その場で叱る

客の性別を確かめてほしいという依頼をうけ、調査するという企画を民放が放送した。
その場にいた解説者がその場でこの企画を叱責した。叱責してくれた。
これは本当にすごいことだと私は思う。

なにがすごいって、いっぱい理由あんねんねど、なかでも、生放送のその場でっていうのが、すごいと思ってん。
私がその場にいたら、できた？
たぶんできない、ほかのコメンテーターと同じく、曖昧に笑ってたろう。だからほかのコメンテーターのことも何も言えへん。

(人権の問題、もちろんやで！)

「その場で」叱責してくれたことが、私にとって、「すごいこと」です。うう。ボキャ貧ですまぬ。

私は、「あとからフツフツと怒りが湧いてくる」ねん。

依存症の私は、たとえば、道を歩いていて、ぶつかったときに相手に「ちっ」てされたとき、とっさに「すいません」って言う。そして、あとから、小石をける。

依存症の私は、たとえば、病人扱いされたとき、とっさに「すいません」って思う。
そして、あとから、食べ吐きとか酒とかやってきたんです。


とつぜんやってくる、他者からのメッセージを、受け止めることができないんちゃうかと思う。

タイムラグがあって、その間に、そのメッセージは、腐敗してまうみたいねん。

(あれ、私、今、なんとかしたくなってるわ。無力を認められず、有力になってるかな…)

もんもん。

あと、下の子が「性別聞くって、なにがそんなにあかんの」と。
大事やね。
キタコレ。


今日一日。




<ミーティング案内>
日時
2019年5月26日(日)13:30〜14:30
2019年6月30日(日)13:30〜14:30


場所
クロスパル高槻4F研修室

対象
摂食障害の本人さん、ご家族、支援者の方

内容
分かち合い


直接会場へいらしてください。
待ってるよ〜(^^)