映画:トロン:レガシー

2011年01月02日 | 映画・本
トロン・レガシー 2010年 アメリカ



監督:ジョセフ・コシンスキー  
出演: ギャレット・ヘドランド,ケビン・フリン, ジェフ・ブリッジス,オリビア・ワイルド

前作トロンは 当時における革新的な映画だった(当時の予告編)。
そして、マトリックスの元になった世界観を魅せた映画でもありましたが・・・ 
カルト映画扱いで、知るぞ知るヒトの映画でしたね(残念ながら)。

本作を観て こやぶん思うに・・・ 
前作は時代がついて来れなかったけど、本作は世に出すのが遅すぎた気がします。
前作は作り込む技術もないので (28年前のことを思い出して下さい・・・ ワープロ全盛期の時代よ!)
仮想世界がテスト映像まがいのフラットな映像なんだけど、いい味になっていた。
残念なことに本作は全く逆で― 技術的には全てクリアできたけれど、設定に無理があった。
肝心要のコンピュータの技術的な進化を考慮せず― プログラムと戦うドラマだけを移植、
予備知識もないままに観たら… プログラム言語のごとく訳の解らない話になっちゃってるんだよね。

実にトロンの遺産(世界観)を、無駄遣いした作品に仕上がったと、 こやぶんは思う。
唯一の救いは、前作出演同様の役柄でキーマンとなる― 
J・ブリッジス(ケビン)とB・ボックスライトナー(アラン)が出演したことでしょうか?
※少々ネタばらししますと・・・ 前作ではアラン役とトロン役はB・ボックスライトナーが演じています。

今回の最大の発見は(オタクな事なんだけど)― 
秘密の研究室で主人公が端末をいじる場面でシーンでwhoamiのコマンド・・・
仮想世界はUNIXで構築されているのだ こやぶんは初めて知りました。

こやぶん評価(一番飛び出ていたのは・・・ 字幕だった、3D)


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