白馬岳 1日目からのつづき
2015年8月11日
朝5時
雲海の上に朝焼けが見れました。
この写真を撮るために外に出たらフリース来てても寒くて手が冷たくなってきました
白馬村はだったようですが
頂上は見事に抜けていました
朝の眩しい光を浴びながら朝ごはん。
うんうん、昨日よりも調子よくなってる。
そして心配してた足も筋肉痛なし
6:30頃 宿を出発。
出てすぐ上に日本最大の山小屋 白馬山荘
800人泊まれるってすごい!
右が長野県、左が富山県にまたがって建っているそうです。
その上のとがった頂きが目指す頂上!!
いよいよ目前です。
少し登って振り返ると、眼下に我々の泊まった頂上宿舎
朝6時ごろからヘリが何度も上がってきて荷揚げしています。
20分ほどで到着~
ただただ見とれていました
足元の少し先は断崖絶壁。
ロープ張ってありますが足がすくみます。
力持ちの人が担いで登ってきたという方位盤。
力尽きてここで亡くなった、という説も。
浅田次郎さんが本を出して一躍有名になったとか。
360℃絶景です
ここに立っていると荷揚げのヘリがはるか下から上がってくるんです。
飛んでいるヘリを上から眺めたのって初めてでした
いろんな経験が出来るもんですね。
しばらく景色を堪能して、山小屋で泊まったご褒美!縦走ルートを歩き始めました
快適~
富山県、長野県、新潟県がこの1点に集まってる! 三国堺
そして小蓮華山到達~
小さなアップダウンはあるものの、ずっとフリースを脱げないぐらいの快適温度
しばらくここで大休止
何やらずーっと石を積み上げて遊んだはりました。
もう終わりかなぁと諦めていたコマクサもこの道で見つけました
白馬特有種 ハッポウワレモコウも終わりかけですが何とか出会えました
そして!
だんだん雲が上がってきて視界が悪くなってきたなぁ~と思ってすぐ!
ライチョウ親子に遭遇~~~
ここ3年ほど山に行くようになって、いつか会いたいと思っていた念願のライチョウさん。
しかも親子で5匹ぐらいいました。
岩の上でまわりの様子を伺っているのが親鳥。
見えないけれど、その下のはい松の合い間を小さな子供のライチョウさんがチョロチョロお散歩していました
頂上で晴れて、もうくだって行くって時に曇って会えたなんて
なんかタイミング良すぎ
去年、栂池側から登って雨でここまで来れなかった場所
今年は来れたぞーっ!
まだお昼前だからか ひっそりとしていました。
夕方にはここにもカラフルなテントが立ち並ぶのかな。
ここで宿でもらったお弁当を広げて昼食
そして去年雨の中苦労して登った白馬乗鞍~
反対側からアプローチ出来たのでなんか満足
意外なことに、大雨の中上がった去年よりこの時は視界が悪くまわりの山が見えませんでした。
分からないもんですね、山の天気は。
そして、ここからの急下りが最後に応えました
大きな岩場が結構効いて
その後の樹林帯の木の根に引っかかりそうになりながら
栂池の自然園の前まで一気に降りてきました
去年この道をよく登ったなぁと思いながら。
しかも雨の中。。。
気がつけば、1日目と2日目それぞれ7時間ぐらい活動していました。
特に2日目は距離が長いのでずっと歩いていたような
ただただ感想は「よく行けたなぁ~」の一言に尽きます
そして、何より息子2人がかなりの戦力になることが判明
リュックの重さは2人ともかなり重いはずなのに足取りがとても軽快
稜線はまず水汲み場がないので1人1.5リットル~2リットルぐらいの水分を持ちます。
私が1日目にかなりバテたこともあり、2日目の荷物はVIP待遇にしてもらえました(苦笑)
もう今度は遠いからお母さん来なくていいよ…なんていわれる日が来るまで
しぶとく参加し続けたいなと思っています