『 葡萄と壺 』 2020 画 水彩画―(30)
灼熱の8月も今日で終わる筈だ。10号は月を跨いで来月へ持越しだ。
しかも台風が次々と襲って来るだろうし、来月もまだまだ暑い日が続くという予報も
出ている。
まさにこの季節の日本は、灼熱と災害列島で我慢の月と言わざるを得ない。
毎年、台風が大陸へ行くのかと思うと日本列島の曲がり具合に沿って北上するのが
不思議な気がする。これが何百年と続き、それにじっと耐え闘ってきた民族が日本人で、
その日本人の我慢強さや忍耐心、諦め易さや諦観の心を養い、その良し悪しは別にして、
保守の心や現状維持第一の性情を育てたのかも知れない。
さぁ、あの真っ青な空に白い雲、トンボが飛び交いコスモスが揺れ、涼風が顔をなでる秋を
味わう為にもいましばらくの我慢をしよう。
来月は私の誕生月だから、きっと何か良いことがあるのではと期待もしながら…。
しかし10号台風も来るのか来ないのかまだ近畿の辺りをうろうろしている。
今日も朝から降ったりやんだり低気圧の先兵隊の黒い雲に覆われている。
関東の本番は、明後日辺りがどうなるかのようだ。海上へ誘導する方法はないのかしらと思う。
日本人はただ祈るばかりである。
『絵のこと』
(今日のこの日記で私の水彩画を使うのも、7,8月の日記で30枚目になった。
手持ちの50枚位の中から適当に選び極力年代順に並べたつもりです。
ここで、この7,8月を含めて5~8月分を一冊の本にして貰うつもりです。
狙い通りに画集の代わりのどんなものが出来るでしょうか、楽しみです。
つくづく思うのは、私には残念ながらプロの絵描きだった父親の絵のセンスや才能は
受け継げなかったようです。でも絵を描くのも見るのも滅法好きなのは、この点では
紛れもなく親父のDNAを受け継いでいるなぁと思わされます。
しかしそれより何よりDNAを確信できるのは、自分がお酒大好きという事かも
しれませんけれど…。
9月からは、この日記の色取りに又、四季折々の素敵な写真を使って、飽きずにこの日記
ももうしばらくは続けるつもりで居るのです)
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