Venta del Molinillo

アンダルシアでの日常生活とグラナダの一般家庭料理など

忘年会

2005-12-31 17:41:31 | Granada

年末この時期になると、彼と友人達とで恒例のお食事会
があります。
今回は、彼の従兄弟の奥さんの強い希望でアルバイシンにある
レストランになりました。



アルバイシンにあるレストランといえば
「ミラドール デ モライマ」がとても有名なのですが
ここも素敵なパティオがあり
夏はアルハンブラを見ながら食事を
する事が出来ます。


内装も落ち着いた感じで楽しいひと時を過ごしました。

料理は、スペイン料理が主でアラブ風のお料理は無いのですが
ここでのお勧めは、、、



「イカの墨煮」です。
他にも前菜のサラダや、カブラレスチーズとチコリ
ほうれん草のコロッケなどとてもおいしかったです。

冬も、静かでひっそりとした隠れ家のようで素敵ですが
ぜひ夏に訪れてみたいところです。

Mezon del Trillo

Callejon del Algibe del Trillo,3

Tel 958 22 51 82

Albaizin-Medio Granada


















Granadaから

2005-12-27 19:11:58 | Granada



Granadaから更新しています。
24日は、なんとかGranadaに到着し彼の家族とサクロモンテに
ある叔母さんの家で叔母さん一家と過ごしました。
スペインでは24日から1月6日の(3賢人の日)までがクリスマスに
あたるので今でも街は1月6日のクリスマスプレゼントを買う
家族連れでクリスマスムード一色です。

アメリカや他の欧米では子供達は24日の夜にサンタクロース
がプレゼントをくれるのですがスペインでは
メルチョール、ガスパール、バルタサールという3賢人が1月5日
の夜にプレゼントを持ってくることになっています。
でも、最近はクリスマスツリーも飾るし、プレゼントも24日の晩と
1月5日の夜の両方もらえるそうでスペインの子供たちにとっては
もっとも楽しみな時期だそうです

ちなみに、彼のおばあちゃんは敬虔なカトリック教徒にもかかわらず
クリスマスが一番「嫌い」な行事なんだそうです。
言われなくてもなんとなくわかりました。なぜならば、、、、、
女性達が忙しく準備に追われてる横で、スペインの男性達
の仕事(?)といったら
「出来た料理をつまみ食いしながらお先に一杯」
「食器を片付けたりデザートを準備してる横で談笑」Etc、、、
だからです

 なんだか日本のお正月準備に似てますね


 




良いお年を!

2005-12-24 10:06:16 | 日常生活

 今日は、これからゆっくり準備をしてグラナダに行きます。

実は、昨日の記事を書いてから嘔吐と下痢と高熱に見舞われ
散々な目に会いました。
結局作ったものも食べられず冷凍庫行き、、、。
彼も、帰ってきてから体調が悪くて2人してインフルエンザにでも
なっちゃったのかなぁなんて言ってました。
結局インフルエンザ用の市販薬を飲んで彼は熱が下がりましたが
私の方はさっぱりで、時間を置いて持っていたロキソニン
プリンペラン、ビオフェルミン、クラビットを飲んでようやっと
熱もお腹の症状もおちついてきましたが、どうなる事やら、、、。

 みなさんも体調に気をつけて楽しいお正月をお過ごしください

では、良いお年を!





大掃除

2005-12-23 14:20:37 | その他レシピ

 明日から2週間ほどグラナダで過ごすので
大掃除をしています。(まだ終わっていない)
キッチンは今日の夜まで使うので一番最後にしようと
もう使わないところだけを整理整頓していますが
キッチンと、あとは床掃除だけです。

 長い間留守にするので、冷蔵庫のなかを整理整頓
したら、まだ新しい野菜類や、開封してからまだ
新しいトマトソース(自家製)などがワンサカ出てきました。
硬くなったパンも、最近あまりパンを食べなかったせいか
新しいものが結構残っています。

 そこで、早速「海老団子」を作りました。


これは、以前の「たら団子」の海老バージョンです。
海老の殻と頭は捨てずにオリーブオイルでカリカリに
炒め、少し白ワインを加え、抽出したダシを加えるのが
ポイントです。

 そして、たくさんあった野菜をどうするか、、、。
悩んだ末、イベリコの頬肉のトマトソース煮
に加えることにしました。



これは、軽く焼いた頬肉を、オリーブオイルで
狐色に炒めた玉ねぎや、ありあわせの野菜を
ハンドミキサーにかけ、自家製トマトソースと
ワインと共に弱火でコトコト煮ただけの簡単料理です。
お掃除をしている間、しばらくほったらかしに
しておいたのですが、予想に反して意外とおいしく
出来ました。

今晩は、一枚残ったピザ台に残り物のハム、チーズ
などを乗っけて「残り物ピザ」で終わらせようと思います

無駄な支出もないし、残り物も整理できるしで一石二鳥
です。





Habas con Jamon

2005-12-22 17:40:13 | Molinilloのレシピ
 彼のお母さんのレシピの中でわたしの一番好きなものは
「ロシア風サラダ」なんですが、その次に好きなもの
が、この「Habas con jamon」(そら豆
と生ハム炒め(煮?))です。




もうそろそろ捨てるか、彼の実家にもって行って割って
スープのダシにしようと思っていた足ごとの生ハムが
あったので、切れ端を使い切ってしまう事にしました。


材料(2人分)

そら豆(まだ小さくてやわらかいのを使ったほうが
おいしく出来ます)  300~400g
硬くなった生ハム 小ひとかたまり(お好みで)
ニンニク 一かけ
玉ねぎ 小1個
白ワイン 少々
塩、胡椒 少々

卵(揚げ卵用)2個

作り方

1、玉ねぎはみじん切りより少し大きめにざくざく
  ニンニクはスライス、生ハムはサイコロ大に
  細かく切っておく。
2、そら豆は、塩水でさっと茹でる(冷凍そら豆で
  皮が硬いものはすこし長めに茹でる)

3、オリーブオイルでニンニクスライスを炒め
  玉ねぎ、生ハム、そら豆の順にくわえ炒め
  白ワインを少々加える、胡椒を加える
4、そら豆がやわらかくなったら味を見て
  味か足りなければ塩を加え調節する。
5、揚げ卵を(黄身半熟程度で)つくり、一緒に
  盛り付けいただく。

黄身をこわしながら一緒に食べるのが、また
なんともいえないおいしさです

ただ、今日は私が「おいしー」と唸ってる向かいで
彼はクリスマスの宝くじの発表に夢中で、味なんか
どうでもよかった様です。

、、、ハズレたのに今でも横で、ネットで番号を見て「最終確認しとかなきゃ、、、」
と言って確認してます。




生牡蠣その後

2005-12-22 17:22:37 | 日常生活

昨晩の生牡蠣のその後ですが、、、


 値段が値段だったので、実は全く期待していなかった
のですが、なんとまぁ!おいしいではありませんか!
しかも、12個あった蠣は全部生きてました。

彼も夜の8時頃Sをしながら(千鳥足になりながら)
上機嫌で帰ってきましたが、海鮮類はほとんど出なかった
らしく、大喜びでお醤油をちょっとたらして、レモンを
搾って食べてました。

 生牡蠣が好きな私にはうれしい発見でした。
また今度買ってみようかと思います。


買ってしまった、、、。

2005-12-21 17:02:45 | 日常生活


うちの彼とはいつもお昼を一緒に食べるのですが
今日は、おそらく夜まで帰ってきません。
なぜならば、働いてる部署の「忘年会」なんだそうです。

なので、今日は私もいつも食べられないものをお昼に食べようと
学校と用事をすませに出たついでにスーパーに
行ってきました。

そこで見つけたもの、、、。



、、、生牡蠣でございます

あまりに安いので味の方はどうかわかりませんが
まだ、スペインで生牡蠣を食べた事なかったので
思い切って買っちゃいました(いや、思い切るほどの値段じゃ
なかったのですが

ついでに、海老をオリーブオイルとニンニクで炒めたものを作って
豪華に食べようかと思ったのですが、おいしいものは
やっぱり誰かと食べた方がもっとおいしいだろうなーと思ったので
夕食にする事にしました。わたしの大好きな日本酒「出羽桜」も
冷蔵庫に入れて冷やしたし、後は夜を待つばかり。

きっとおいしいもの食べて帰って来るんだろうけど
さすがに生牡蠣は出ないだろうから、びっくりする顔を見るのが
楽しみです。

早く帰ってこーい


クスクス

2005-12-20 10:16:36 | その他レシピ


 週末グラナダに行くと必ずといっていいほど彼の友人達と行くバル
があります。その名も「La Cazuelita」。
グラナダでは飲み物にタパが付くのですが、そこでは自分で
好きなものを選ぶ事ができます。(注、グループに付き2種類までと
混乱をなくすため限定するところもありますが

そこで私がいつも頼むものが「鶏肉のクスクス」です

ずーっと「同じものを作ってみたい!!」と思っていたのですが
先日、丸ごと買った鶏ももが冷凍庫に眠っており、年明けまで
置いておくのはちょっと嫌だったので、この機会を利用して
挑戦してみる事にしました。

早速、準備です。

「辛いペースト「ハリサ」チューブのプリントが
思いっきりずれたまま売られてるのが笑えます」


クスクスと下のチューブの辛いペースト「ハリサ」は
お馴染み「メルカドーナ」でお買い上げ。
左下の小さい箱は「Pinchitos」というモロッコ風串焼きの素で
これを読んでる方の中には私がお土産で渡してお馴染みになってる方
もいるはず。これは、うちにあったので買い物に行く前に
とりももを切って、この香辛料ミックスと少量の白ワイン、これまた
少量のお醤油でつけておきました。

「La Cazuelita」では小さい耐熱容器(半径4センチぐらい)に
クスクスと鶏肉しか出されないのですが(野菜のクスクスもあります)
うちの直径20センチぐらいの耐熱容器にそれじゃあさすがに寂しいので
野菜も入れることにしました。

 材料

 1、クスクスのもと 250グラム
   オリーブオイル スープ用スプーン1
   塩少々、カレー粉少々
   クスクスと同量の水

 2、パプリカ(赤)大3分の1
   玉ねぎ 半分
   マッシュルーム 100g
   塩、胡椒 少々
   カレー粉少々
   レーズン少々 
  (ズッキーニとかも加えるともっとおいしいかも)


 3、鶏モモ(胸でもOK)1本
   白ワイン、醤油 少々
   塩、胡椒、おろしニンニク少々
   ハーブ類(オレガノ、ウコン、コリアンダー
   クミンシード、アニス、鷹の爪、ナツメグ
   クローブ等)

 色々ネットで調べてみると、どうやらクスクスは専用鍋で蒸すもの
らしいんですが、炊飯器でもできるとのこと。
ソースもいろいろあるようなのですが、みあたらなかったので
味の記憶をもとにアレンジを加え作ってみました。

 作り方

 1、材料3の鶏肉を切り、2、3時間漬け込んでおく
 2、クスクスにオリーブオイルと塩を加え混ぜてなじませ
   カレー粉少々、水を加え炊飯器で普通に炊く
 3、材料2の野菜類を適当に切り(あまり細かく切らない
   ほうがおいしいです)炒め、塩コショウ
   カレー粉少々、最後にレーズンをくわえ軽く炒める。
   (お好みで「ハリサ」をちょっと加えても可)
 4、つけておいた鶏肉をフライパンでこんがり焼き炒める
 5、クスクスが炊き上がったら軽く混ぜ、容器に3の野菜
   4の鶏肉とともに盛り付けていただく。



 うちの彼は辛すぎるのが嫌いなので「ハリサ」は各自好みにあわせて
加えるようにしました。

結果は大満足! 彼にも「あそこのBarのよりおいしい!」
と言ってもらえました。

これで、レパートリーが一品増えました
 


ただいま避難中

2005-12-19 12:18:21 | 日常生活

さて、この木何だかわかりますか?


 じつは、去年友人が持ってきてくれた柚子の実のタネを植えて育てた
まだ1歳にもなってない柚子の木(苗?)です。
今のグラナダが、あまりにも彼らにとって寒すぎるだろう
ということで、冬の間だけセビージャに避難中です。

 最初は、結構発芽したものがあったのですが、それぞれ
枯れたり、うちの彼の親戚にもらわれたりして
彼の実家に残っているのは、この2株になってしまいました。

 左の株は、何だか葉っぱが次々に落ちてしまい、もうだめかな
と思っていたのですが、せっせと日に当てたり寒くならないように
夜は家の中にしまったりして大事にしてたせいか、最近やっと
元気になってきました。 

 グラナダも、市内はレモンの木があったりして、決して
育たない環境ではないと思うのですが、なにせ彼の村は
標高7~800メートル。夏はすごしやすいんですが冬は
すごく寒いんですよ。

 柚子は実がなるのに18年もかかるらしいですが
来年、再来年には接木して早く実がなるようにする予定だそうです。

 うまくいきますように


凝りもせず、、、

2005-12-17 17:33:35 | その他レシピ

 つい最近ポルトガルであれだけBacalao(たら)を食べたのに
凝りもせずうちの彼が「あの最初の日に食べた料理作ってみようよー。」
なぞと言ってきました。

 私は、鱈はしばらく食べたくないなとー思っていたのですが
寝る前に「明日は仕事から帰ってきたらBarro(レンガ状の
陶器で作ったグラタン皿みたいなお皿)を買いに行くぞー
などと食べる気マンマンだったので、作ってくれるのかな
と思っていたのですが、仕事がかなり忙しかったらしく
「なんだ、、、結局私が作るんですね、、、
ってことで仕方なくGoogleで調べて、わからないポルトガル語の
単語に悪戦苦闘しながら作ったのがこれです。 

 

「Bacalhau com Batatas ao Murro」というお料理です
「たらとモーロ風(マグレブ風)ジャガイモ」とでも
言いましょうか、、、。

 材料(二人分)

 塩抜きした鱈 二切れ
 ジャガイモ(小) 6~10個
 ニンニク 二かけ 
 玉ねぎ 半分~1個
 パプリカ 4分の1から半個
 塩、胡椒少々
 オリーブオイル

 作り方

 1、塩たらは塩を洗い落とし、冷水につけ冷蔵庫に入れ
   2、3日   前から塩抜きしておきます
   (鱈の大きさによって1日2、3回水を替えます)

   

 2、塩抜きした鱈を5分ぐらい軽く茹で水を切っておきます
 3、鱈をグリルで焼き、焼いている間にニンニクスライス 
   玉ねぎ、パプリカをオリーブオイルで炒め、塩、胡椒
   しておきます
 4、ミニポテトを茹でておき、少し上からへらで押し付け
   上に塩、荒ひき胡椒をし耐熱容器に鱈、炒めた野菜と
   ともに少し加熱します。

  食べるとなんてことはない「たらのグリル」なんですが
彼は「あぁ、そうそう!このちっちゃいポテトがいいんだよねー
ってご満悦でした。ってポテトが食べたかったんかい!

 、、、、、、。ほんと、もうしばらく鱈はこりごりです