「宇宙帰りの朝顔が未だ時々咲いている」
昨日の朝、目は覚めたのだがぐったりして起きられない。一瞬どうなったのかと思った。
今では午後の2時間の昼寝が私を支え、何とか動かしている様なのだが一昨日はそれが
出来なかったからかなと思った。
あの日はピンポンから帰って、シャワーを浴びて冷たい水(ビールでないのが残念だが)を
たっぷり呑んで、買って帰ったお寿司弁当を食べて、さぁ快く昼寝をするかとしたところで
TVの国葬の中継が始まった。
特に見る予定ではなかったが思わず見入ってしまい昼寝が出来なかった。
国葬とは滅多にあるものではないから、私もこれが2回目だが、ついつい引きつけられて昼寝は
犠牲になってしまったわけだ。
国葬反対が当日もすごかったが、民主社会ではどんな事でも全面的な賛成と言うことはないから、
やむを得ぬことと反対を否定はしないが、世界の注目の中で暴動や不祥事だけはないことを願い
ながら見ていた。
献花所へわざわざ3時間も並んでやって来て涙を流すおばさん、国葬反対のデモに参加して警官と
もみ合っている青年、まさに世論を分断した姿だが両者とも雰囲気に酔って涙が出たり、空気に
煽られて怒鳴るのだろう。
確かにああした式典を見ていると、あの昔、国会答弁でのヌケヌケと嘘の繰り返し、森友、桜の会
の事すら忘れそうになるのが恐ろしい。
菅氏の弔辞が素晴らしかったと評判だ。弔辞で会場から拍手が起きるのは珍しいことだそうだ。
同氏の過去の評価や汚点を晴らす一世一代の男の晴れ舞台だった。無能だが誠実を売り物に、
カムバックの芽も出たのではと思わす位だった。
何事もないことを願って様々なことを思いながら、とうとう昼寝もせずに終わりまで見てしまった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます