たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

雪の鍋割山を歩く

2017年02月19日 | 登山



日本中、一気に春の陽気に包まれた2月16日、鍋割山を登りました

平日では有りましたが駐車場には数十台の車


檜の林を抜け稜線に登りつめれば植生も変わり

林床まで届いた陽光が不思議な文様を描き出していました








そこから一登り、荒山高原に到着です

結構な積雪に標識は上部が覗くのみ

広い雪原はキラキラと輝きその奥に鈴ヶ岳が端正な姿を覗かせていました

直ぐ先で休憩を取ったばかり、ここは写真撮影だけに留め先を急ぎます




見上げると横に長く雪庇が連なり一部が崩落しておりました

明日は今日より温度が上がると言う予報が出されているので

事故に繋がらなければ良いのですが


ここは5月末頃、山ツツジやレンゲツツジで稜線が真っ赤に染まる場所です

今はモノトーンの世界、空の青さが目に沁みました




そして一気に展望が開ける場所でも有ります

鈴ヶ岳の左に上州武尊、その左に上越国境の山々がズラリと並び

行く手には浅間山も確認できましたが霞みが掛かり

薄ぼんやりとした姿を目で捉えるだけでした






稜線上は至る所に風紋が見られます

「この上に行けばもっと凄いのが見られるよ」

そう教えてくれた登山者の言う通り芸術作品としか言いようのない

強風が作り出した見事なまでの造形でした




振り返れば鈴ヶ岳から続く稜線がクッキリと浮き立ち

目を右に転ずれば荒山の左隣に地蔵岳も立ちあがりました

しかし暑い

一枚脱ぎ二枚脱ぎそれでも未だ暑い

見れば雄さんの額からも汗が流れていました


入山して約1時間40分、漸く竃山に到着しました

山頂迄はもう一踏ん張りです

続く


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コメント (12)
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