愛しのロニー/My Dearest Ronnie

LONG LIVE RONNIE JAMES DIO。永遠にあなたを愛しています。

ヴィニー・アピス インタビュー その1

2011年02月08日 22時16分00秒 | ヴィニー・アパシー
2/3にBravewords.comに掲載されたヴィニーのインタビューです。
これまた長いのではしょりたいのですがあ・・・。
そうもゆかず~~。所々かっ飛ばしつつも、概ね忠実に行きますので、とりあえずその1ってことで。。。


Bravewords.com: 今は何をしているんですか?

Vinny Appice:今はKILL DEVIL HILLという新しいバンドに取り組んでいるんだ。
ベースがRex Brown (DOWN, ex-PANTERA)で、ギターがMark Zavon (ex-STEPHEN PEARCY band)、ヴォーカルがDewey Bragg。マネージメントの契約にサインしたところさ。

Bravewords.com:新曲は出来ているんですか?

Appice:ああ。10曲ぐらいは出来ているよ。デモが俺の家とマークの自宅にある。
(中略)2011年には間違いなくリリースするよ。

Bravewords.com: 音楽的にはどんなサウンドなんですか?

Appice: ポップな感じじゃないね。俺はそんな風には叩かない。そうだな、ブラックサバスと、ALICE IN CHAINSの間ぐらいで、それにLED ZEPPELINを少々混ぜたような感じかな。カッコイイ音がたくさん出来上がっているよ。

Bravewords.com: このバンドはツアーにも出るのですか?スタジオプロジェクトのみですか?

Appice:今それを計画中さ。俺はこのバンドを自分のメインバンドにしたいんだ。あとのことは自然とついてくるさ。Heaven and Hellも今年何かをやるっていう話をしてるし・・・。(ええええええええ聞いてませんけどお)

Bravewords.com:それは興味深いですね。ロニー・ジェイムス・ディオが亡くなったことで、みんなHeaven & Hellは終わったんだろうと思っていますよ。その話は本当ですか?ゲストシンガーを入れて続けるんですか?それともバンドの名前を変えて新しいシンガーを入れるんですか?

Appice:もしもやるとしたら、バンドの名前を変えるだろうね。Heaven & Hellという名前にしたのはロニーによるところが大きいからね。サバスのオジー期じゃなく、ロニー期だという意味だったから、俺たちはそれをブラック・サバスと呼ばなかったんだ。そうすればみんな混乱しなくて済むからね。ロニーがいないのに、Heaven & Hellと名乗り続けるのはおかしいだろう。

Bravewords.com:バンドはいつから始まると思いますか?

Appice:彼らがどう考えているかは分からない。やると言ってたけど、まだ何の行動も起こしていない。もし何かが起きるとしたら、今年じゃないかな。トニーはギターを弾くのを愛しているし。彼が長いキャリアの中で充分に演奏し尽くしてきたとしても、彼はミュージシャンだし、演奏することを愛している。(H&Hで)ギターを弾いてステージに立っていて、彼は幸せだった。ギーザも同じさ。俺たちはとてもたくさんのツアーをして、音楽的にも身体的にも成長したんだ。

Bravewords.com:Heaven & Hellをやると告知した時、ファンの反応に驚きませんでしたか。サバスはオジーと再結成すべきだと叫ぶファンもいましたよね。そこであなた方がHeaven & Hellでは、そのメンバーの時代の曲だけを演奏して、ParanoidもWar Pigsもやらないと決めたのですから。

Appice:俺は、その決断が受け入れられた様子に、みんな少なからず驚いていたと思う。Radio City Music Hallでコンサートをやったときは、15分でチケットが売り切れたんだ。ひどく興奮したよ。。。誰も予想だにしなかったんだ。そう、だから俺たちはその反応に驚いたし、間違いなくみんな喜んだよ。そうしたことが積み重なっていったのが素晴らしかった。俺たちはフェスティバルのヘッドライナーをいくつか務めた。素晴らしい経験を積み重ねていくうち、ロニーが病気になった。本当に残念なことだ。間違いなくもう一枚アルバムを出していただろうに。

Bravewords.com:二枚目のアルバム用の曲はあったんですか?デモなどは?

Appice:ないよ。何もない。余分な作品は録音しなかったんだ。俺たちの曲作りはそういうやり方だったのさ。曲作りの速度はあまり速くなかったけど、一度に一曲に取り組んだんだ。だから余分な曲は一つもないんだよ。

Bravewords.com:レインボーを出たロニーはオジーに代わってサバスに入りました。Mob RulesとHeaven & Hellという2つの素晴らしいアルバムを出しましたね。それから彼はバンドを出て、自らのバンドDIOを立ち上げます。彼はあなたのことを当時はセッションプレイヤーだと思っていましたか?それとも自分のバンドのメンバーだと思っていたのでしょうか?

Appice:俺のバンドでもあったんだよ。バンドにはロニーの名前をつけていたけど、俺たちは初めから一緒だった。セッションなんかじゃなかった。俺はバンドの全てに関わっていた。自分自身のバンドだったよ、素晴らしかった。

Bravewords.com:ブラック・サバスとDIOとではプレイしていてどんな違いがありましたか?

Appice:大きな違いがあったよ。サバスはサバスさ。彼らには長い歴史があって、サバスのサウンドはどう転んでもブラック・サバスさ。トニーとギーザがいるからね。彼らと演奏するのと、ヴィヴィアン・キャンベルやジミー・ベインと演奏するのとでは、まるで違うよ。トニーは化け物のような音を出すから、こっちのアプローチも変わってくるし、ブラック・サバスらしくいないといけない。アルバムの収録のときは・・・なんていえばいいんだ?EvilかDarkか?Darkがふさわしいね。それに忠実に演奏しなくちゃならない。先走ったビートを出しちゃだめだし、ちょっと引っ張ったりしてもいけない。そんな感じだね。

Bravewords.com:サバスの初期のビル・ワードのプレイを聴いて、あのようなグルーブを出そうと思いましたか?それとも自身のアプローチでやりましたか?

Appice:最初にあのバンドに参加したときは、過去の曲を全部聴いたよ。彼らがやってきたことを引き継いでいくためには、ビルがどんなプレイをしていたのかを知るのが重要だと思ったからね。俺はビルのファンだったよ。彼は素晴らしいドラマーだし、彼の大ファンだったから、初めの頃は「さて、ビルだったらどう叩くかな?こんな風だったらどうだろう?」
って考えながらやっていたよ。でも後半はこのバンドの別の形を確立して、Mob RulesやLive EvilやDehumanizerという素晴らしい作品を作ったよ。俺たちは自分たちのサウンドになったんだ。だからそれについてはあまり俺は心配しなかった。

Bravewords.com:Dehumanizerについて聞かせて下さい。あのアルバムは長年批判を受けてきました。それは正当なものだったと思いますか?あのアルバムは理解されずに、試練にさらされてきたと思いますか?

Appice:ああ、そうだよ。その通りだね。あのアルバムはグランジが台頭してきた頃に作ったもので、人々はMob Rulesのようには評価してくれなかった。時代が変わっていたからね。グランジの時代になって、俺たちは時代遅れの恐竜だと思われていた。でも俺たちはこのアルバムを愛しているし、Heaven & Hellをスタートさせてから、人々はアルバムが素晴らしいサウンドで、カッコイイってことを再発見してくれている。その通り。最高にヘヴィなんだ。

つづく~~~~

全文はコチラ。

☆☆☆

今までロニーがらみでは、随分とクールなコメントばっかりだなあと思っていたヴィニーですが、今回はなんか雰囲気違いますね。
サバスの話ばっかしてますが、この後DIOの話は出るんでしょか・・・。
っていうか、Heaven & Hell続行????トニーとギーザがヴィニーとやるとは思わなかったんだけど、それ実現したら凄いことですが。でもこのメンツが揃ってしまったら、どうしたって中央にはロニーの姿を誰もが、誰もが、求めてしまうんじゃないのかなあ。

今日はクレイグ・ゴールディのインタビューも音声版がUPされていました。
音声はあ~~~、文字に起こすのが大変なのでえ~~、また後日気が向いたらということで~~~。ええと、なにしろクレイグはロニーが大好きだったし、レインボーのファンだったしで、そのロニーに使ってもらえて夢が叶ったということを言ってましたね。



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