ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

風景

2019-05-24 08:29:00 | 居るのはつらいよ
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「なんくるないさ、様子を見よう」

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色々なものが過ぎ去っていっても、そうやって、「ただ、いる、だけ」
「それでいいのか?」
どこからか声が響く。この四年、僕の内側で響き続けていた声がする。

それでいいのか?…

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だけど、僕はその価値を知っている。「ただ、いる、だけ」の価値とそれを支えるケアの価値を知っている。僕は実際にそこにいたからだ。その風景を目撃し、その風景をたしかに生きたからだ。




<ミーティング案内>
日時
2019年5月26日(日)13:30〜14:30
2019年6月30日(日)13:30〜14:30


場所
クロスパル高槻4F研修室

対象
摂食障害の本人さん、ご家族、支援者の方

内容
分かち合い


直接会場へいらしてください。
待ってるよ〜(^^)

少しずつ

2019-05-22 10:03:38 | 居るのはつらいよ
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「え?大変なんだね」現実の壁が目の前に立ちふさがる。…中略…「でも、なれるよね?夢は叶うっていうもんね」

彼女は非現実的な考えに心を奪われた…そういうファンタジーで、自分の心を守ろうとしたのだと思う。

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だけど、空想が心を守る力は存外脆い。

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悲しみや痛みをしっかり心に置いておくと、失った当のものが心の中で再生していく。

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最終回に僕らは奪われる。

だけど、最終回は同時に与えもする。

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仕事を始めることにしたのだ。それは薬剤師ではなく、小さな作業所でサータアンダギーを土産物用袋に詰める仕事だった。四年間踏み出せなかった一歩だった。

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「いない」ことが、栄養になる。


<ミーティング案内>
日時
2019年5月26日(日)13:30〜14:30
2019年6月30日(日)13:30〜14:30


場所
クロスパル高槻4F研修室

対象
摂食障害の本人さん、ご家族、支援者の方

内容
分かち合い


直接会場へいらしてください。
待ってるよ〜(^^)


蓋をする物語

2019-05-21 09:27:44 | 居るのはつらいよ
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人が本当に怒るのは傷ついたときだ。

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そういうとき、人は何もかもを破壊せずにはいられない。大事な人を破壊し、そうすることで自分自身をも破壊する。

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(ひとは、そのように激怒したものから)全身全霊で逃げる。

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距離がとれたことで

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ようやく…言葉を交わし合うことができる。

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(激怒したものは)傷ついたままだったと思う。殺してやりたかったと思う。でも、あきらめることができる。もしかしたら、あとからあのとき殺さないでよかったと思ったかもしれない。

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蓋をすることによる暫定的な解決の物語だ。


<ミーティング案内>
日時
2019年5月26日(日)13:30〜14:30
2019年6月30日(日)13:30〜14:30


場所
クロスパル高槻4F研修室

対象
摂食障害の本人さん、ご家族、支援者の方

内容
分かち合い


直接会場へいらしてください。
待ってるよ〜(^^)

アンビバレンス

2019-05-20 09:08:25 | 居るのはつらいよ
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去っていく人が目の前にいることほど辛いことはない。あるいは自分を裏切った人が視界に入っていることほどつらいことはない。そこには愛情と憎しみの両方が存在してしまう。

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そういうとき、一見非常なようにも見えるけど、じつは距離が役に立つ。手も目も届かないところに離れることで、感情の生々しさから距離をとることができるからだ。

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「現実」は基本的には心の栄養だ。現実から切り離される時に、僕らの心は空転し、やせ衰えたり、肥大化したりしてしまう。だから、現実と触れ合っていることは、心の健康のためにはとても重要なものだ。だけど、現実には時々栄養がありすぎる。消化しきれず、お腹を壊してしまう。そういうとき、現実をちょっと遠ざけておくことは、助けになる。





<ミーティング案内>
日時
2019年5月26日(日)13:30〜14:30
2019年6月30日(日)13:30〜14:30


場所
クロスパル高槻4F研修室

対象
摂食障害の本人さん、ご家族、支援者の方

内容
分かち合い


直接会場へいらしてください。
待ってるよ〜(^^)

去る人 亡くなる人

2019-05-19 07:02:03 | 居るのはつらいよ
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デイケアから人が去っていくことは稀ではない。新規のメンバーさんが馴染めずに去っていくことはよくあるし…

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人生の一時期、同じ船に乗り合わせている。

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去っていった人は、また違うコミュニティで、ケアしたりされたりしているはずなのだ。

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だけど、メンバーさんが亡くなったときは別だ。

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ふしぎなことだと思う。
去っていった人についてはほとんど話しにならないのに、亡くなった人についてはさかんに物語られる。

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思い出されることの多くは、…笑わせてもらった時のことだ。…中略…僕らはケアされ続ける。

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思い出すとは「気にかける」ことであり、それは英語にするならば「care about」だからだ。




<ミーティング案内>
日時
2019年5月26日(日)13:30〜14:30
2019年6月30日(日)13:30〜14:30


場所
クロスパル高槻4F研修室

対象
摂食障害の本人さん、ご家族、支援者の方

内容
分かち合い


直接会場へいらしてください。
待ってるよ〜(^^)