子どもは親の作品じゃない

親を、喜ばせたかったんやなあ。私。

ビール、必ず手土産にして帰省したのも、おかーさんに笑って欲しかったからやもんな。

痩せたかったもの、いい成績とりたかったのも、おかーさんを、いい気分にさせるためだったんやろな。

私のおかーさんは
私を、自分の手柄みたいに、扱ったときがあったよ。

でも
おかーさんは、たぶん、いま、私を手放してくれてる。
私はおかーさんの作品じゃなくなった。
だから、いま、私は回復してるんやと思う。


私の娘は…
(自分ではそんなこと思いもせーへんやろけど)
勉強頑張って、部活頑張って、不登校になって、自殺未遂して、ってやってきたのって

私とおんなじやんかって、思うねん。

大丈夫よ。

あなたは、私の作品じゃないよ。


今日一日。