海へ山へ♪

逃避行親子4人のおでかけ日記・・・

バンクーバーの朝日

2015-01-07 14:53:06 | 徒然なる日々

こんにちは


いろんな『時期』というものがあるもので
家族それぞれが忙しかったり
大切な季節だったりして
たまたま昨年末から今年にかけて
わが家がそういう時期でした。



旦那さまの仕事然り
子供の学業然り
それもまた元気でやっているからこそで
あくまで家族応援隊の私は
ただ季節季節の折り目を
自分で意味を持たせながらこなしていくという
地味だけど多分大切であろう仕事を
粛々とこなしておりました。








そんな単調な
だけど結構忙しく過ごした年末年始
正月に1日だけ自由時間をもらって
初めて正月映画というものに
行かせてもらいました。






『舟を編む』がすごくよかった~と思ってたら数々の賞を取られて
一躍有名になられた石井監督の作品。

私としては次の『ぼくたちの家族』の方がもっとよかったのですが^^;
この時の兄弟役だった妻夫木くんと池松くんも今回の映画にご出演です






亀梨くんも、勝地くんも、上地くんもいるので豪華メンバー
お友達が初日の舞台挨拶に行きたくて(もちろん東京。大阪なら私も行きたかった!)
私も一緒に参戦しましたが競争率高くて敗退。

あとでWS見たらほんとに豪華な舞台でした!
あんな舞台挨拶はお江戸でしかないですね







東京ドーム1個分のオープンセットを作ったというだけあって
その異国情緒たるや完ぺきでした!
一度もロケでカナダには行ってない、と聞いてなければ
完全に海外だと思ってしまいます。

その素敵な雰囲気の中で最初はのんびりと物語が進んで・・・
おせち作りの疲れが出たのか(←これは言い訳)
ちょっとウトウトしそうになりました






でも、苦労された野球のシーンというのが本当に引き込まれて
いつの間にか街の観衆の1人に自分がなったかのように
テンション上がって楽しんで観ることができました




びっくりしたのが亀梨くん!!
彼の目ジカラには引き込まれるものがあり
無口な役どころだけに
内に秘めたるものが佇まいから伝わる
とてもやんちゃなイメージとはかけ離れた
グッとくるものがありました。

最後の汽車での別れのシーンは私の中では一番のクライマックス!
妖怪人間ベムのイメージが一転
役者としてのこれからの彼がとても楽しみになりました。





野球チームの面々は勿論
それを支える街の人達の雰囲気も私は大好き

田口トモロヲさんは相変わらずいい声でずっと応援してくれてるし
そしてお父さん役の佐藤浩市さんの存在感。
荒くれ者のお父さんだけど息子に対する不器用な愛情表現が
とても心温かくしてくれました。





時代の流れに翻弄され、バラバラになっていくさまがせつなくて。
また集まろうな、という言葉が叶わない言葉だと知っているだけに尚更。







それでも、先日カナダで移民の血を引き継ぐ日本人たちが
チーム朝日をもう一度立ち上げられたそうです。

唯一の当時のメンバーの生き残りである92歳の方が
始球式をして始まったそうで、なんかよかったなぁと思って
ネットニュースを読みました。

いよいよ、本当に歴史を語れる人たちがいなくなる
今が最後の時なのではないかという気が改めてしました。

本当につらかったであろうの中でも
こんなにも輝くものを見つけて生活していた先代たちを知れて
作って下さってありがとう、という思いがしました。















もうすぐ楽しみにしているドラマがあります






岡田くんの映画が超ロングランになったのは記憶に新しいかと思いますが
今度はドラマになります




2時間では納まりきれなかったという細かいところまで
原作に忠実に描かれているとのこと。

何キロも体重落として、丸刈りにして、ご飯も食べられなかったという撮影。



心して観たいと思います。
機会があれば是非ご覧ください(回し者ではございません(笑))