ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

東京都新宿区などにまたがっている新宿御苑では、コフクザクラの花が咲いています

2020-01-06 00:00:03 | 季節の移ろい
 東京都新宿区と渋谷区にまたがっている新宿御苑を散策しました。今年は1月5日から開園しました。

 この新宿御苑は、環境省所管の公立公園です。広さは約58ヘクタールと広大です。

 新宿3丁目・4丁目に近い、北東側の新宿門から入って、そのまま西に向かと、ペイパーホワイト系スイセンや二ホンスイセンの花がたくさん咲いています。


 その西側には、1月の今ごろでも花を咲かせているサクラの木が並んでいます。

 現時点で一番花を咲かせているのは、コフクザクラ(子福桜)の木です。

 昨年11月ごろから小さな花をたくさん咲かせています。アキザクラの1種です。

   この”アキザクラ”とは、シキザクラやジュウガツザクラ、フユザクラなどと同様に秋に花を咲かせるマメザクラ系です。






 そのさらに西側には、冬から春にかけて花を咲かせるカンザクラ(寒桜)の木がほんの少し花を咲かせ始めています。



 ほとんどが蕾ですが、少し開花しています。花はまだ10輪以下です。

 新宿御苑に植えられている、このカンザクラの木は東京都内(関東地方でも)で一番早く花を咲かせるサクラの木です。

 ここからさらに南西方向に進むと、ソメイヨシノなどの様々なサクラの大きな木がいくつも並ぶ、大きな芝生の広場にでます。

 ここからは新宿御苑の西側にそびえているNTTドコモの高層ビルが眺められます。

   このビルの正式名称は「NTTドコモ代々木ビル」です。地上250メートルの高さがあります。

 この大きな芝生の広場の一郭には、ストック(金魚草)などが花を咲かせている花壇があります。



 ここから南西方向に進むと、背の高いプラタナスの並木が美しい整形式庭園にでます。
 この整形式庭園の一郭にはバラ園があります。暖かかった晩秋の影響で、バラの花がまだ咲いています(半分ぐらいが咲いています)。

 

 今度は、南西側から北西側に進んで、一番西端にある上の池まで進みました。

 上の池周辺は日本庭園になっていて、マツの木がよく手入れされています。


 ここには梅園があり、2月はウメの花がたくさん咲きます。