愛しのロニー/My Dearest Ronnie

LONG LIVE RONNIE JAMES DIO。永遠にあなたを愛しています。

Ronnie James Dio Tribute albumリリース

2014年02月10日 22時22分19秒 | News of RJD
2014年。お初にお目にかかります。やっと重い腰を上げる一報(それも結構遅いし)をコソコソしながらupします。
以前からウェンディが制作の過程にあると言っていましたね~。ロニーの曲をカバーしたトリビュートアルバムが発売になるそうです。
 
アルバム"This is your Life"は4月1日にRhinoから発売予定で、売上はロニー・ジェイムス・ディオ・Stand up and shoutガン基金に寄贈されるとのことです。

ロサンジェルス – ロニー・ジェイムス・ディオはロック史上最も愛された人物の一人である。彼がシンガー、ソングライターの両面においてずば抜けた才能の持ち主であったことは、Rainbow, Black Sabbath, Heaven & Hellそして自らが率いたDioのどの時期を見ても明らかである。悲しいことに、Dioは2010年に胃ガンとの戦いに負けたが、彼の高く響き渡る声とその遺産は生き続けている。
 
ロック史上最もパワフルな声の持ち主の一人を祝うために、彼の友人やファンらが勢ぞろいしたオールスターキャストは著名な13曲をレコーディングした。そのトリビュートアルバムの収益はロニー・ジェイムス・ディオ・Stand up and shoutガン基金へ寄贈されることになっている。 (diocancerfund.org)。
長きに亘り彼のマネージャーであり妻であったウェンディ・ディオがプロデュースするこのアルバムには、MetallicaやMotörhead, Scorpions, Anthrax, Rob Halfordといったメタル界の重鎮たちや、Dioと共に長年プレイしてきたミュ-ジシャンたちも参加している。
アルバムはDioの様々な時代をカバーしているが、Rainbow期にスポットライトを当てたものが幾つもある。Metallicaの長編で、“A Light In The Black,” “Tarot Woman,” “Stargazer,”  “Kill The King” を組み合わせた9分に及ぶ"Ronnie Rising メドレー"。Scorpionsの焼け付くような“The Temple Of The King”、SaxonのBiff Byfordが加わったMotörheadの"Starstruck"。Rob HalfordがDioで頻繁に共演したVinny Appice, Doug Aldrich, Jeff Pilson, Scott Warrenたちとタッグを組んだ"The Man on the Silver mountain"。Dioのソロバンドの最後のメンバー -Simon Wright, Craig Goldy, Rudy Sarzo, Scott Warren – はGlenn Hughesと共に"Catch the Rainbow"を演奏している。
 
AnthraxとAdrenaline MobはそれぞれBlack Sabbathの曲から、"Neon Knights"と"The Mob Rules"を演奏し、Oni Loganをヴォーカルに、Jimmy Bain, Rowan Robertson, Brian TichyはDehumanizerから"I"を演奏している。
 
DioのプラチナアルバムであるHoly DiverとThe Last in Lineから、Doroは"Egypt (The Chains Are On)”を、Halestorm は “Straight Through The Heart”を、 Corey Taylor (Stone Sour, Slipknot)は “Rainbow In The Dark”を、Tenacious D (Jack Black and Kyle Glass)は “The Last In Line”をカバーしている。 Killswitch Engageは自身2006年にカバー曲としてリリースした “Holy Diver”を収録している。
 
フィナーレを飾るのはロニー・ジェイムス・ディオの感動的な"This Is Your Life”がふさわしい。Angry Machines(1996)に収録されているこの曲は、 命には限りがあることについて探求した歌詞と、長きに亘ってDioを彩ってきたキーボーディストScott Warrenのピアノ演奏だけの飾らない美しいアレンジの曲である。この曲ははからずもDioの歌声が二度と聴けないということを痛感させてくれる。
 
Wendy Dioによって創設されたロニー・ジェイムス・ディオ・Stand up and shout ガン基金は、ガン予防研究や、早期検査と予防の重要さについての啓蒙や教育に捧げられる非営利慈善基金である。


RONNIE JAMES DIO: THIS IS YOUR LIFE 
収録曲 

1. “Neon Knights” – Anthrax*
2. “The Last In Line” – Tenacious D*
3. “The Mob Rules” – Adrenaline Mob
4. “Rainbow In The Dark” – Corey Taylor, Roy Mayorga, Satchel, Christian Martucci, Jason Christopher*
5. “Straight Through The Heart” – Halestorm* 
6. “Starstruck” – Motörhead with Biff Byford*
7. “The Temple Of The King” – Scorpions*
8. “Egypt (The Chains Are On)” – Doro
9. “Holy Diver” – Killswitch Engage
10. “Catch The Rainbow” – Glenn Hughes, Simon Wright, Craig Goldy, Rudy Sarzo, Scott Warren*
11. “I” – Oni Logan, Jimmy Bain, Rowan Robertson, Brian Tichy*
12. “Man On The Silver Mountain” – Rob Halford, Vinny Appice, Doug Aldrich, Jeff Pilson, Scott Warren*
13. “Ronnie Rising Medley (Featuring A Light In The Black, Tarot Woman, Stargazer, Kill The King)” – Metallica*
14. “This Is Your Life” – Dio

* 未発表作品
 
 
やっぱりDioのファイナルメンバーが主軸ですね。
ジミーとヴィニーが参加しているってとこが、肝ですかね。
ヴィヴィアンに声がかかったのかどうかは分かりませんけれど、ジミーとヴィニーが加わってくれて嬉しいです。しかもジミー・ベインが”I"とは!それもローワンと一緒とは!
曲そのものが素晴らしいのはもちろんですけど、ロニーを愛している面々を選んでるんだなと思いました。タイトルの付け方もうなりますね。さすがウェンディといったところでしょうか。
 
大好きなこの曲。一度このブログでも取り上げました。
DIO - THIS IS YOUR LIFE
 
 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Firesole)
2014-02-19 21:47:28
ロニーさんは、日本のミュージシャンからも相当人気あると思うのですが、なぜ彼らによるトリビュートアルバムが出ないのでしょうかね・・・

コージーなんて同時期に2枚も出たのに
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>Firesoleさん (Riko)
2014-02-22 20:17:57
どうでしょうね。まずロニーのカバーをすること自体、物凄くハードル高いですからね。
このアルバムは、参加メンバーを集めるところから、プロデュースはウェンディがやってますから、豪華メンバーが集まってますけど、時間も結構かかってます。
どちらかというと、制作に手を挙げる人がいないのかも。
アマチュアのミュージシャンで創りますか!
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Unknown (Unknown)
2014-02-23 08:54:12
ミュージシャンが立ち上がらないのもそうですが、金にならんと考えてる(のかな?)日本の音楽業界にガッカリします・・・

確かに、楽器を演奏するのとは違って歌は、言語の壁も存在しますからハードルが高いです。さらにロニーさんという壁が恐ろしくハードルが高い。

ただ、コピー大会ではないのですから上手下手ではなく愛を届けられればいいと思うんですが、どうなんでしょ・・・

掲題のアルバムですが、ヴィヴィアンが参加してれば言うこと無だったのに惜しいですね。
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Unknown (Slowdown)
2014-02-23 20:19:48
正直、ロニーの曲はロニーが歌ってこそなんぼだと思います。
レインボー、サバスともに後任メンバーが歌ったロニーの曲でピンと来たものって正直1曲もなかったです。
などと書きながらも、このアルバムは確実に購入するのですが(笑)
アルバムを発表した過去のDioに在籍したメンバー全員とトニー・アイオミ、ギーザー・バトラーには参加して欲しかったですね。
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>Unknownさん (Riko)
2014-02-24 20:37:22
結構アマチュアレベルでは、ロニーが亡くなるや否や、ロニー関連バンドがドタドタと誕生してるんですけどね。
亡くなる前からやってる身としては、「死んだからって突然始めるなよ!」なんですけどw。
なので名も無きアーティストたちは、結構頑張ってロニーの音楽を活かし続けようとしてるんですが。

ウェンディがプロデュースしているものに関しては、ヴィヴィアンが参加するのは不可能に近いでしょうねえ。
ヴィヴが一番恨んでいるのは、ロニーよりむしろウェンディなんじゃないかと思ったりします。
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>Slowdownさん (Riko)
2014-02-24 20:41:02
逆に代わりが利いちゃうなら、それだけのヴォーカリストだったってことにもなりますよね。
ロニーの個性はロニーが天与の才と血の滲むような努力から生み出したもの。ロニーでなければ再現は不可能なんですから。

・・・て、アルバムは買うんですね笑。
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