いかにも「本当に悩んでます」って感じで話すダーリン。
「・・・・・・うそだ」
『うーそーじゃーなーいー!!!!!』
「うそだ」
『なんでよ』
「うそだ」
『だからなんでだって!』
「うそつくから」
『だから本当のこと話してるじゃん!』
「うそつき!」
『なんで信じないの!?俺、まいにしか話してないんだからね!』
「じゃぁなんで結婚したの?」
『・・・・・・・・・』
「責任をとったの?」
『ずっと・・・・・・結構長い間付き合ってたじゃん?だから、結婚してもイイかなって・・・・・」
「それで、自分の子供かも分からないのを育てていくの?」
『まぁ、そうなるね・・・・・』
ため息が出る。
「でも、今は幸せなんでしょ?」
『この話聞いてて分からない!?』
「ダーリンはうそつきだ」
『じゃぁ何がうそなんだよ!言ってみろよ!』
「全部。全部がウソだよダーリンは!飲み会だって・・・・・・・!」
『アレはホントだよ!!無理矢理飲まされてて記憶がないの!帰らせてくれなかったんだもん』
ココから少し話が反れたから中略。
『俺、まいと一緒にいると楽しくて。FFも一緒にやりたかったからさ。前、帰りにプレステ買ったんだよ。なんか限定の出てたからさ。そしたらお金なくなっちゃって携帯が止まっちゃって。そんで社長(父親)に頼んで給料前借りして携帯代払ったんだもん』
でもまた反れた。
「誰にも話せないことって何よ?」話題を戻す。
『だから話したじゃん!そのコトだよ!』
「自分の子供じゃないかもしれないって?」
『そう』
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ウソだ」
『だからー!ウソじゃないって!子供ができたの知ったのはしばらく後だったんだもん!こっちにいなかったし。戻ってきてもこっちにいない時があった』
しばしの沈黙。
『あ、そうだ。全然話変わるんだけどさ』
「何よ」
『FOMA見つかった。運転席の下のダクトにあった』
ホント全然話が変わってる。
ダーリンとユウと東京に行ったとき、ダーリンはFOMAをなくしたって騒いでたんだ。ソレが見つかったって。ソレだけ。
『あーしかも・・・前に出張行った時で7000キロ行っちゃった』
「前は6000キロだったよね」走行距離が。
『そう。しかもさー・・・・』
「ねぇ、なんで話変えようとするの?」
『いま、たまたま車の話になったから思い出して、それを話しただけじゃん!』
キレた。
「なんでこっちにいなかったの?」
『知らない。ケンカして帰っちゃったり』
あ?身重の女が独りで高速飛ばして実家に帰るか?フツー。
「ねぇ、なんでソコまでしてアタシと逢うの?」
もう何度この質問をしたか分からない。
『まいといると楽しかったの!』
コレで通すつもりのようね。
「なんでよ。家に帰ったら奥さんも子供もいるでしょ?今は?家にいるの?」
『・・・・・・・いる。家にいるよ』
「子供だってカワイイでしょ?ちゃんと面倒見てあげなきゃ。ダーリン子供好きだったよね?」
ダーリンは子供に優しい。高校の時もケンカ大好きヤンキーみたいなクセして、バイト先は「トイザラス」。よく子供とジャンケンしてたって言ってたくらいだから嫌いなワケがない。
『子供は好きだけど、あんまり見てない。俺、帰り遅いじゃん?帰って寝るだけだし、あんまり構ってない』
「でも一緒に寝れるよね?」
『寝てないよ!俺、今弟の部屋で寝てるもん』弟くんは地元を離れてるから、部屋は空いてるのよね。
「ソレは夜泣きのせいでしょ?」
『夜泣き・・・・する。するよ。一緒だと寝れねーもん。やべー、明日も5時起きだ・・・』なんか怪しい。
「じゃぁなんでアタシの所にくるのよ」また振り出しに戻っちゃった。
『もう知らない!ケンカばっかりなの!とにかく今は仲が悪いの!』
「ねぇ、ホントはおうちに帰りたくないの?」
もしかしたら、本当に夫婦の仲が悪いのかな?とも思って聞いてみたの。
『いや、帰りたくなくはないけど・・・・』
どうやら「今帰りたいのか?」と勘違いしてしまったらしい。
「おうちに帰りたくないから、アタシの所にくるの?」
アタシはか細い声で問う。こんな弱い姿見せたくなかった。
時間は午前0時を過ぎている。雨の音だけが携帯から響く。
唐突にダーリンが言った。
『ちょ、ごめん。親が出てきたから。一回切る。またメールするから』
自宅前でしばらく話してたけど、どうやら家から親が出てきた「らしい」から一回切ったの。
そしてメールがきた。
ごめんね、って来ると思ったら。
熱ありそうだよ。
ため息。ため息。ため息。
この人のマイペースさ加減、誰かなんとかしてください。
アタシは死んでしまいそう。
心苦しいのを分かって欲しくて言ったのに。
返ってきた答えは
38.6だよ。
熱かよ!
「マイペースなのは相変わらずだね。ほんとにアタシのコトなんてどうでもいいのね」
嫌味ったらしく言ってやったわメールで。
しばらく返事がこなかった。
アタシは泣きながら寝ずにメールを待った。
どんな謝罪をくれるだろうか。ダーリンに良心はあるのだろうか。
『ただ熱があるだけじゃんよ』
アタシは、間違った人を好きになっていたのかもしれない。
「もういい寝な」
悲しくて悲しくて、あまりにも心に受けたキズが大きくて、吐き気がする。
明日は仕事に行けそうにない。
会社の後輩にも休むと伝えていた。
今日は、眠れそうにもない。
ダーリンからの返事は
『今日は風呂入らないいま髪の毛乾かし終わったから寝るね。おやすみ』
眠れそうにないよ。
コレで、不倫発覚の日の会話は終わりです。
思い出せるだけ思い出して、忠実になるように書いてみたつもり。
この記事を見て、どう思うだろうか。
ダーリンの不誠実さはよく分かった。
世間では、コレでもやっぱりアタシが悪いことになる。
何がウソで何が真実なのかはもう分からない。
何も知らないほうがよかったのかな。
「・・・・・・うそだ」
『うーそーじゃーなーいー!!!!!』
「うそだ」
『なんでよ』
「うそだ」
『だからなんでだって!』
「うそつくから」
『だから本当のこと話してるじゃん!』
「うそつき!」
『なんで信じないの!?俺、まいにしか話してないんだからね!』
「じゃぁなんで結婚したの?」
『・・・・・・・・・』
「責任をとったの?」
『ずっと・・・・・・結構長い間付き合ってたじゃん?だから、結婚してもイイかなって・・・・・」
「それで、自分の子供かも分からないのを育てていくの?」
『まぁ、そうなるね・・・・・』
ため息が出る。
「でも、今は幸せなんでしょ?」
『この話聞いてて分からない!?』
「ダーリンはうそつきだ」
『じゃぁ何がうそなんだよ!言ってみろよ!』
「全部。全部がウソだよダーリンは!飲み会だって・・・・・・・!」
『アレはホントだよ!!無理矢理飲まされてて記憶がないの!帰らせてくれなかったんだもん』
ココから少し話が反れたから中略。
『俺、まいと一緒にいると楽しくて。FFも一緒にやりたかったからさ。前、帰りにプレステ買ったんだよ。なんか限定の出てたからさ。そしたらお金なくなっちゃって携帯が止まっちゃって。そんで社長(父親)に頼んで給料前借りして携帯代払ったんだもん』
でもまた反れた。
「誰にも話せないことって何よ?」話題を戻す。
『だから話したじゃん!そのコトだよ!』
「自分の子供じゃないかもしれないって?」
『そう』
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ウソだ」
『だからー!ウソじゃないって!子供ができたの知ったのはしばらく後だったんだもん!こっちにいなかったし。戻ってきてもこっちにいない時があった』
しばしの沈黙。
『あ、そうだ。全然話変わるんだけどさ』
「何よ」
『FOMA見つかった。運転席の下のダクトにあった』
ホント全然話が変わってる。
ダーリンとユウと東京に行ったとき、ダーリンはFOMAをなくしたって騒いでたんだ。ソレが見つかったって。ソレだけ。
『あーしかも・・・前に出張行った時で7000キロ行っちゃった』
「前は6000キロだったよね」走行距離が。
『そう。しかもさー・・・・』
「ねぇ、なんで話変えようとするの?」
『いま、たまたま車の話になったから思い出して、それを話しただけじゃん!』
キレた。
「なんでこっちにいなかったの?」
『知らない。ケンカして帰っちゃったり』
あ?身重の女が独りで高速飛ばして実家に帰るか?フツー。
「ねぇ、なんでソコまでしてアタシと逢うの?」
もう何度この質問をしたか分からない。
『まいといると楽しかったの!』
コレで通すつもりのようね。
「なんでよ。家に帰ったら奥さんも子供もいるでしょ?今は?家にいるの?」
『・・・・・・・いる。家にいるよ』
「子供だってカワイイでしょ?ちゃんと面倒見てあげなきゃ。ダーリン子供好きだったよね?」
ダーリンは子供に優しい。高校の時もケンカ大好きヤンキーみたいなクセして、バイト先は「トイザラス」。よく子供とジャンケンしてたって言ってたくらいだから嫌いなワケがない。
『子供は好きだけど、あんまり見てない。俺、帰り遅いじゃん?帰って寝るだけだし、あんまり構ってない』
「でも一緒に寝れるよね?」
『寝てないよ!俺、今弟の部屋で寝てるもん』弟くんは地元を離れてるから、部屋は空いてるのよね。
「ソレは夜泣きのせいでしょ?」
『夜泣き・・・・する。するよ。一緒だと寝れねーもん。やべー、明日も5時起きだ・・・』なんか怪しい。
「じゃぁなんでアタシの所にくるのよ」また振り出しに戻っちゃった。
『もう知らない!ケンカばっかりなの!とにかく今は仲が悪いの!』
「ねぇ、ホントはおうちに帰りたくないの?」
もしかしたら、本当に夫婦の仲が悪いのかな?とも思って聞いてみたの。
『いや、帰りたくなくはないけど・・・・』
どうやら「今帰りたいのか?」と勘違いしてしまったらしい。
「おうちに帰りたくないから、アタシの所にくるの?」
アタシはか細い声で問う。こんな弱い姿見せたくなかった。
時間は午前0時を過ぎている。雨の音だけが携帯から響く。
唐突にダーリンが言った。
『ちょ、ごめん。親が出てきたから。一回切る。またメールするから』
自宅前でしばらく話してたけど、どうやら家から親が出てきた「らしい」から一回切ったの。
そしてメールがきた。
ごめんね、って来ると思ったら。
熱ありそうだよ。
ため息。ため息。ため息。
この人のマイペースさ加減、誰かなんとかしてください。
アタシは死んでしまいそう。
心苦しいのを分かって欲しくて言ったのに。
返ってきた答えは
38.6だよ。
熱かよ!
「マイペースなのは相変わらずだね。ほんとにアタシのコトなんてどうでもいいのね」
嫌味ったらしく言ってやったわメールで。
しばらく返事がこなかった。
アタシは泣きながら寝ずにメールを待った。
どんな謝罪をくれるだろうか。ダーリンに良心はあるのだろうか。
『ただ熱があるだけじゃんよ』
アタシは、間違った人を好きになっていたのかもしれない。
「もういい寝な」
悲しくて悲しくて、あまりにも心に受けたキズが大きくて、吐き気がする。
明日は仕事に行けそうにない。
会社の後輩にも休むと伝えていた。
今日は、眠れそうにもない。
ダーリンからの返事は
『今日は風呂入らないいま髪の毛乾かし終わったから寝るね。おやすみ』
眠れそうにないよ。
コレで、不倫発覚の日の会話は終わりです。
思い出せるだけ思い出して、忠実になるように書いてみたつもり。
この記事を見て、どう思うだろうか。
ダーリンの不誠実さはよく分かった。
世間では、コレでもやっぱりアタシが悪いことになる。
何がウソで何が真実なのかはもう分からない。
何も知らないほうがよかったのかな。
又長文になってすみません。
キユさんは、本当に私のことをよくわかってくれてます。ありがたいです。
知らずとはいえ不倫をしてしまったのでそのコトは悪いとは思っています。
あの時(っていつだ?)正直にダーリンから言われていればどうなっていたかは分かりません。
ですが秘密にされていたので最悪の別れ方になったのは事実です。
あと女心をズタズタ!コレはよく当てはまってます。
でも今は他人事のように感じます。
思い出すと辛いときもありますが。
今日も用事があってダーリンにメールしました。もちろん返事はありませんが。
人間の本質って、こういう所に出るんですねー怖いです。