グラナダは、セビージャに比べて温度はちょっぴり下がるのですが
空気が非常に乾燥しているので、非常に喉が渇きます。
日中はそれでも外にいられないほど暑いです。
こんな日はやっぱりアンダルシア名物「ガスパッチョ」
コレがないとやっぱりここの夏は乗り切れません
と、いうことで、毎日のように昼食にはガスパチョが
出されるのですが、彼のお父さんが
「たまにはAjo Blancoにしてくれよ。」といい
今日はAjo Blanco(アホ ブランコ)、白いアホ(汗)、、、
じゃなくってアホとはニンニクの事です。
白いガスパッチョといわれるAjo Blancoを作ることになりました。
さてさて、Ajo blancoといえば、マラガが有名ですが、アレはアーモンド
ベースで作ります。ブドウを飾ったりもしますね。
以前にはアルメリアの塗るようAjo Blanco、お肉や白身魚のフライ
なんかに添えて食べられるのを紹介させていただきました。
アルメリアの塗る アホ ブランコ
今回は、あれから随分経ってしまいましたが、グラナダで作られるAjo
Blancoを紹介します。
こうやって見るとまるで牛乳のようで、まちがって朝ごはんの
コーヒーの中に入れてしまい顔をしかめてしまうのを想像
してしまいますね
グラナダのAjo Blancoは他のとドコが違うのでしょうか、、、。
それは、コレです
グラナダとは切っても切れない間柄の「ソラマメ」の粉
を使います。
これ、グラナダでは普通に手に入るんですが、他のところ
ではほとんど売っていないんだそうです。
日本で作るときは、大豆の粉でも出来そうですね。でも、色が
真っ白になるかはわからないですが、とにかく豆の粉を使って
見ましょう。 アーモンドで作ると、少量を摂取する分には
良いのですが、アーモンド+油でカロリー爆弾のように
なってしまいますからね。
私は今度、暇を見てセビージャで手に入るガルバンソ豆の粉で
やってみようと思います。
話がそれました。
では材料です。(5~6人分)
にんにく ひとかけ
塩 少々
パンの白い部分 水に浸したもの ひとかけら
ソラマメの粉 スプーン山盛り2はい
ひまわり油 約半カップ
白ワインビネガー 少々。お好みで
水 約2リットル
氷
作り方
1、ニンニク、パンの白い部分、ソラマメの粉、塩をハンドミキサー
にかけながらひまわり油を少しづつ注いでもったりするまで混ぜる。
2、冷水でさらさらにならない程度に薄める(さらっととろみが残る
程度)
3、味見をしながらお好みの量のビネガーを加え塩味を再び調節する
4、飲む前に氷を加えよく冷やしていただく。
水で薄めさらに氷を足すので、薄めすぎないように注意して
ください。
こうやって、グラスに入れて飲むほか、深皿にいれ、ちぎったパン
をひたひたに浸してスプーンで食べるのもグラナダ流なんだとか。
夏ばてに最適なので、他の豆でも、豆の粉が手に入ったら
ぜひお試しください。