まこねこまどかブログ

マンガ家まこねこの気ままな日記

ニッポン仰天日記

2013年03月12日 | Weblog


外国人が書いた明治時代の日本旅行記がいろいろありますが、今読んでいるイギリス人のゴードン・スミスの「ニッポン仰天日記」には、たくさんの写真とイラストが載っています。
スミスが亡くなってから、もし日記があったらどんなに興味深いだろうと言われていましたが、お孫さんの時代にその日記が発見されたのです。
日記から、日本に関する部分の一部が20年位前に公開されたわけです。
スミスは、大富豪で奥さんとうまくいってなかったので、家に帰らず世界中を旅行していたので、親族は誰も彼の人生を詳しく知らなかったので、発見が遅れたわけです。
その中で、日本の女性はきれいだと褒めていますが、男性でハンサムは一人もいないと言っています。
アメリカ人のクララは、女性なので、日本の男性に関して立派な顔だとかハンサムだとかやたらにほめています。
男女での差でしょうね。
ところで、スミスは、日本髪に関して、あれを毎日結うのは考えられない。
かつらではないかと言っていますが、本当に結っていたのですね。
だから髪の毛を崩さないように、高い木の枕を使っていましたが、さぞ、首がこったのではないかと思います。
今日、枕を買いに行きましたが、今では自由自在に高さを調節でき、洗うこともできるので、便利になりましたね。
さすがに、昔のような木の枕はありませんでした。

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大嘗祭

2013年03月12日 | Weblog


ここのところの関東地方の陽気は、いろいろ変化が激しいです。
明日は崩れそうなので、今日中にお洗濯などはした方が良いと言うことです。
ところで、皇居の中の天守閣の石垣が残っている前に大芝生があると前に書きました。
手前が大奥のあった所で、その向こうが本丸跡です。
その本丸跡で、平成2年11月、大嘗祭(だいじょうさい・おおにえのまつり)があったところだと書いてありました。
大嘗祭は、天皇が即位するときに行われる儀式です。
新天皇が 天照大神(あまてらすおおみかみ)と天神地祇(てんじんちぎ)を祀り(まつり)、国家の安泰と繁栄を祈り、いろいろな神事を行うのです。
毎年11月に、天皇に、天皇が神にその年の新穀を捧げる収穫祭を新嘗祭といいますが、天武天皇以来、即位後、初めて行われる収穫祭を区別して、大嘗祭と言うようになったそうです。
今上天皇の時は、即位礼が11月12日で、大嘗祭が22日から23日でした。
即位礼は、国の行事ですが、大城塞は、皇室の公的な行事です。
憲法上、大嘗祭は国事行為にはあたらないので、そうなったそうです。
本式の夜、天皇は、廻立殿(かいりゅうでん)で体を清めて斎服を着て、深夜、悠紀殿(ゆきでん)に入ります。
そこには布団が敷いてありますが、それは神のためです。
そこで、神に捧げた神饌(しんせん)、つまり食べ物を天皇が食べるのです。
その後、廻立殿(かいりゅうでん)にもどり、次は主基殿に入り、同じように神饌(しんせん)食べるのです。
悠紀殿(ゆきでん)の千木(神殿の屋根の部分)は、伊勢神宮の外宮と同じで、主基殿の千木は伊勢神宮内宮と同じだそうです。

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