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チェロアンサンブルを聴いて

2010年02月10日 | チェロ
今夜は杉並公会堂小ホールで行われた「008-huit concert」という8台のチェロアンサンブルのコンサートに行ってきました。

そう、エンジョイコンサートでも来月8台のチェロアンサンブルをするのですが。

チェロの音って本当にいい音ですね。私は好きです。

映画「おくりびと」でもっくんが演じた主人公もチェリストでしたよね。1台でもいい音で心安らぐのですが、
4台集まるとなかなか面白かったです。

今回はグレンミラーメドレーとかウエストサイドストーリーとか前半4台で演奏して下さったのですが、
チェロだけ4台って珍しく、(普通はヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ビオラ、チェロのような弦楽四重奏が主流ですから)
高い音から低い音までが重なってとても素敵な響きでした。

ところが、さらに8台が舞台にずらりと並ぶとそれはそれはもう圧巻!
すごい!としか言えません。

最後に8台でヴィラ=ロボスのブラジル風バッハを演奏しましたが、この曲は8台以上ないと演奏できないそうです。
チェリストにとっては避けては通れない曲だと言ってらっしゃいました。

この曲、あまり一般には知られていない曲名ですが、聴いているととても面白い飽きない曲です。
8人が2人づつ4つのパートに分かれて演奏するので、視覚的にも弓の動きを見ていても面白いものがあります。
演奏も違う旋律をそれぞれが弾いていて合わさるので面白いのです。

是非、来月の「8チェロアンサンブル」でもブラジル風バッハを演奏しますのでお聴きになられて下さい。
私のいち押しです。
今回のメンバーのうち2人が来月エンジョイコンサートに出演します。

上手です!

それともう一つ、今回のコンサートと来月が違う点はエンジョイコンサートのメンバーは
全員が松本弦楽器店のチェロだということです。

是非、お聴きになられると分かりますが、バラバラの楽器が8台並ぶより、同じ職人の手で調整された楽器が8台並ぶのですから、云わずとしれたこと。

松本さんのチェロの音、深みがあって、とても響いて、私は好きです。

来月がとても待ち遠しくなりました。


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