Mamy diary★☆

南国ミクロネシアからインド、そしてマレーシアへと。
学生との出会いにときめきながら、念願の東南アジアへ・・・

なんと新聞に載りました

2006-09-28 20:43:13 | ☆きまぐれ日記☆
新聞に載りました

以前書いた大学生が私の授業に参加してくれた内容がローカルのではあれど、新聞記事になりました。活字になるといろんな人の目に触れる機会が増えるということで嬉しいです。
写真になっている学生たちも、きっと嬉しいだろうな、ちょっと自慢できるだろうな。
明日報告するときの学生の顔が浮かんできます。
そんな想像(妄想?)をして、つい笑ってしまう自分がここに(笑)
でも、今回は棚からぼたもちに近かった。
次回は全部自分の活動の結果として注目されたいと思うなあ。

それ以外にも今日はなんていいことが続く日

手詰まりだったSeniorの授業に今日はにしてやっと手ごたえアリ。
数週間悩んでいただけにかなり嬉しい。彼らのやる気を、楽しさを引き出して、楽しい、けど、考えられる、そんな時間を一緒に作れたらいいな

銀行に行くために道を歩いてただけで、3回も「乗っていきなさいよ」と声をかけてもらえる。乗る、乗らないは別にして、そんな優しい声になんかあったかく、幸せだなっと少しまた笑っている自分がいます。

そして新聞に載った知らせ
これがいい刺激になって生徒に届けばいいな。
自分のしている学校での毎日が、こんなに形のあるものにも変わるんだってこと、感じてくれればいいな。少しでもみんなにこんな楽しさや喜びが染み込んでいけばいいな。

街への道すがら、ポンペイお得意の台風もどきのスコールに襲われても、その中で元気にはしゃぎまわる子どもたちに混じり、ちょっとした川と化した道路わきで一緒にぞうり流しをして遊ぶ。ずぶぬれになりながら、屈託のない笑顔が向けられて、それにみとれて笑う私でした。

さらに先日訪問してくれた学生さんたちからの感想文をいただきました。
その中は嬉しいことばかりが並んでいて、ほんとにほんとに短い時間だったのに、たくさん見てくれて感じてくれた様子が書かれていて、思いがけない言葉たちにジーン
授業や日本語うんぬんだけでなく、生徒と私の関わりや、ここに日本人が先生としているということの意義を感じてくれた方も多く、たくさん力をくれるお褒めの言葉たちが並んでいました。
上司からもそれに関して激励の言葉をいただきました。
いえ、まだまだなことばかりですが、これからもこれを励みに頑張りたいと思います。

そして自分にちょっとご褒美
こっちにきて初めてローカルのスカートを買ってみました。ポンペイスカートという刺繍のきれいに入ったロング丈のスカート。現地の女の人はたいていはいています。
ちょっと私にとってはお高い値段だったけど、これからも毎日活躍するはずだし・・・っと思って
たまには、いいよね
お店のおばちゃんともポンペイ語で会話を交わし、お友達に
「また、いらっしゃいよ」
はい、また来ます^^
そして明日からは来月ある学校のパーティで踊るというダンスの練習
今朝早く他の先生に誘われ一緒にやることに
あの器用な腰の動き、できんのかな・・・
練習だな

開いてるときの自分は、どんなこともプラスにとらえることができて
閉じているときの自分は、どんなこともマイナスにとらえてしまう。
今日もきっと普段と同じ日
でも、いいことが浮かんで見えて、それがなおさら自分を開いてくれる。
何でも輝いて見える 自分の中に響いてくる
いつもそうでありたい気もするけど、落ち込むときがあるから、今日が嬉しく感じられるのかもしれない。
私次第かな、全部



慣れてくると

2006-09-27 16:21:36 | ☆きまぐれ日記☆
途上国に来て、日本に近い生活ができるとは、もちろん思ってたわけじゃないけど。

行きたいときに、行きたいところに行ける
食べたいときに、食べたいものが食べられる
気づいてなかった開放感
気づいてなかった満足感
当たり前だと思ってたことが、この3ヶ月毎日崩れていった。
それはそれで楽しかったのだが、最初の余裕のあるころと今はやはり違う。
仕事が本格的に始まり、日々の生活にもなじみ、要求するところも多くなってきてしまった。
それはそれで仕方ないとも思う。
だってこっちの文化にもどっぷり浸るってことは、それなりにストレスにもなるもんで、言葉の違いも考え方の違いも、はたまたひとつひとつの行動に至っても。
さらに仕事も充実させたかったら、それ以外のところで息抜ける空間なりなんなりが必要になってくるもので。

たまには一人になりたい(家族いっぱい)
明日の授業の準備をしたい(同じく家族いっぱい、そして子どももいっぱい・・・家で仕事をする概念があまりない)
疲れたしちょっと甘いものがほしい(けどない。店も遠いしやたら高い)
野菜・豆類・海草が食べたい(ほんまにない・・・)
日本より物が高い(ほとんど輸入だから)
時間が思い通りに行かない(自分だけの問題じゃない)     etc
たまには英語もポンペイ語も話したくない(かなり厳しい)   etc
けっこうあるもんです。
今まで日本のこと、どこにいってもそんなに恋しいとか帰りたいとか思ったことはなかったけど、今は少し日本の心地よさが恋しい時期。
自分でもそんなこと思うなんて意外で、少しびっくり。

ないものねだりだよね

まあ、自分で解決できることから少しずつ改良していくかな☆

もうちょっとしたら、何もなくても、どこでも、誰とでも、しっかりやってける先生になってやるぞ


初めて怒りました

2006-09-22 18:39:40 | 今日の授業
ついに怒ってしまいました。
いつかはくるかなとは思ってたけど、ついに。
痛いです


いいクラスです。
でも、慣れがでてきたのか、何度注意しても座らない、なんか食べる、しゃべる・・・言っても言っても聞かなかったので。
真顔(怒り顔かな)で しばらく一言もしゃべらず その子たちを見つめました。

そんな顔をしたことはなかったので、
クラスは一瞬静まり返って
本人たちも気づいて。

「このクラスをとる気がないのなら今すぐ出て行きなさい!」

と、びしゃっと言いました。
クラス内も蒼然・・・。

次の瞬間、「はい、じゃあノートに書いてね」と、いつもの私に戻り、
にこやかに授業再開したけれど、
しばらくびっくりした空気は引きずってたなぁ。
びっくりさせてごめんね。

怒るのは苦手です。

怒らざるを得ない状況をつくってしまった自分もいかんなあと思ってしまいます。
人数も多くて
生徒もみんな個性いっぱいで
みんなが喜んでくれるような授業は難しいけど、
でも、なんかもっと根本的なことで。
座ってるとか、しゃべらないとか、カンニングしないとか。
そっちの問題。
小学生よりはしっかりしてるけど、大学生ほどしっかりはしていない。

これもひとつ
私の課題

日本語の授業に日本人の学生さんが来た!

2006-09-19 16:14:39 | 今日の授業

ついに今日が来ました。

日本の大学からフィールドワークのグループがポンペイに、そして私の高校PICSの日本語クラスを訪問してくれました。
訪問とはいうものの、実際は授業に参加してもらい、グループに分かれて学生と会話をしてもらうというもの。
私以外の日本人の声が聞ける、日本人と生の会話ができる、最高の機会です。日々の日本語学習のアウトプットの場でもあります。

私は数週間前から「どうすっかな・・・どんなのにすっかな・・・」と日々思考。
生徒たちは先週末くらいから具体的に会話の質問などを練習することに。
でも、なかなか目の前にならないと、いや、目の前になっても腰が重い生徒たち。
こら、かわいい女の子が来るかだけ気にしてるんじゃない!

「前もって準備」がなかなかできない生徒たち・・・。
でも、今回は私もこういうゲストを迎えたクラスは初めてということもあって、あえてあまりやらない子たちにはっぱをかけるのはやめました。(ある程度はかけたけど)

しゃべってみて気づいてください!
そして「あぁ、もうちょっと練習しとけばよかったな」って思ってみなさい!
今後のために。
何事にも生きるはず。


さて、今日も暑い、PICS
学生さんたちがやってきました!!!

学校のほかの生徒も興味津々☆
教室からわざわざ出てきて、見る。まるで有名人がきたみたいな。学生さん、教室までの道のりさぞびっくりしたでしょう・・・。

私の生徒・・・かなり緊張☆

え、普段あんなにふざけてるくせにー。女の子女の子って言ってたくせにーー。
まるで借りてきた猫(笑)

日本人の学生さんも、少しばかり緊張☆

気楽にやってくださいと伝えたものの、一人一人でグループの生徒を相手にするのは初めてじゃ、どきどきしたんだろうな。

私も実はちと緊張☆
上司や副校長、大学の教授や他の友達も来ているということもあって。
それを見せないように・・・見せないように。

さて元気に「こんにちは!」からスタート!

まだ緊張して声の小さい学生にゲスト側が自己紹介をしてくれ、いざ別れて会話タイムスタート
「大丈夫か・・・」と思うくらいの大人しさ!
静かーにそれぞれで話していたけど、しばらくしてやっぱりやんちゃなやつはいつもの本領発揮!!
だんだんどのグループでも元気な笑い声が飛び交うようになって、みんな楽しそうに!!
日本人の学生さんもだんだんなれてきたのか、徐々にリラックスしてくれたように思います。
しまいに私が用意したハンドアウトを超えて、自分たちから質問を始めている!
すごい、やるやん!!

言語を学習する上で先生の役割は約2%。
本当に少ないと言われます。
実際は学ぶ側が自分から見つけ、発見し、使っていく。
教師はそのほんのきっかけを与えるに過ぎません。
うまく持っていく、それも技術だけど、それはなかなか難しいものです。

でも今日始めてこれがそれなのかな、と感じることができました。
自ら「学習」する。
今日の生徒たちは特にたくましく、自分から既習事項を思い出し、活用し、自分で質問を考え、この目の前にいる日本人の学生さんと交流しようとしていたように思います。
自分たちで作り出す、意欲。
今日の私は本当に脇役の脇役で、ほんの少しの緊張ほぐし役と忘れた語彙や文型のちょっとしたフォローをしただけ。
目の前にした状況に対応し、コミュニケーションをとろうとする思いは、ポンペイの学生だけじゃなく、日本の学生さんも同じだったように思いました。

生徒たちが今日、日本の学生さんと一緒に過ごせた時間は本当に短いものだったけれど、時間だけじゃない、きっと何かを感じてくれた、はず。
実際に日本語が通じた喜びもあったでしょう。

最後に時間が来て「はーい、時間です」と声をかけた私にブーイング
「ごめんね~でも私のせいじゃないのよ~」なんて言いながら、それぞれのグループで「ありがとう」と「さようなら」を。
そして前に並んでくれた学生さんと先生方に、最後にみんなでおっきな声で「ありがとうございました!」をもう一度、そして大きなお礼の拍手で終わりました。

学生にとっても私にとっても得るものの大きかった午後のひとコマ。
暑い中ありがとうございました。


久しぶりに再会

2006-09-19 01:36:28 | ☆きまぐれ日記☆
同じ時期にこの島に来た友達と久しぶりに会いました。
女の子2人☆
私は日本語教師、ひとりは観光局で現地観光の促進活動、そしてもうひとりは大学の付属機関で養殖の仕事に携わっています。
なんとも全然違う職種っぷり(笑)
でも、(だからこそ?)久しぶりに会えると、嬉しいです。
こんなに内容が違う毎日を送っているのに、会うと話が尽きることはありません。
こんなに毎日の生活はばらばらなのに、会話は意外とすんなりかみ合います。
なんでかな?なんででしょ^^

でも、大変なこともありながらも3人とも充実した毎日を送っていました。
それは会話の内容でも、話すときのしぐさでも言葉でも、にじみ出てくるかんじで☆
もちろんいろいろあるけれど。

久しぶりに中身のある日本語会話をしたなあと思いました。
自分ができない体験を話を聞いて少し触れることができる。しかも、それが大好きで信頼できる友達だからなおさら考えることができます。
今日もたくさんのことに少し触れ、興味をもらい、発見をし、元気をもらいました。
ほんとに、すごいなあ。
自分もがんばろっと


明日は日本の大学のフィールドワークグループが私の授業に参加してくれます!
ちょっと緊張^^
でも興奮もしています!

生徒は毎日の日本語の勉強の成果を発揮できるかな???
歳の近い学生さんがくるので、みんなも嬉しそう
これがよいきっかけになりますように

Liberation Day

2006-09-12 09:42:25 | ☆きまぐれ日記☆
Liberation Day
開放記念日

日本人である私は、この日はどうしたらいいのかな、なんて少し考えながら、雰囲気見て決めようなんて思いながらこの日を迎えました。少し小さくなってないといけないのかな
でも・・・なんてことはない、普通の休日。
いつもと同じでした。みんなもおんなじ^^

それよりも、印象強かったのは、運動会☆
この日は全島高校の運動会がありました。
なんか、島全体でこのスポーツをする日を楽しんでいるような。かなり一大イベントです!

日本と違い、選抜生徒のみが走るという方式。
日本の全員参加に意義がある形じゃなくて、でない生徒は来なくてもいいのです。
ので、でる選手はかなりのスペシャリスト☆
超選抜部隊。
各校の各学年から各競技に一人ずつ
ヒーローです

概して長い偉い人の話。。。
炎天下の中、聞いてる子たち、大丈夫か。。。

順々に始まった競技。でもこの暑さ、そして湿度・・・。
そりゃ倒れまる人もいます。
救急車の出動、うちの知る限りで3回かな?
熱中症にはほんまに注意☆
見てる人も

今日もすっごいいい天気
運動会日和!!
・・・なんてのはポンペイでは通用しないんです。
午後から徐々にこっちにむかって来る低ーい雲。

しばらくして

パラパラ・・・
ザーーーーーー!!
っと、きました、スコール
それでも続きます☆
みんなも濡れても気にしてなかったりして(笑)


競技も一回走るごとに表彰するから、えらい時間がかかる。
でも一大イベントで、たくさん人が見に来てたし、私の生徒も走っていて、ついついガンガン応援してしまいました。
こんなんは久しぶりだな~^^
先生は嬉しいよ^^担任じゃないけど☆


それにしても、スポーツをするときみんななんていい顔をするんだろう。
始まる前の緊張に満ちた顔
スタートの瞬間の真剣な顔
そして走りきったときの、勝ったときのはじける笑顔
チームのテントの方へ、誇らしげにメダルをかざす顔も

こっちが嬉しくなるくらい!

本当ににいい顔する。
見とれてしまうくらいに魅力的
最高です


見てる人も一緒になって引き込まれる
選手も観客席も一体になって
みんなスポーツ大好きなんだな☆

そんな一人一人の姿は、教室で見る一面とはまた違っていて、すごく嬉しくなりました☆
ミクロネシア式 運動会でした

3週間経過しました☆

2006-09-03 00:06:07 | 日本語をおしえる
私の受け持ちは最終的に
senior(12年生・日本の高校3年生)34人1クラス
junior(11年生・日本の高校2年生)36人・32人の2クラス
で、確定のようです。
 
語学を教える上でこの人数は定員はるかにオーバー。
日本の学生と違い、いすにじっとしていられない飽きっぽい子どもたちを、この人数コントロールするのは至難の業・・・。
でも、これが私の活動です。やるしかない☆

学校が始まってはや3週間。
1年すでに勉強しているseniorの子たちはだいぶ会話の幅も広い。
再来週、日本から大学生がフィールドワークでやってきて、私の高校も訪問してくれるということで、嬉しそう。
そのときに何をしようか、今思案中。

授業はというと・・・正直大変。
学習動機がはっきりせず、使用機会も極めて少ない彼らにとって、毎日同じ時間割で、毎日日本語があるというのは、大変なんだろうな。
でも毎日、私は発見がたくさんあるけど、彼らもそうなのだろうか。

文字学習としてはjuniorはひらがなが始まったばかり。
うにょうにょしたカーブの線でできた、なんかひとつの固まりにしか見えていないのかもしれない。
まだ音と形の瞬間コネクションが頭の中にできていないから、音として捉えられないようです。仕方ない、頑張って☆
練習なくして、習得なし。

そしてもっと大変なのは異文化理解としての日本を教えること
何を?
どうやって?
そんな概念すら考えたこともない子たちに
いかにして伝えるのか
伝えられたとして、それが一体何なのか。
私が一番把握していないといけないこと。
こっちはなかなか難しい。

算数みたいに答えがあるわけじゃない
公式があるわけでもない

こうやって私自身が異文化の世界に属して初めて見えてくる日本もある
そうしないと自覚しにくい特性を持っているのが、
日本文化に属する日本人であるという実感だろうし、
その文化の一部である日本語を教える日本語教師であると思う。

日本語教師が他の教師と違う点は、「自分の一部を教える」っていう、この不思議な感覚かもしれないな