衝撃の電話から一夜。
一つの決意をした。
ダーリンにメールを打つ。
おはよう。お母さんの調子はどう?
昨日はメールありがとう。君の本音をやっと聞けた気がする。正直、もうメールしなくてイイってメールしたのはやっぱり思い出せないんだけど、君が言うんだから間違いないよね。だからってワケじゃないけど、君に慰謝料を請求するのはやめるよ。自分で終わらせたのに今更って感じだよね。今の君の負担を少しでも減らしたい。もう話を聞かせてもらうことはできないけど、お母さん、すぐ良くなるから。
あと、何度も言うけど、なんでも自分ひとりで背負い込もうとしちゃダメだよ!もっと周りをよく見て!力みすぎて君がダメになってしまう。みんな力になってくれるから。アテにならないなんて思わないで。頼って欲しいって思ってるよ!
本当は不倫を知った時、それでも友達でいたかったよ。色々な意味で好きだった。本当に。辛い事も多かったけど、今まで楽しかった。ありがとう。そしてごめんなさい。
ホント自己中だよな、と思う。
ひどく自己満足なメール。
ダーリンはコレを見てなんて思うだろう。
『だったらあの時に終わっておけよ!』って感じだろうね。
昨夜シャワーを浴びながら、こんなコトも考えてた。
あれが演技だったらどうしよう。
これがウワサの「泣き落とし」ってやつ?
電話を切った後、コレでまいも諦めるー!って笑うダーリンが目に浮かぶ。
情に弱いのは十分自覚してる。甘いんだ。
でも、もういいんだ。
たとえあの夜のダーリンが素であろうと、同情を得る為の演技であろうと、構わない。疲れるし。
本当に終わろうと思った理由は、ダーリンの本音を知ったから。
『なんでまたメール入れてきたの?』
『自分で謝ってきたよね?』
『返事したくないなら、しなくていいって言ったでしょ?だから返事しなかった』
『自分で終わりだって言ったでしょ?だから終わりのはずだよ』
『みとめてよ』
『お金は払いたくないよ』
一つ一つの言葉がアタシの胸に突き刺さった。
アタシに対して褒めることはあっても、マイナスの意見を言ったことのないダーリン。
ここまで来てやっと本音を聞いた。
本当はこんな風に思ってたんだ・・・
調子付いてダーリンをバカにしたような言葉を言ったこともあった。
ダーリンは笑ってさらに自虐ネタで返してきた。
ホント、アタシはバカだ。
嫌われて当然だ。
予約してた美容院に行く。
シャンプーから戻ると、ダーリンからメールがきてた。
『メールありがとう。昨日、一睡もしてないよ。今日は入院の用意をそろえるので大変だよ。いろいろ落ち着いたら電話するから。本当にごめんね』
お母さん、入院するんだ。
でも、きっとすぐに良くなるよ。大丈夫。
アタシのメールは最後まで読めたのだろうか。
もう最後だから、字数制限とか気にしないでメールしちゃった。
フォーマにメールが入れば読めるけど。
でもこの返事は・・・・
アタシに何を求めているんだろう。
さよならって言ったのに。
もう慰謝料も謝罪もいらない覚悟で送ったのに。
ココまで来てマイペースなの?ダーリン。
いっそのこと、番号を変えてしまおうか・・・・
でも手続き前に電話がかかってきたらどうしよう・・・
なんのための電話なの?
出るべきか、出ないべきか・・・・
出たら、前みたいな関係に戻ってしまいそうで、恐い。
あの時に感じた、声を聞いた時の安らぎ。ずっと聞きたかった声。
ダーリンにうまく丸め込まれてしまいそうだ。
期待してしまう自分がいて、恐い。
終わったことだ、無視すればいいだけのこと?
謝罪を受ければいいの?
どうしたらいい?
分からないよ・・・・
一つの決意をした。
ダーリンにメールを打つ。
おはよう。お母さんの調子はどう?
昨日はメールありがとう。君の本音をやっと聞けた気がする。正直、もうメールしなくてイイってメールしたのはやっぱり思い出せないんだけど、君が言うんだから間違いないよね。だからってワケじゃないけど、君に慰謝料を請求するのはやめるよ。自分で終わらせたのに今更って感じだよね。今の君の負担を少しでも減らしたい。もう話を聞かせてもらうことはできないけど、お母さん、すぐ良くなるから。
あと、何度も言うけど、なんでも自分ひとりで背負い込もうとしちゃダメだよ!もっと周りをよく見て!力みすぎて君がダメになってしまう。みんな力になってくれるから。アテにならないなんて思わないで。頼って欲しいって思ってるよ!
本当は不倫を知った時、それでも友達でいたかったよ。色々な意味で好きだった。本当に。辛い事も多かったけど、今まで楽しかった。ありがとう。そしてごめんなさい。
ホント自己中だよな、と思う。
ひどく自己満足なメール。
ダーリンはコレを見てなんて思うだろう。
『だったらあの時に終わっておけよ!』って感じだろうね。
昨夜シャワーを浴びながら、こんなコトも考えてた。
あれが演技だったらどうしよう。
これがウワサの「泣き落とし」ってやつ?
電話を切った後、コレでまいも諦めるー!って笑うダーリンが目に浮かぶ。
情に弱いのは十分自覚してる。甘いんだ。
でも、もういいんだ。
たとえあの夜のダーリンが素であろうと、同情を得る為の演技であろうと、構わない。疲れるし。
本当に終わろうと思った理由は、ダーリンの本音を知ったから。
『なんでまたメール入れてきたの?』
『自分で謝ってきたよね?』
『返事したくないなら、しなくていいって言ったでしょ?だから返事しなかった』
『自分で終わりだって言ったでしょ?だから終わりのはずだよ』
『みとめてよ』
『お金は払いたくないよ』
一つ一つの言葉がアタシの胸に突き刺さった。
アタシに対して褒めることはあっても、マイナスの意見を言ったことのないダーリン。
ここまで来てやっと本音を聞いた。
本当はこんな風に思ってたんだ・・・
調子付いてダーリンをバカにしたような言葉を言ったこともあった。
ダーリンは笑ってさらに自虐ネタで返してきた。
ホント、アタシはバカだ。
嫌われて当然だ。
予約してた美容院に行く。
シャンプーから戻ると、ダーリンからメールがきてた。
『メールありがとう。昨日、一睡もしてないよ。今日は入院の用意をそろえるので大変だよ。いろいろ落ち着いたら電話するから。本当にごめんね』
お母さん、入院するんだ。
でも、きっとすぐに良くなるよ。大丈夫。
アタシのメールは最後まで読めたのだろうか。
もう最後だから、字数制限とか気にしないでメールしちゃった。
フォーマにメールが入れば読めるけど。
でもこの返事は・・・・
アタシに何を求めているんだろう。
さよならって言ったのに。
もう慰謝料も謝罪もいらない覚悟で送ったのに。
ココまで来てマイペースなの?ダーリン。
いっそのこと、番号を変えてしまおうか・・・・
でも手続き前に電話がかかってきたらどうしよう・・・
なんのための電話なの?
出るべきか、出ないべきか・・・・
出たら、前みたいな関係に戻ってしまいそうで、恐い。
あの時に感じた、声を聞いた時の安らぎ。ずっと聞きたかった声。
ダーリンにうまく丸め込まれてしまいそうだ。
期待してしまう自分がいて、恐い。
終わったことだ、無視すればいいだけのこと?
謝罪を受ければいいの?
どうしたらいい?
分からないよ・・・・
ダーリンの母親が倒れたとき、因果応報という言葉が脳裏をよぎりました。まさにその通りですよね。意味は違うかもしれませんが。
耐えられる強さを持ってるといいのですが・・・