『 伊豆小室山からの眺望 』
河津 米子さん 撮影
このピンポンも立派に運動だし幾らルーズにやったとしても、知らず知らずに体を使っているから
結構ボケ防止と共に転倒防止には役立っているのだろう。
先日の新聞記事によると日本では、65歳以上の高齢者が3600万人いて、そのうちの1200万人
が年に1回以上転倒しているという。その中で240万人が転んで骨折しているそうだ。それにより
要介護になり死亡へのつながるケースが多いという。
こうした転倒の原因は筋力,姿勢、バランス能力、歩行能力の低下だそうだ。
しかし転倒が怖くて外に出ないと、食事量が減って低栄養になり、一層筋力が弱るという負の悪循環に
陥るそうだ。
私などその典型かも知れぬが考えてみると、ピンポンはそれを打ち破るのにとても適切な運動のような
気がする。
球が来れば嫌でも備えるし、知らずに前後左右にステップしていて(全くしてない人も私を含めて多い
けれど)、しかも球がいざ来るとそれを目で捉え、それが瞬時に脳に伝わり、脳からはシナプスという
伝導神経や判断機能を使って手や足に指令が出て、それ動け!それ打て!という事になる。
これはとりもなおさず転倒防止に適っているのではないだろうか。
一人で黙々と体操したりストレッチしたりが出来ない私のような人間には、せめてこの週に一度の
(足りないかも知れないが)ピンポンを大事にしなくちゃならない様だ。
今日は12人。まり子さん、山本さんがお休みだった。元気な皆さんは転倒防止のことなど思っても
いないだろうが、楽しそうに体を動かしている。
これが一番良いことであり、その効果も知らず知らずのうちに上がっているのだろう。継続は力なりか!
それにしても3時間を軽くやったり見たりしていただけなのに疲れきってしまう我が身が情けない。
今夜はウナギで一杯やってみるしかないか!
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