杵築城を出て市内をぶらぶらと散策していると
勘定場の坂に行き着いた。
江戸時代、収税や金銭出納の役所があった名残なんだとか・・・
勘定の坂を上りきると武家屋敷磯矢邸にたどり着いた。
入口を入ると大きな蘇鉄の木にぶつかった。
その近くには今年初めて見る牡丹の花が咲いていた。
門の両端には牡丹の花の飾り瓦がある事からも
この屋敷と牡丹の関係は深いのかも?
屋敷のどの部屋から眺めてでも松竹梅が見られる
和テイスト一杯の庭と部屋の様子でした。
部屋から竹の植え込みにむかって観ると
獅子脅しの中に一輪の椿が・・・
賊の侵入を考慮した間取り
新緑が映える庭の風景
お茶室は4畳半程でしたが水を汲むための井戸が・・・
天井は大引き天井で上の階の床板が1階の天井になっていました。
藩主の休憩所として設けられた御用屋敷の雰囲気を充分に感じました。