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たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

済州島(チェジュド)へ   韓国の旅  5/19

2014年07月20日 | 海外旅行


莞島(ワンド) 9:00~~済州島(チェジュド) 10:40 → 37000ウオン




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9時乗船、セオウル号の影響か乗客は僅かで空席が目立つ

晴れてはいるが海と空の境がないボンヤリした景色を眺めていると

済州の島影が徐々に近づくが果たしてどれが漢拏山(はるらさん)なのか

莞島から1時間50分、船は済州港に接岸した

下船して案内所で帰りに行く木浦港への時間と便名を確認

係員は年配の男性だったが英語で応対してくれ

観光マップは韓国語と日本語の両方を持って行った方がよいですよと助言して下さった






旅客ターミナルから済州旧市街へは距離も分からず、ともかく街の方を目掛けて地図を頼りに歩いた

暑さと坂がきつい

ここで大変な事が起きた

そろそろ現金が心配になり最初に目に付いた銀行で

現金を引き出そうとクレジットカードを挿入した

ところが雄さんのカードも私のカードもエラー表示が出てしまったのだ

ピンの間違いかと再度 試みるが結果は同じ

銀行員も心配して一緒にやってくれるが、やはり駄目だった

カードを渡し調べて頂くと私のカードは既に期限切れ

カードは自動更新されるものとばかり思っていたので確認する事も考えずに持ってきてしまったのだが

要するに数年使わずにいると更新ストップされてしまうのだとか

私は生活の中では現金派なので、そういう事に対する認識が全く0なのである

しかし雄さんのカードは有効期限内なので使用可なはずなのに、これは一体どうした事なのか

後の20日間、日本円5万と現在持ち合わせのウオンでは

どう計算しても、どう節約しても3万円は足りない

私も雄さんも途方にくれてしまった

行く手に公園が有ったので、そこで気を落ち着かせようとベンチに座ってみたが

この問題の良い解決策など全く浮かんで来ない

「大丈夫、心配ない」と言う雄さんの言葉は

私から少しでも不安を取り除こうとしている言葉で有る事は分かっている


ともかく通りすがりの人達に道を聞きながら何とかバスターミナルまでやってきた

何となく歩いてしまったが結構な距離だった




大変な問題が降り懸かってきてしまったので

「あれもこれもが交錯して何から手を付けて良いのか」と雄さんは頭を抱えている

相当、混乱している様だ

取り敢えず宿を確保しようと荷物の番を私に任せ雄さんはバスターミナルから出て行った

暫く待たされた帰って来た雄さんの表情は心なしか明るい

6泊 27万ウオンを交渉し20万ウオンにしていただけたのだそうだ

宿にチェックインし旅装を解きバスターミナルの向かいに有った銀行へ雄さんは走る

私はカード会社に電話だ

調べて頂いたところ「御主人様のカードは有効なので使用できるはずなのですが」と言う

出来ないから聞いているのに

ドアが開いた

「どうだった?」と聞くまでもなく雄さんの顔は上手くいかなかった事を物語っていた

操作したところアンテンダと書かれた紙が出てきてしまうのだそうだ

それでも銀行員は親切で色々調べてくれたらしい

結果、分かった事は「カード会社と当銀行は取引が無いのです」だった

カード会社から再度、電話が来た時にその件を話すと又々待たされ

「そうでした、済州とは取引をしておりません、下ろせるのはソウルの3ヶ所だけなのですよね」


その時、雄さんが思い出した様に「確か、ここの旅館、ビザカード使用可になっていたよな」

直ぐに受け付けに行き事情を話すと「構いませんよ」と支払いをビザカードに変えて下さった

私達が行く所はビザカードが使えない所が多いので2か所ばかりホテル泊、使える者は全てカードで 

ヤッタ―

宿のアジョシは嫌な顔もせず20万ウオンを返して下さった

部屋に入り数えると25万ウオン

またまた受付へ走る

アジョシ、照れくさそうに頭を掻いていたそうだ

このアジョシ、とても綺麗好き

階段の一段一段を丁寧に拭いているので勿論、床も黒光りしている程だ

ア~ァ、何だかお腹が空いて来てしまった

入った食堂は5品のみ

でも上品な味付けが癖になりそう、また食べに行くかもしれない


ファンデへジャングク


クルへジャングク




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