戯言

馬鹿な女と言わないで

それは自分が一番分かってる

何がよくて何がいけないか

もう大人なの

子供じゃないの

でもねこの気持ちは

まだ冷め切ってない

私が何を思おうが

私が何をしようが

貴方にはこれっぽっちも興味はないでしょう

それは分かってる

私のことなど

最初からなかったかのように

変わらぬ毎日を送っているでしょう

私はひとり暗闇に取り残されて

終わりのない孤独をかかえて生きている

これでいいんだ

これでよかったんだ

そう言い聞かせてきたけど

本当にそう思ってるの？

これでよかったの？

本当は何がしたいの？

世間体だとか

友達だとか

相手の家族だとか

そんなことを考えて

自分を押し殺して

分かっているでしょう？

本当に私がしたいこと

でもねすべては手遅れ

何をしたってもう遅いの

人づてに知った真実は

あまりに冷たく残酷で

私の心は張り裂けてしまったけど

時間と共に癒されていく

押し殺した気持ちと共に

蘇ってくる

貴方のそばにいたい

それが今のすべて

でもねもう手遅れなの

一時的な感情に流され

余計なことまで話してしまった

２度も３度も追いかけて来てくれた貴方

今度は追いかけて来てはくれないでしょう

せめて今まで貴方がくれた

優しい言葉と愛は

嘘じゃなかったと教えてほしい

嘘だとしても

もしまた貴方が

手を差し伸べてくれるなら

私はすべてを捨て

貴方への愛を誓うでしょう

貴方の偽りの愛で

冷たい温もりを感じていたい

馬鹿な女と言わないで

それは自分が一番分かってる