たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

縁起物

2024年01月05日 | 果実

庭や散歩途中見つけた開運のシンボル、赤と黄色の果実を取り上げてみました

❝万両は買って植えるものじゃない、人から頂いてこそ金運に繋がるものなのよ❞と言いながら知り合いが下さってからもう40年余り、年々数を増やして今では庭のアチコチで見られる様になりました。特に裕福と言う訳でも有りませんが困る事も無いと言う事はやはりこの植物のお陰でしょうか。

「クロガネモチ=苦労が無く金持ち」語呂合わせで本来の名の由来では有りませんが何でもいいのです。信じる事が大切なのです。

万年青(おもと) 冬でも青々とした葉を絶やさず鮮やかな赤い実を実らせることが富と繁栄を連想させる、そんな事から昔から大切に育てられている植物ですね。徳川家康が江戸城入城の際、長寿や健康を司る縁起の良いこの万年青を家臣が献上したと言う逸話も残されております。

最初、もう紅梅がこんなに膨らんて来たのかと思いながら近くに寄りましたら花芽では有りませんでした。少々遅かった気もしますが最盛期はさぞかし美しかった事でしょう。ところでこれは何の実なのでしょう?

直径15センチ以上ある鬼柚(獅子柚)が空き地の隅でたくさんの実を付けていました。鬼柚と言うネーミングらしく皮はゴツゴツとしたあばた面です。実入りが良く千客万来と言う事で人気の高い果実なのですって。値段を調べてみましたら一個2000円するのだとか。獅子は邪気を祓う生き物なので、この名を当てたのでしょう。

既にたくさんの実が落ち放置してある様なので二個いただき仏壇に供えました

こちらは実では有りませんが今咲き誇っている蝋梅ですね。この花もスッキリした甘い香りと花色から金運を引き寄せる縁起花です。玄関先に飾ると開運を齎すそうですよ。

最後に我が家の雑煮。地域によっては丸餅、汁は味噌味、お餅を焼かずに煮るといった所もありお国柄が見られる雑煮です。関東の雑煮はだし汁に鶏肉、しいたけ、蒲鉾、三つ葉、ゆずの皮、お餅は四角というシンプルなものですが皆さんの所はどんな雑煮なのでしょうか?


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
縁起物 (イケリン)
2024-01-05 18:19:13
たかさん こんばんは。
赤い実は縁起物ですから、お正月に実をつけてくれると嬉しいものですね。
長持ちするし、華やかさに欠けるこの季節には貴重しますね。
獅子柚子ってそんなに高価なものなのですか・・・。
私の田舎では鬼柚子と呼んでいたようにも思います。
実を食べるものではなくて、皮をマーマレードやジャムにすると美味しいですよ。
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こんばんわ (力丸ママ)
2024-01-05 19:39:48
我が家の雑煮は新潟風です。
祖母が新潟出身
澄まし汁ですが大根ネギ人参ちくわ、鶏肉具材が一杯です。
出来上がりにゆずの皮を散らします。
我が家の子供たちもこの味に慣れてお正月は必ず来たら食べて帰ります
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筑後の雑煮 (手賀沼日記)
2024-01-05 19:44:37
50年続く筑後の雑煮かな。家内が筑後出身なのです。
それまでは肥前大村に伝わる雑煮でした。違いはほとんどないと思います。
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Unknown (ベル)
2024-01-05 20:14:15
こんばんは
鬼柚ってあるんですね 
15㎝もあるんですか 知らなかったです

雑煮は宇和島でも各家庭でかなり違っていたような気がします
どちらかと言うとおふくろの味って感じですね
イリコ出汁です シイタケとかまぼこぐらいは同じか戸魚のすり身の団子が入ってたしよその家ではじゃこ天が入ってましたが入ってました
白菜は定番ですが渡曽の家ではホウレンソウも使ってました
この辺は小判餅 焼かずに入れるため煮てる時にくっつくのを防ぐためほうれん草と餅ほうれん草餅って交互に入れて煮てました

色々ありますね
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こんばんは (花華)
2024-01-06 00:15:50
元旦に通った場所で、たくさん落ちている「鬼柚子」を見かけました。
あの様子を見ると、お家の方は収穫することはないようでした。
「柚子」とはいっても「分旦」の仲間なんですってね。
だからあんなに大きいのですねぇ。

不明の実は「ウメモドキ」かもしれません。
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イケリンさんへ (たか)
2024-01-06 13:15:03
こんにちわ、イケリンさん
赤い実が陽を受けて輝く様は本当に美しいものですね。
花が少ない時期だけに愛おしささえ感じます。そして心が温かくなるのを感じます。
縁起物と称したのは、そんなところにあるのでしょうね。
鬼柚も飾っておくだけで福を放つオーラが見える様です。
ネットで値段を見てビックリ、店頭に並ばないので知りませんでしたが結構なお値段なのですね。
鬼柚は長持ちする様ですのでもう少し楽しんでからマーマレードでも作って丸ごと福を取り入れる算段です。
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力丸ママさんへ (たか)
2024-01-06 13:49:35
こんにちわ、力丸ママさん
新潟風のお雑煮はけんちん汁の様な具だくさんな汁の様ですね。
おばあさまからお母様、そして力丸ママさんへと受け継がれたお雑煮、素敵ですね~。
私も寒い日にはけんちん汁を作り焼いたお餅を入れて頂く事が有りますが大根が良い味を出すのですよね。
柚の皮で思い出しました。四国の友人が来宅した時に柚の皮を刻んで薬味として小皿に入れ出したのですが顔を近づけそれを不思議そうにジッと眺めているのです。 
四国では皮は使わず実の搾り汁を使うらしく何の為に使うのか不思議に思ったと言う事でした。お国柄の違いと言うのは面白いですね、
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手賀沼日記さんへ (たか)
2024-01-06 14:02:47
こんにちわ、手賀沼日記さん
奥様、九州のご出身ですか。
奥様にとって子供の頃から慣れ親しんで来たお雑煮が一番ですものね。
どんなものか知りませんでしたので筑後のお雑煮を調べてみました。
具の野菜には春菊を入れ海老などの海産物を入れる様ですね。
シンプルなこちらの雑煮と違い豪華なものではないですか。一度、食してみたいです。
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ベルさんへ (たか)
2024-01-06 14:25:19
こんにちわ、ベルさん
凄いでしょ!鬼柚。 群馬ではこの大きさが限界なのでしょうが暖かい地方では20cmもの大きさになるらしいですよ。
宇和島のお雑煮は、やはり海の物がふんだんに使われる様ですので此方の汁の味とは大きく違いそうです。
お餅も焼かずに煮込む様ですのでこれも微妙に味の差が出る事でしょう。
西日本は味噌仕立てと聞いた事が有りましたので四国もてっきり味噌仕立てと思っておりましたが、どうやらそうでは無さそうですね。
しかし地方によって違いのある雑煮。 「雑煮食べ歩き旅」と言うツアーが有ったら面白いでしょうね。
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花華さんへ (たか)
2024-01-06 14:42:51
こんにちわ、花華さん
鬼柚は重さからか強風が吹きつけただけでもポトポト落ちてしまう様で勿体ないと思うほど落ちておりました。
毎年、見ておりますが側にある本柚さえ収穫する気配も無く放置されっぱなし、だったら庭に植えて観賞用にすれば良いと思いますが高価な物だけに勿体ないですよね。 柚の仲間では無いと言う事は薄々感じてはいましたが分担の仲間だったのですね。知識が一つ増えました。
あの紅い実、ウメモドキなのでしょうかね。我が家のウメモドキは当に丸裸ですし実も小さい事からウメモドキに考えが至りませんでした。
教えて頂き有難うございました。
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