Mamy diary★☆

南国ミクロネシアからインド、そしてマレーシアへと。
学生との出会いにときめきながら、念願の東南アジアへ・・・

Philippines

2007-07-24 14:54:02 | ☆きまぐれ日記☆
Manila、フィリピン

飛行機の窓
真っ暗な空からのマニラ。
無数の光、光の大都会。
どうみても高級、どうみても密集、混在する大都市。

飛行機を出た瞬間、熱気
独特のにおい
聞きなれないコトバ
きれいな女の人
出稼ぎフィリピン人専用のイミグレーション出口
いかに出稼ぎが多いかを知る。

夜の空港は早く去るに限る
タクシーを拾い、夜の街へ

アジアの大都市
クラクション、人、騒音、車、オレンジの光、ほろびた商店
派手な看板、ほこり、排気ガス、そしてまた人。

容赦ない車の割り込みとスピード
激しいクラクションの騒音が占拠する車道と
片寄せあうように隙間なく並んだ小さな商店、つぶれた店、店先で一杯交わす人
原色で構成された店構え
雑多でごちゃごちゃ

眠らない街

15分しないうちに高層ビル地帯
高級ホテル、高級住宅、高層ビル
整然と並んだ窓
余裕のあるつくり
セキュリティーは手に銃
中はきらびやかな光の世界

ほんの少しの距離の間に
この差


フィルターを通したくなるような空気の悪さ
それだけはマニラのどこにいても共通

深夜に感じたマニラは
都会。
でもきっと、世界のどこの大都市も
似たようなもの

ここもフィリピンを感じさせるものを省いてしまったら
どこかわからない

どこにでもあるチェーン店を見て、
懐かしくもつまらなくも感じる
1年ぶりの都会

行ってきます

2007-07-23 15:30:51 | ☆きまぐれ日記☆
突然ですが、フィリピンまで☆

1年ぶりにミクロネシアを出てきます。
明日から10日間ほど。
8月3日に帰ってきます☆

向こうではマニラ、セブ、ボホールを中心に回る予定です。
同じ日本語教師の先生のところを見学したり、
もっと大規模なボランティアの様子をみたり、
もちろん海にも行って、
おいしいものも食べて、
買い物もして、
うろうろ歩き回って
帰ってくる予定です。

でもなにしろ完全なる「おのぼりさん」・・・。
信号ちゃんと渡れるか・・・
電車に乗れるか・・・
人酔いしないか・・・
騙されないか・・・
ちょっと心配、なような。

平和ボケしたこの感覚だけは叩き起こして
安全に無事に行って帰ってこようと思います♪

第一関門、経由地グアム☆
ちゃんと乗り継ぎできますように~

では、しばし異国へ旅立ってきます!

買いました

2007-07-22 11:11:01 | ☆きまぐれ日記☆
趣味。
というほどまでは力も腕も伴ってないのですが、最近週末はもっぱら釣り☆

意外です、自分でも。

日本にいたときは釣りってなぜか先入観があったんです。
昔の漫画にでてきそうな、釣堀に糸たらしてぼーっとしてるおじさんのイメージ・・・。
失礼な話です。

でも釣りはハードスポーツ!
そして頭と勘と経験がないと本当に釣れない、これが楽しい最近。
魚、頭すごくいいから一騎打ち勝負です。
かかってからだって格闘。
逃げられます。

おかげで魚に少し詳しくなりました^^


まだ数回、釣ったのも小さいハタ一匹、しかも借り物のサオを折るという大失態だったのです
が、おとといついに自分のを買ってしまいましたー。
早速昨日カヤックで沖に出てきましたー。

まだうまく扱えませんが、練習あるのみ☆


潮の流れにうまく乗りながら、ぐっと深くなっている珊瑚との境目に投げる。
とてもいい天気だった昨日。
暑かったけれど、ポンペイのシンボル・ソケースロックを見上げながらのカヤック・フィッシングは爽快でした☆


10年のちの

2007-07-18 22:03:20 | ☆きまぐれ日記☆

今日、とある約束をしました。

なんの必然性もなく
会話の中で突然した約束だけど

10年後か
15年後か
わからないけど


その人の自慢の生まれ故郷を訪ねるって
今お互いに故郷から遠く離れたところにいる私達


もしそのとき家族がいたら
家族もみんな連れて

1日や1週間っていうんじゃなくて
1ヶ月以上で



そんな約束

指きりして



10年後の楽しみが増えました


ゆっくりゆっくり

2007-07-16 10:41:44 | ☆きまぐれ日記☆
やっていけばいいか、と思うような
思わないとやっていけないような

現実的に
単純に
成果だけみて考えたら
私ここにいるのなんてどれだけ意味のあることかわからないし。

「あるよね
 ある、ある
 私ここに来た意味ある、ある」

って
思い続けて1年
誤魔化し続けて1年?

結局自分で見つけるしかないし
出ないかもしれないし
騙して終わるかもしれないし

そーーんな深く考えなくてもいいかもしれないし

人の言葉で大いに落ち込み
返す言葉で自分を励まし
受ける言葉に元気を見出す

でもやっぱり結果を求めるんだったら
難しい存在、日本語

ボランティアってほとほと難しい
マイナスにはならないようでありたいけれども

まぁ、ゆっくりいきましょう。
何回も繰り返してきたスタートにまた戻ります

また逢える日まで

2007-07-11 14:43:22 | ☆きまぐれ日記☆
また先輩が帰国したわけですが
今回は5人一気にいなくなったんです

3人は違う州(違う国といっても過言ではない、くらい遠いし文化も違う)の方ですが、うち2人は仕事が同じだったので、連絡取り合ったり、共同主催のイベントしたりしていたんです。
思い出深かった。

同じ州(島)からは2人

1年過ごしてきました。

うち1人は学校が同じで
教えていた教室も向かい合わせだったので
毎日顔を合わすことができました

そうでなくてもこの狭い島
会う気がなくても会っちゃうくらいの島
どれだけの時間を共有してきたかわかりません

何も知らないままに一人
文化と子どもの違いに
途方にくれ
システムの違いと
学校の適当さがつかめず
路頭に迷っていた私を助けてくれたのもこの先輩でした。

この先輩がいなかったらわたし、
ここでの1年目の生活と仕事
乗り越えられなかったと思うんです

感謝しきれません。

何を言っても
何を贈っても
返しきれません。

今は少しはたくましくなったし
一人でだいたいできるようになったけど
ここでの土台を与えてくれたのは紛れもなくこの人でした。

こんなとこでですが

ありがとうございました。

帰られた5人の皆さんのこれからが
昨日の晴れたポンペイの天気のように
きらきらしていることを願って
自分も残りの1年、しっかりと
そして来年の今、同じように泣いて笑って
ここを去れるように
決意を新たにしたいと思います

パキン環礁

2007-07-02 21:58:58 | ☆きまぐれ日記☆
パキン環礁は、ポンペイからスピードボートで西北西に約1時間

美しい環礁が楕円状になった一帯
ポンペイに離着陸する飛行機からもその海のグラデーションがみられる
1年前、初めてここに降り立つとき
一番最初に目に飛び込んできたここの海の色に
南の島を感じた思い出深い環礁

先日までの悪天候が嘘のように晴れ渡って
べた凪ぎの外洋を走って
視界にかすかに見えてきた平べったーい緑の一面を目指す

途中トローリングでかかったサメと格闘したりして
アドベンチャーの航路は続く

アウターリーフにつけた船から飛び降りた私たちが見たのは
透明度の高い海
色とりどりの珊瑚
そして魚たち(でもサメも大量・・・)
今まで見た海とはまた違う、海

ひとしきり泳いだ後には珊瑚の浅海を歩いて
浜を目指す
環礁内にある島に住む人々に会いに

浜辺の砂が白くて赤くてオレンジで
星の砂や太陽の砂も含まれてて
転がる珊瑚や貝殻のビーチを歩く

途中ショートカットでヤシのジャングルを抜け
たどり出たのが一軒のローカル民家
フラダンスを踊り出したくなるようなのんびりした音楽がラジオから流れ
放し飼いの豚がとことこ歩く
高床状になったパンタナスのローカルハウスで
3人ほどのパキンの人がごろり横になって過ごしていた
その後、ずっと島を案内してくれたおじさんのうち

パキンには電気がない
必要分のためにか数箇所の屋根上にソーラーパワーを見つけることができる
水も雨水を大切に使う
家はみんな木や葉などの自然のもので作られていて
余すものがない
教会と小学校だけ、コンクリート作り
最低限だけをポンペイ本島に買いに行く
手作りカヌーで魚を獲り、ココナッツを食べる
そこにあるものを使い、戻す
そんな生活

学校・教会に案内してくれたボートをつけた反対側の海がインリーフ
水色の海が広がる

そこにいた10歳くらいの子が
なたを片手に
ひょいひょいとにじりのぼって
もぎたてのココナッツを振舞ってくれた
にこにこいろんなことを話してくれた

自分は高校の日本語の先生というと
そのお母さんは「私の息子も勉強してたの」
名まえを聞くと、「Zarred」私の生徒だ!
ここから来てる子だったのか

バレーボールをして遊んでるというその子を呼びに
そのあたりにいた子どもたちがみんな駆け出してくれた

しばらくして久しぶりの顔に会えた
こんなところで会えるなんて、びっくりで嬉しい

「こんにちは、元気ですか」

私が伝えた日本の言葉が
このアウターの小さな環礁でもこうして聞ける
不思議でなんだかちょっと幸せになった

ここには同じボランティア仲間が
その活動の一貫でときどきやってくる
彼女の名前は島の人みんなが知っていて
みんな彼女のことが好き
彼女もこのパキンが大好きで、よく話をしてくれる

そんな風にしてここにも日本や日本人が「あって」
それを嬉しそうに話してくれるのを見ると
なんともいえない気分になる

ボートへの帰り道まで、案内してくれたおじさんは
自分が若い頃日本にいた話をしてくれて
横浜や神戸に船の仕事でいたこと
他の国にもたくさん行ったこと
日本がベストだと言ってくれた

今度は泊まりにまたいらっしゃい

と、最後に握手をしてくれたお父さん

本当に来られたらいいなと思う

行きより高くなった波で、2時間過ぎるボートだったけど
雨にも降られず、いい天気で
帰りはマグロも釣れて、晩御飯も手に入って

いい一日でした