
食堂も混みこみ。
朝の通学時間には学校前の道路だけ一時的交通渋滞が。
同じく帰宅時間には生徒たちの渋めの赤色(マロン色と言っている)の制服が、まさに道路の左側を「川の流れのように」流れていきます。
ポンペイお得意のスコールが降ったときもたーいへん。
軒下・屋根下あらゆる雨をしのげる場所に生徒・生徒・生徒
(ちなみに誰も傘はささない、というか持ってない(笑)すぐやむから)
でも、そんな中でもスコールが過ぎ去るのを待ちつつ、おかしをぽりぽりしながら過ごす生徒たちはかわいい。
私はといえば・・・空を見上げて、「これ・・・あと10分だな・・・」と、
雨を予測、それにしたがって行動を変えるという能力を身につけた
前は傘持ち歩いてたけど、ここのスコール傘さしても意味がだいぶないくらい結局濡れるんです(笑)
でも生徒たちを見習って、やっぱり降ったときはおとなしく待つに限ります☆
案外そんな雨宿りも、ぽけーーーーっとできていいものです。
ただ・・・授業中に降った日には、声はかき消され、生徒も集中力が散り、雨が吹き込み、またたーいへん
しかも授業が終わって移動したくても、雨が激しすぎて移動がままならなーい
そのため、生徒が揃わなーーい
でも生徒は悪くないしね、日本の歌でも歌って待ちましょう

11月11日、3年前の約束

2006-11-13 16:12:45 | ☆きまぐれ日記☆
約束は守るためにあるもので、
できない約束はしない

でも、それは難しければ時に重くて
守るのに時間がかかるものであれば、戦いでもあって

でも励みになったり、目標になったり、糧になったり、
時には力になったこともあったのかな


11月11日土曜日、3年かけての約束を守ってくれた後輩たちがいました。
「笑って終われるシーズンに」
大学のアメフト部の仲間たち
今日優勝と上位リーグ昇格という
最高の結果を手にして

こんな遠く遠く離れた島にまで、これ以上ない勝利の知らせを届けてくれました。
こんな遠く遠く離れた私にも、泣けるくらいの嬉しい知らせを、送ってきてくれました。

みんなのはじける笑い声が携帯越しに聞こえる


きついこともたくさん
苦しいこともたくさん
あったのを、乗り越えて

「待たせてごめんなさい、でもあのときの約束、今日やっとです」って


忘れずにいてくれてありがとう。
本当に最高の後輩たち、誇りに思う
4年間お疲れ様。
帰ったら後輩たちの試合をまた、みに行こうね

きっと思い出すのはきつかった、でも楽しかった4年間
何年たってもずっと
同じ思い出

いろんな想いを生む場所

2006-11-03 19:21:36 | ☆きまぐれ日記☆

久々に来た、空港
始まりだったり、出会いだったり、思い出を強く刻むここ
けじめや区切りの場になるから、いつでも空港は思い出がいっぱい
日本のすべてにしばしの別れを告げた成田空港
旅行とは違う、気持ちも違う、出発をして
ポンペイの小さな、小さな地方空港よりさらに小さなair port
4ヶ月前、初めて降り立ったここ
射すような陽射しと、熱風交じりの湿度に、飛行機のタラップを降りながら
何千歩よりも大きな一歩を踏み出したここ
私にとって、ここから全部始まった
 
今日は、送る側
聞き取りにくい放送が別れのときを告げて フロア全体ざわざわ動き出す
抱き合って別れを惜しむ人
笑って握手を交わす人
最後の会話を楽しむ人
ここにいる来ている人みんな家族・親戚・友達・同僚・大切な人たち
ほとんど会話せず
きれいなきれいな花のわっかを頭にのせて
彼は両親と軽くだけ目を合わせて短い握手を
同じことを母親もした それしかしなかった
今朝ゆっくり荷造りをしてたかばん、手荷物にして
ガードマンが立つゲートで そこからもう振り返らないで
その姿、お母さんずっとずっと見送ってた
彼にとっては故郷と取り巻くすべてとの長い長い別れ
家族にとっても彼との長い長い別れ

ここから旅立つ人が何の目的で旅に出るのか
もう戻ってこないのか 仕事かバカンスか
知る由もないけれど
ただ思うにここはすごいとこだな
旅立つにしても、見送るにしても、たどり着くにしても
旅立つ人の想いを乗せて
辿り着いた人の想いを膨らませて
見送る人の想いを残して


言葉すくなに帰ってきて、階下で響く嗚咽交じりの声
子どものようにしばらく大きな声で響いてて
上でこっそり一緒に切なくなってしまった

久しぶりに家に電話しようと思いました

こんにちは、今日は私の島の海について紹介します☆

2006-11-01 22:10:16 | ミクロネシア
ミクロは小さい島がたくさんある国なので、海はあります。
でも、私のいるポンペイ島自体はいわゆる砂浜の海岸線はなく、マングローブに覆われていて、少しイメージと違いました。
でも、道を歩いていても、その辺の砂利道でも、見てみると珊瑚もしくは珊瑚が細かくなった砂状のもの。貝も混じっています。そういうものを見るとやっぱりここは環礁の中にある島なんだなと感じます。
島自体が環礁に守られている形で、環礁内の海だと波もほとんどなく、ボートで移動するときは海上に立てられた標識(初めて見ました)に従って、隆起した珊瑚にあたらないように縫うようにしながら走らなければいけません。それも舵にぎりの腕前の見せ所です。

外洋と環礁の境はかなり浅くなっていて、信じられないくらいの透明度です。
今まで「波が打ち寄せる」のは浜辺だけだと思っていたのに、ここでは「海の中に」波が打ち寄せます。というのも、環礁と外洋の境目に波が立つんですね。なんて説明したらいいのかわからないですが、これも初めて見た光景でした。
そんな環礁の境目の浅い珊瑚の海にはカラフルな熱帯魚もたくさん。水族館や熱帯魚ショップでしか見たことがないような色の魚たち。今まできれいだなっと思ったことはあってもそこまで興味を惹かれたことはなかったのは、水槽の中にいたからなんだと気付いた瞬間でした。生き生き自由に泳ぐきらきらの魚たちは無意識に手を伸ばして触れたくなる存在。ほんと楽園です^^
一歩環礁の水路を抜け外洋に出ると高い波、深い海、そして走るにつれて色を変える海に出会います。
色の表現が言葉じゃできないくらい。
緑もあるけど緑じゃなくて、青みたいだけどもっと深くて濃くて。
見てくださいとして言えない海。

家族と釣りをしたときの写真もつけときます。
確立80%以上でとれるからすごいよ~