1日目からのつづき
2017.8.8
はい、朝起きると予報通り雨でした
それを承知で来たとはいえね、、、覚悟です
途中でゆっくり休憩が出来ないと見越して、部屋でしっかり朝ごはん
朝食をお弁当にしてもらっていたので時間は自由です
帰りも徳澤園を通るのである程度の荷物をデポ!
1日分の着替えやゴミなどひとかたまりを預かってもらえてこれだけでも本当に助かる
いざ出発
まずは軽く足慣らし
1時間ほどで横尾山荘
2年前、蝶ケ岳に登った時に前泊でお世話になりました
しかし、この時すでにカッパが浸水
それでもここからが歩いたことのない新しい道なので『涸沢』を目標に再出発
横尾から1時間ぐらいで本谷橋
先ほどの横尾では軒下で休憩できましたが
ここは木の陰に隠れても雨ドボドボ
めげそうになりながらもなんとかカロリー補給
涸沢小屋と涸沢ヒュッテの分岐を過ぎて石畳と雪渓が
涸沢ヒュッテーーーーーっ
この時すでに気温16℃
雨だと結構寒いです
入ったところで一度カッパを脱いでゆっくりできたのは本当に大きかった
途中に小屋があるというのは大きい
食堂は外でしたが、温かいラーメンが体に沁みた~~~
ひとまず目標の涸沢に着いた・・・
ここまで苦労してなんか引き返す気になどならない・・・
どうせ濡れてるし・・・
今晩の宿だって山荘の個室予約してるのにどうするか・・・
結局、危険なら引き返そうということで前に進むことに
今回のカギになるだろうと予想していた初めてのザイテングラード
私がいつもしんどくなる2500メートル地点
しかも雨
慎重に
慎重に
いきなり雪渓を渡る
来たよー
ザイテングラード取付点
なんか雨の中の休憩も慣れてくる
人間ってすごいな
登ってきた涸沢カールも何となく高度感出てきた!
さて行くか
と歩き始めたこの先で、私が道を間違えてしまったようで
危うい道を戻るまで落石は起こるし怖かった~
晴れていたら先の〇マークが見えていただろう、と。
カッパを深くかぶっていたので見落としたか
そんなこんなでなんとコースタイム通り涸沢から3時間で穂高岳山荘に到着~
なんと!台風対策で山小屋の看板が中に入れてある!!
↑これもなかなか経験できないことなんじゃない?!(あんまりうれしくないけど)
当然ながらロビーはガラーン
ありがたくストーブ当たって広々と使わせていただきました
全身のカッパと服とリュックと…
乾燥室って本当に神様
今回の個室
そして標高3000メートルでの夕食
いつも標高高い山小屋では食欲のない私
ところが初めてほとんど全部完食
前日は素泊まりで食事をつけなかった次男くんも今日は食事は一緒に山小屋のお食事をいただきました
しかしどーしても苦労してテントとシュラフ担いで上がったし、昨日も使えてないから今日はテントで寝る!!
と言うので驚きのテント泊
もちろんテン場にテントは彼1人…
その根性にアッパレ
夜9時
山小屋から1張だけ立っているテントで寝るために出発
風裏の場所とはいえ、結構風の音がきつかったので心配していましたが
そんな心配をよそに、テントの中でバーナーで玉ねぎスープなど食べていたとは!!←←
参りました
次の日の天気を回復を祈るのみ…
3日目につづく