ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

長野県佐久市今井にある小諸発電所第一調整池に、また冬鳥観察に行ってきました

2020-11-24 00:00:05 | 旅行
 長野県佐久市今井にある小諸発電所第一調整池では、晩秋がさらに進み、冬鳥のヒドリガモやマガモなどがいくらか飛来しています。

 この小諸発電所第一調整池は、千曲川と滑津川の合流点にある人工の遊水地です。





 この人工の遊水地に冬鳥などをまたまた見に行ってきました。

 「小諸発電所」という名称が付いている理由は、佐久市内で千曲川と滑津川から給水して、西側の下流の小諸発電所に水を送る目的でつくられた人工の遊水地だからです。

 東側の高台から小諸発電所第一調整池を眺めました。今年11月の3回目の訪問です。

 東側の高台では、ピラカンサスの朱色の実がたくさん、できています。



 このピラカンサスの朱色の実を食べに、ヒヨドリやツグミがいずれやって来そうです。

 東側の高台では木々が紅葉しています。晩秋の感じが色濃いです。



 午前8時ぐらいに眺めました。この日は風がやや強く、池の表面は波だっています。

 眼下の比較的近い場所の波間に、ヒドリガモが数羽、浮かんでいます。



 少し遠い波間には、マガモなどが数羽、浮かんでいます。



 前回、何回も観察できたカンムリカイツブリは、眼下の波間には2,3羽しかいません。



 強い風によって波立つ水面を進んでいます。

 この時に、1羽のカンムリカイツブリがくちばしで盛んには主翼の羽根繕いしていました。





 このカンムリカイツブリが熱心に羽根繕いする理由は分かりません。

 留鳥のオオバンも少し近づいてきました。



 今回は、お目当てのミコアイサはまだ来ていませんでした。

 今回は、理由は不明ですが、カワウやコサギの姿が前回より、少ないという異常ぶりでした。

 トビも時々、上空を通過します。

 来年1月になると、コハクチョウが2羽、またここに飛来してくれることを願っています。

 前回、この小諸発電所第一調整池に溝鳥観察に来た話は、弊ブログの2020年11月18日編をご覧ください。