
エゾクロテン 夜の珍客 北海道トムラウシ温泉
北海道大雪山国立公園内のトムラウシ温泉(新得町)の国民宿舎東大雪荘に、エゾクロテンが夜な夜な出没している。雪に掘った穴の中から、周囲の様子をうかがう仕草が愛らしい。イタチ科のエゾクロテンは体長30~50センチで、道東部や北部の深い森に生息。主にネズミや果実などを食べる。東大雪荘に姿を見せるのは、山にエサが少なくなる冬場だけ。「珍客」の訪問は雪解けまで続くという。
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かわいいすね。
人間との関わりも相当古くからあるらしいです。ただし毛皮としての繋がりだそうです。
源氏物語にも登場し平安時代には既に高級毛皮として重宝されてきたらしいですよ。
英語名でいうセーブルですね。見た目こんなにかわいい動物を毛皮の対象として乱獲
してきたことは許せないですね。もっともエゾクロテンは幸い大陸産の毛皮に比べると
毛色が悪く品質が低かったってことですからあまり乱獲されなかったかも知れませんが。
それでも環境省レッドリストによると準絶滅危惧種だそうです。毎年、冬場にはこうやって
顔をのぞかせてもらいたいですね。
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