8月6日、ドイツのWACKENで75000人の観客の前で演奏していたDIO DISCIPLES。
ライブの最後の曲WE ROCKで、突如ホログラムのロニーが登場したそうです。
このホログラムの会社EYELUSSIONは1年以上もかけて、このホログラムの製作に携わってきたそうで、この企画にはウェンディも資金を出して、関わっているようです。
ロニーがそこにいるよう、といってウェンディもクレイグも驚いていたそうですが、このライブを生で撮影している映像があるんだけど、youtubeじゃないので、ここに貼れないのですなあ。
と思っていたら、UPされてきたのでランダムに選んだのをペタっとな。
- Ronnie James Dio hologram - Wacken Open Air 2016
なんでもこの技術をライブに使うのはDIO DISCIPLESが初めてだそうで、ロニーのライブ音源からヴォーカルトラックだけを抜き出して、数多くの写真やビデオ映像からロニーのホログラムを作り上げたとのこと。特にどこか特定の時代を選んだわけではないが、80年代後半くらいに近づけるようにした、そうです。
ウェンディは随分前に、何か壮大なことをこのバンドでやりたいとクレイグに言っていたそうです。「それが何かは分からなかった。でも彼女がこの話をしたとき、その時が来たんだと分かったよ。見えるのに触れない、なんとも超現実だ。
それに映像と音声が同期しているから、ずっとクリックを聴きながら演奏しないといけない上に、その場所から動けないんだ。ずっとクリックを聴き続けながら叩いているサイモンを見て最初は気持ち悪かったよ」
ホログラムのロニーを披露するのに、いつがどんなステージがふさわしいのか、検討してきたようですが、75000人もの観客、それもロニーを愛してやまない観客を前にするこの場がふさわしいということになったようです。
「どの曲にしようか迷ったわ。最初はRAINBOW IN THE DARKとか、NEON KNGHTSにしようかと思った。でもライブの最後はいつもWE ROCKで締めくくっていたし、この曲がふさわしいと思ったの」
なんでも14曲分くらいのホログラムを作りたい意向のようで、来年はDIOツアーができたらいいなあと思っているそうです。
ある意味、フィルムコンサートですよね。でも三次元で見える上に、他のメンバーがリアルだとしたら、見ている方はどんな感覚になるんだろう。このWACKENのライブを見た人たちはかなり驚いたようですが。もしもDIOツアーになったりしたら、そうまでしてロニーをよみがえらせたいのか、と半分呆れたりして。ね。確かに半分気味悪い感じがするよね。でもホログラムでも幽霊でもいいからロニーに会いたいと思っている向きには、涙ものなのかもしれません。どちらかというとこれに合わせてライブといえないような演奏をするメンバーがちょっぴり気の毒・・・。
でもウェンディが絡んでいるとなると、2時間のショーをやりきってしまうっていうことも実現してしまうかもしれませんね。
こんばんは、335です。
いや~、最近の技術と言うのは凄いですね。海外のロック系サイトのツイートでこのニュースは知ったのですが、その映像がもうYoutubeで観れるとは…。これも時代のおかげ。時代の良い面と思っておきます。
こういうのは今回のようにクライマックスで一曲だけなら良いと思いますが、あまり安売りされたり、10曲以上もこれで演奏…となったりはして欲しくない気がします。
今後どうなって行くのか? 技術は上手に使って、オーディエンスを盛り上げてくれればいいですね ^^ 。