まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

どて鍋 @ Japanese Bar 志ノ蔵 (阿佐ヶ谷

2007-11-12 00:33:07 | 日本酒を飲む @ 関東

【最初に・・・残念ながら、閉店してしまいました】

志ノ蔵 
さんでは、ひきずり鍋しお鍋を体験し、残るは どて鍋 となっていた。
(しお鍋は今はやっておりません~)

それが味わえる日が、とうとう来た。友達2人と一緒に、いざ!


ちなみに、前回行った時から、志ノ蔵さんのメニュー体系は、大きく変わっている。
一品料理は止めて、コースのみとなったのだ(今は22時以降もコースのみ)。

通常コースは、無農薬野菜と名古屋コーチンを満遍なく食べられるような内容。
鍋コースは、通常コースにも出されるような一品が前菜として出てくる感じ。


まずは 博石館 生ラガービール で乾杯しながら、カボチャの温かいスープ


続いて 名古屋コーチン手羽 & かぶ の一品料理、手羽肉が骨からホロホロと崩れてうま~い!


そして 里芋 さつまいも モロッコいんげん が盛られた一品。


身体に優しい野菜たちも、ここのは本当に美味しいのだ。


前菜3つ目は ずいき&胸肉 
これも写真とり忘れてしまったけど、やっぱり小さなお皿の一品料理で嬉しい。


さて。
日本酒は、「味噌だから、やっぱ 竹鶴 でしょう!」

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最初の前菜の時には、柔らかい感じの 合鴨農法米 から入り、
小笹屋竹鶴 宿根雄町 、そして 秘傳 。
段々、濃くなってる感じ?!


これらを飲んでるうちに、いよいよ どて鍋 の登場だ!


南部鉄器の中では、豆味噌だれが、また小宇宙を作っている。
味噌の良い香りがしてくるよ~~。


具材は名古屋コーチン丸々捌く木村さんが、余すところなく出してくれる。

もも の表と裏、要するに ぼんじり の部分も入っている。 



胸肉 と きんかん と らんかん と コラーゲンたっぷりの皮 




艶々の玉ねぎと、ぷりぷり椎茸 、こんにゃくはコレまた拘りの 群馬の生いもこんにゃく だ。 

 

こんにゃくの香りが、もんのすごい!
生いもをすりつぶした時の、粒々も残っている。


これらの具材を、3回に分けて楽しむ。


しかし、味噌だれは、なるべく飲まないように・・・後の楽しみがなくなってしまうから、ガマンガマン!


そして、薬味もポイント。志ノ蔵さんとこの山椒は本当に効いてる。


鍋に入ったら、やっぱり竹鶴の中でも、こんなのがイイ。

雄町純米 や にごり 、再び 合鴨農法 を2合ずつ。

特に、合鴨農法米が、この味噌だれにピッタリなのだ。
合計6合頼んで、一升瓶空にしちゃった。


さて。
具材がなくなると、木村さんが来てくれる。
「お、味噌だれがいい感じに残ってますね~。」

 

ガマンしてたんですもん!残した味噌だれに、いよいよ〆の卵が投入される。
うあー、味噌の香りと卵の香りが、これまたいい感じに混ざり合って、唾がでちゃうよ~。


木村さんが、ぱぱぱっと手際よく作ってくれて、この日の集大成が完成!


この玉子ご飯には、竹鶴にごりがぴったりだ~~~。


そして、本当の最後は 小笹屋竹鶴 純米原酒 番外編 山田錦 13BY 。
キュっと〆る感じで。


無農薬野菜と名古屋コーチンと、そして味噌だれ、竹鶴が、体に優しく行き渡った感じ。
全部食べ終わった後も、幸福感いっぱいの余韻がいつまでも残るのだった。

はー、これで志ノ蔵鍋には思い残すことなくアメリカに行ける。


と、思ったら。

え?なんですって?

1月になったら、牡蠣が投入される?!

マジデスカ!!!


ま・・・また行きたくなってしまったではないか。
しかもギリギリ(涙)。


[以前のエントリ]
Japanese Bar 志ノ蔵 (阿佐ヶ谷) で 庭の鶯 燗だるま 2006/2/21
志ノ蔵 (阿佐ヶ谷) で 旭菊5BY 2006/09/10
志ノ蔵 (阿佐ヶ谷) で るみ子の酒 七年熟成 2006/10/15
志ノ蔵 (阿佐ヶ谷) で 石川達也杜氏 2006/10/17 
志ノ蔵 (阿佐ヶ谷) で 最後の塩鍋 2007/06/27 


[お店情報]
アクセス:JR中央線「阿佐ヶ谷」駅より徒歩5分
     地下鉄丸ノ内線「南阿佐ヶ谷」駅より徒歩2分
電話:03-5335-6355
住所:東京都杉並区阿佐谷南3-1-23東神阿佐谷ビルB1F
営業時間:18時~25時(LO24時)
定休日:月曜日(他、たまにお休み)

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