今日はロニーの73回目の誕生日ですね。生まれてきてくれてありがとう、ロニー!!!
今年はようやくポール・マッカートニーが来日しましたが、ロニーはポールと同い年なんですよね。ロニーはポールの曲"Eleanor Rigby"を聴いて、「あ、恋愛以外のことを歌ってもいいんだ」と衝撃を受けたと言っていました。同い年ながら、世に名を知らしめた時期は随分と開きがありますし、ファン層も活躍の場も表現の仕方も全く違うので、日本人はあまり結び付けて考えないかもしれませんが、二人をリンクさせて愛する欧米人は多いのではないかと思います。私に言わせると、ポールの声はとてもロニーと似ているのです。ジャンルが違うということで誰も比較しないと思いますが。多くの困難や苦しみを昇華しながら、73歳でなおワールドツアーを続けているポールを見ていて、まるで燃焼し尽くすように最後の芯まで燃やしきって逝ったロニーのことを、私はいつも思うのです。
今日はAll the fools sailed awayの動画をupしてみます。この曲はスタジオ版ではとてもしっとりと始まり、徐々に盛り上がっていくものの、PVもあいまって何かを預言するような、背後に大きな運命の手が動いていることを示唆するかのようなミステリアスな雰囲気を纏っています。
ところが87年のツアーでは、その辺りの背景を全部削り取って、愚かな者たちがただ荒々しく船を漕いで出て行った所を全面に出しています。恐らく当時も今も、初めてこのライブを聴いたり見たりした人は、スタジオ版との違いに大きな違和感を覚えることでしょう。そもそもRock'n roll childrenから始まる長いメドレーの中に組み込まれているので、1曲の持つ意味合いをじっくり味わう創りにはしていないでしょう。ただし直前のMan on the silver mountainの圧巻の独唱から観客は神を思い起こし始め、この曲に突入するのだなと思いました。
さてなぜかスペイン語?ヴァージョンが出てきてしまったので、そのままPVを貼ります。
そしてMan on silver mountainの独唱から続いてワイルドに仕上がっているAll the fools away。スタジオ版にある色々な部分を削り取っています。もう私はこれに慣れ切ってしまっていますが、違和感満載の方もいるでしょうか。そもそもメドレーはやめてくれ、って人も多いでしょうか。
この映像はこの後、Sunset supermanに突入しますが、この構成にも色々思うところがありますねえ。掛け合い部分の長さも構成も本当にロニーの気分次第なのだと、よ~く分かる映像です。
こうやって惜しむことなく命を燃焼させて、私たちに大きな波を届けてくれたロニー。映像を見るたびに未だに特大のエネルギーをくれるロニーに、いつまでも愛と感謝を捧げます。
正直Black Sabbathでやっていたぐらいの展開が丁度よかった思うのですが、Dioになり自分がコントロールできるようになり、過去から(当時の)現在までの曲を羅網すると、あのようになったのかもしれませんね。
ファンからするとあの曲もこの曲も聞きたいってのがあるかもしれませんし、Heaven and HellやDon't Talk To Strangersのように、もともとメドレーのような曲もロニーには多いですし、それを分解&再構成すると違和感は増すかもしれないですね。
でも、私はDVD"Holy Diver Live"を初めて見た時パッケージにクレジットされていなかったMan On The Silver Mountainに続くあの曲を聞いた時は鳥肌が立ちました→https://www.youtube.com/watch?v=dAVJO18j-do
こんにちは、以前にブログにお邪魔させて頂きました335です。以前にDioに在籍していたギタリストのダグがこんな記事を投稿していて、このブログの事をすぐに思い出してまた来てしまいました。
http://www.facebook.com/photo.php?fbid=657130284388948
そうそう、ビートルズとロニーは世代的には近いものの、まず関連付けて語られる事は無いですよね。私も聞いた事がありません ^^;)。
メドレーってのはDioに限らず賛否両論は必ずあるでしょうね。演奏する方からするといつも同じ曲を演るのは退屈してしまいますし、新鮮さを失ってしまいますから、どちらかと言うと自分達の為の行動だと思います。ただ、ファンがそれを好んで受け入れてくれるかはまた別で…これは本当に難しい所ですが。
そして何よりもロニー、お誕生日おめでとうございます!
"Man on the silver mountain !"ってロニーが威勢良く紹介しても、一向に曲は始まらず、2曲、3曲とリッチーは寄り道・・・。かと思うと、曲の中でBluesが入るわ、Starstruckは入るわ、独唱は時としてジャズ模様のバンド演奏になるわ。。。結局、パッケージのように一曲を丸っとするっと終わらせるのではつまらない、と考えたのだと思います。その遺伝子をしっかりロニーが受け継いでしまったのでしょうね。
貼って下さったビデオは「Catch the rainbow」ですね。
この曲は何度かやっていますが、突然出てくるとびっくりしますよね。この曲は希少性が高いし、レインボウの空気感を再現するのが非情に難しいですね。ロニーが歌うだけで涙した人はたくさんいるのではないでしょうか。
誕生日だということを覚えていてくれるだけで嬉しいですね。
ロニー世代の人たちは意外とビートルズに大きな影響を受けていますよ。ギーザ・バトラーも一番最初に弾いたのは、自分で手作りしたオモチャのようなギターで、ビートルズの曲だったそうです。
メドレーをロニー以外のメンバーも好んでやっていたのかどうかについては、聞いて見たいところですね。
「あ~、そこから先が聴きたかったのに~」っていう展開はよくありますよね^^
何回巡ってきても7月10日は特別な日です。彼をこの世に送り出してくれたことについて、本気で神様に感謝しています。まるで聖人のあとを追いかける信徒のような心境です。
私は最近、ルディ・サーゾとジミー・ベインとサイモン・ライトがやたら好きで、あと複雑な印象だったヴィヴィアンもDio時代を見ると外見的にはかなり好きなタイプということが分かりました(このまま一気にファンになれちゃえば幸せ/笑)。これもロニーのおかげです。
私事ですが、ロニーの誕生日に合わせて、彼が遺した曲のイメージで描いた絵をブログで一挙公開しました。予想以上にたくさんありまして、自分で驚いています。
http://niki200705.blog.fc2.com/blog-entry-840.html
ニキさんのこれらの絵がロニーの曲からインスパイアされたとは、そう聞いた後でも結びつけるのが難しいです!
是非ロニー本人に見て欲しかったですね。DIOにもRAINBOWにも奥の深い、謎解きの難しい曲がたくさんありますから、いっぱいファンになって戴いて、ニキさんの糧になるといいなと思います。
ジョン・ロードは6月生まれなんですね。一学年上。
とにかく、ロニーさんおめでとうございます。
そういわれれば、ポールも6月生まれですから、一学年違うことになるのかなw。
好き嫌いは別にして、あの時代にビートルズを避けて通るのはなかなか困難だったでしょうね。ポールに限って見てみると、ビートルズ後半から組曲やらメドレーやらを作るようになっていて、ソロ以降もその傾向は続いています。
ロニーの歌唱法は管楽器そのものですから、全く別物に聴こえるでしょうけれど、声そのものはポールと似てるなあって私は最初っから思っていました。
ただしあんな歌い方が出来るのは本当に世界でロニーだけ、です。