映画 BRAVE HEARTS 海猿

2012年10月04日 | パグの生態
BRAVE HEARTS 海猿  2012年 日本



監督:羽住英一郎 出演:伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、時任三郎、伊原剛志

実は海猿ファンの、こやぶん姉のお付き合いで、前作に続いて… 

USエアウェイズ1549便不時着水事故(俗に云う「ハドソン川の奇跡」)がモチーフなんでしょうねぇ~、
偉大なる海猿的ベタな展開― 大事故発生→主人公の諦めないのが信条が空回り→
友情と愛情と奇跡で→無理やりハッピーエンド。 ツッコミどころ満載の120分です。

ジャンボ機か左側のエンジン2機が死んで、破片で左側の油圧系統が働かなくなる設定なんだけど…
つまり 左側は油圧が死んでいる=補助翼(エルロン)フラップは右側だけか操作できなから、
あんな見事な着陸復行(ゴーアラウド)は物理的に難しいかと こやぶんは思う。
 ※単純にエンジンだけの破損なら― 可能かなぁ? と思うけど、機体後部に大きな破損がねぇ 気になるわ!

危険回避の手段として海上着水を選択する展開となる訳ですが…
車輪を格納しなければ、水面上の胴体を滑るように進められなくなるので、
本当なら車輪を格納して行うのではないでしょうかね(自ら大事故を演出?)
イヤ 着水する前に… パイロット進入速度・角度を間違えないのだろうか? こやぶん ハラハラするわ(笑)  


ジャンボ機が着水してから 海保の皆さん 毎度のごとく大活躍です。


意識モウロウとなっていく機長、機体の翼付近から真っ二つ折れて
機首を上にして沈没しながらも 主人公にフルフェイスマスクを装着後… 海中から救助される機長。
でもね 海面に浮上した後 主人王が機長のフルフェイスマスクを外す場面― 
沖合の波がある場所では 百歩譲って… シュノーケルがないと呼吸が確保できないはず
確か 意識レベルも低いって台詞があった様な… せめて 浮輪でも用意しようよ! 海猿さん達! 

でもね イチバンのツッコミどころは―

主人公のバディー(吉岡)が脱出できないまま東京湾深度60mに沈んで行く。

主人公は 毎度のごとく 助けに行く準備… 通常の装備で60m潜水はねぇ 無理だよ。

レジャーでのダイビングでも30m越えをすると― 大深度(深深度)で、
深度によっては― 背負うタンクも違う(深深度用は低酸素仕様のガスが充填と普通のタイプの2本を準備するはず)。

いかんせん 水深10m事に1気圧(水圧)上がり… 地上で1気圧なので水深60m付近ならば7気圧だよ。

ネタバレだけど 海中の機体中で吉岡の遺体?をみつけ手を握ると、死んだと思っていた手が握りか替えしてくる。
障害物を取り除くと飛行機にある緊急酸素供給装置のホースを加えて酸素を得ていた設定で助かるのですが―
7気圧の水圧に負けない吉岡の呼吸器(肺)の構造は一体? 気になるわ こやぶん。

それ以上に 深度60mからの あの浮上、減圧潜水しなくて大丈夫何だろうか… 

主人公もろとも 水中で意識不明(ブラックアウトに)にならないか?

こやぶん もう~ ハラハラドキドキですわ


こやぶん 評価( 気圧の水圧に負けない吉岡の目と呼吸器がイチバン心配だ!)
                 ※深海魚の釣りあげられた際の様子を思い出して下さいな


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