….10年ぶりに再飲酒してしまった時のことは「理由なんかない」「たまたま」「魔が刺した」「突然飲酒欲求に襲われた」などとしか当初語ることができなかった。しかし、私は何もないはずがないと予想し、生育歴から確認していったところ…
心理的孤立が未解決のまま患者が最後に頼ることができたのは「人」ではなく、昔懐かしいアルコールという「物」だった…
驚くべきことは、このような一連の出来事や感情の動きが背景にあったと容易に推測できるにもかかわらず、患者本人は再飲酒というアクティングアウトの引き金について、はじめは何一つ気付くことも語ることもできなかったという点にある。
*7月のミーティング*
7月19日(日) 13:30〜14:30
クロスパル高槻4F 研修室
※マスク着用お願いします。
※連絡先の記入があります