米航空宇宙局(NASA)によると地球に接近する可能性がある小惑星と彗星は
現時点で5500個を超える物体が登録されており、そのうちのおよそ1000個は
「潜在的な危険性」を持つものと分類されている。
地球を小惑星の激突から守るために、地球に向かってくる小惑星に巨大な紐を
使って巨大な重しを付ける、というアイデアをある技術者が発表した。
この突拍子のないように思える奇抜なアイデアを実行すれば、小惑星の質量中心が
移動して軌道が変化するため、悲劇的な結末の可能性を回避できる
コードを長くかつ重くするほど、小惑星の軌道が大きく変化するという。
この軌道の変化はゆっくりと起こるもので、10年から50年程度の期間がかかる。
引用元 WIRED VISION
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ということらしいです。
そうなると従来、核ミサイルで迎撃して破壊するとか、ブルース・ウィリス主演の映画
『アルマゲドン』のように小惑星の衝突回避のために危険を冒してまで核弾頭設置
の任務に石油採掘のスペシャリスト達が宇宙に向かう必要もなくなり、かなり安全に
衝突を避けることが可能になるかもしれませんね。
ただ同誌によると現実には以下のような、途方もない記述もあり現実には
難しいかもしれません
宇宙空間で小惑星と釣り合う重しは数千トンの重さとなる。これは『Saturn V』ロケッ
トとほぼ同じ重量だ。重量約3000トン]。また、コードの長さは、およそ9キロメートル
(エベレスト山の標高とほぼ同じ)から、9万キロメートル超(地球を2周以上巻き付け
られる長さ)になるという。