前から欲しい欲しいと思っていた新しいフライパン。
2人分のトルティージャが焼ける丁度良い大きさのイタリア製
のフライパンをエル コルテ イングレスというデパートで
半額で見つけました(約5,99ユーロだったかな?)色も
カラフルでいろんな色があって、迷った挙句薄いパープルの取っ手
のついたかわいらしいのを選んでみました。
今持っているフライパンはもうちょっと大きくて、しかもテフロンが
悪くなってきているせいか、焦げ付いてひっくり返すのも一苦労。
しかも、トルティージャ(スパニッシュオムレツ)を作ると
2人では食べられない大きさに、、、
いつもあまったトルティージャを次の日2人で押し付けあいながら
食べるのがちょっと苦痛(飽きるし)
この大きさなら一回で2人が消費するのに丁度良い大きさです(18センチ
だったかな?16センチだったかな?)
そんなこんなで今日は、ちょっとだけ余ってサラダにするにも中途半端
な量の旬のグリーンアスパラを使ってトルティージャを焼いてみました
玉ねぎのみじん切りと、ニンニクのみじん切りも加えて、切ったアスパラを
炒め、卵を加えて一度ぐるぐるかき回し焼き上げていきます。
思ったとおり、簡単にこんなにきれいに焼けました。
やっぱり調理器具って大事だな。 と、思いました
次はPasapure(パサプレ)っていうぐるぐる廻しながら
煮た野菜なんかを濾す器具が欲しいな、、、 (笑)
うちの大蔵大臣にお願いしてみよう
ここ数日続いていた不安定な天気も落ち着き、今日は
セビージャも久々五月晴れのお天気です。
昨日は途中小雨が降る中、久々に例のお肉屋さん
「Solo Iberico」に行って、帰りは近くのメルカドーナヘ
日用品や、魚介類など足りないものを買い足していたら
大きなムール貝が1キロ約2ユーロ(330円くらいでしょうか)
中身がしっかりつまっていそうだったので、前菜代わりに
買ってみました。
Mejillones al vapor(ムール貝の蒸したもの)です。
パセリやバジル、クミンなど適当にハーブを入れにんにくの
つぶしたのと一緒に、白ワインをほんのちょっぴり加えて
蒸してみました。 お水はほとんど加えていません。
ムール貝からたくさん水分が出て、十分蒸す事が出来ました。
思ったとおり身がたくさん入っていて、食べ応えのある
ムール貝。 ぷりぷりしていて甘くって美味しい
良い買い物をしました。
メインは 小イカの炒めたの「Chipirones a la plancha」です
ニンニクスライス、玉ねぎをあめ色になるくらいじっくりいためて
お皿に取り出しておき、同じフライパンで小イカを一つづつ離して
オリーブオイルで炒め焼きしていき、最後に全部あわせてお皿に盛り付けて
出来上がりです。 辛いのがお好みの方は鷹のつめなんかも1つ2つ一緒に
炒めてもいいかもしれないです。
ビールも進みそうなおかずですね(そればっかり)これからの
夏の食卓にお勧めです。 ぜひお試しください。
テストから開放されたご褒美とばかり、ももさんと一緒に
セビージャでは結構有名な「Eslava」(エスラバ)という
Bar兼レストランに行ってきました。
最初は、タパスを何品か頼んで、なんて思っていたのですが
メニューがなかなかよさそうでしかも全部こみで9ユーロだった
ので、ちょっとお試しで今日は「Manu del dia」(本日のメニュー)
にすることに、
このお店。お店の名前の通りエスラバという通りにあって、うちからも
結構近いので、時々行きますが、本日のメニューは一度もためした
事が無かったのと、いつ来ても、何を食べてもはずれが無いので
お気に入りのところです。そのせいか、いつもたくさんの人で
込み合っています。
美味しく漬かったオリーブをおつまみに、まずはビールでのどを
潤した後に運ばれてきた一皿目。
かぼちゃの冷製クリームスープ、バジルソースがけ。
ももさんの一皿目は
トゥンベというピスト マジョルキン(マジョルカ風ピスト)
でした。
私のも、ももさんのも期待を裏切らない味で、大満足。
お互いのお皿をつついてうなっていたからでしょうか
時々カマレロ(ウエイター)のおじさんが
「何か問題が? 大丈夫?」と何度か聞きに来てくれました
そのつど、「大丈夫。凄く美味しいよ。」と答える日本人
女性2人。 ここのサービスも凄く細やかで心地よいです。
忙しくても、殺気立っているところをみせないというか
かといって無視もしないし、すごく感じよい店員さん
ばかりです。
さて、2皿目
ももさんのメルルーサ。 さっぱりとした味で、これも
美味しかったです。
私が頼んだのは牛肉とプラムの煮込み。
牛肉がほろほろ崩れてくるくらいやわらかくて、ソースも
美味しかったです。
ここでも、2人でつつきあっては「あ、こっちも美味しい。」
「ほんとだ。」なんてやってるもんだから
「何か問題は? 大丈夫?」と何度も聞かれました(笑)
デザートには
カフェのムースを頼んで、もうすっかりお腹一杯。
この後、コーヒーを飲むの諦めて少し歩く為にお店を
出る事に。 もう何も入りません(笑)
いや~、それにしてもお腹には充実した昼時を過ごしました。
今度は彼を連れて行ってあげようと思います。(とかいって
誰が払うんだか、、、(笑))
皆様、こんにちは。 昨日はコチラ激しい夕立で大荒れの
夕方でした。
ところで、まだまだ、完全に夏 とは言いがたい
気温の変化が激しいセビージャですが、それでも夕食に
「あったかーいスープ」が欲しくなると言う事もあまり無くなり
夕飯のメニューを考えるのが結構面倒な季節になってきました。
(そんなときは生ハムやサラミチーズの輪切りだけ出して済ます
なんてことも出来るから、ある意味楽といっては楽なんですけど)
そんなある夕方、テスト続きで買い物に行く暇の無かった冷蔵庫。
何日か前に作って冷凍してあった「Boquerones en vinagre」(小イワシ
の酢漬け)以外にろくなものが見当たらなかったので、奥底から
引っ張り出してきた、大分前に買ってあったCamarones(カマロネス
小エビ)と、この間もらったそら豆を使って「そら豆入りTortillita
De camarones」を作ってみました。
、、、なんでそら豆を入れたのかって?
他にろくなものが無かったので、ちょっぴり豪華(そう)に見える
様にですよ(笑)
彼には「冷蔵庫のあまりもので作った。」なんていわずに出したら
「おっ!今日はちょっと豪華だねぇ。」(こんなくらいで感動してるん
だから、普段どんな食生活をしているかばれてしまいそうですね)
なんて言ってましたけど、、、。
今日は「ガルバンソ豆の粉」が無かったので「とうもろこしの粉」
2に対し小麦粉1で作ってみました。作り方
そうしたら、あなた! サクサクしてるのしてないのって
外はサクサク、海老はパリパリ、でもそら豆の部分はホクホク
ですよ!(擬音語が多すぎ、、、)
とにかく今まで作った中でも1,2を争う出来になりました。
そら豆の代わりに枝豆の豆だけ入れても美味しそうですね。
Boquerones en vinagreもビールの止まらない味に仕上がりました。
あ~、もう一杯飲んじゃおう (笑)
salahiさんやカイエさんをはじめ、いろんなところで
アーティチョーク料理の記事を読んでいたら、なんだかとても
食べたくなってきてしまいました。
と、丁度良いところに、出張で実家に寄ってきた彼が
畑で取れた小さめのアーティチョークをたくさんもらってきて
くれて、食べる気満々(作る気はちょっぴり)
アーティチョークの処理が面倒だけど(これまた小さくて
数が多いので大変)食べるためには働かねばならぬ
と、重い腰を上げてここは一つ煮込むだけで美味しい
煮込み料理にすることに決定。これなら準備して煮込めば
OKですからね。
丁度、この間かったばかりのヘレスのVino dulce(甘いワイン)
Pedro Ximenez(ペドロ ヒメネス)があったので使ってみる
ことにしました。
材料(2人分)
玉ねぎ 中1個
豚肉角切り(カレー用のでOK) 300グラム
ニンニク 2かけ
アーティーチョーク お好みで適量
ローレルの葉1枚
オリーブオイル少量
お水 100cc
甘いワイン(赤)(リキュールタイプの) 100cc
塩、胡椒 少々
タイム、オレガノなどお好みでハーブ類
(今回はタイムだけ使いました)
作り方
1、ニンニクスライス、玉ねぎスライスを弱火でじっくり炒める
2、玉ねぎが透明になってやわらかくなったら、塩、胡椒して
おいた豚肉角切りを入れ炒める
3、肉に軽く火が通ったら、ローレルの葉、タイムを入れ炒め
水、ワインを加え煮込む。
4、弱火でコトコトじっくり煮込み、水分が半分になったら
塩分を調節し、処理しておいた(切って芯の部分を取り出しておいた
アーティチョークを加え(下茹ででしておいてもOK)さらに煮込む
5、さらに水分が減ってとろとろになってきたら出来上がり。
(ソースが飴状になる直前くらいで火を止めます)
出来上がって、テーブルをセットして美味しそうなにおいに
嬉しくて踊りだしそうになりながら彼の帰りを待っていたら、、、
~ ~ ~ 電話ですか、、、
彼「あのさぁ、昨日言ったと思うけど、昼ごはんは家で食べないよ。」
、、、、、、、、、、、そうでした
すっかり忘れてました
と、いうことでコレは夕食分へ
散々じらされて、やっと夕飯用に暖めなおして食べましたが
怪我の功名。 味が良くしみこんでいて、とっても美味しかったです。
食べられて良かった。
お住まいの皆様。 日本の暑い所にお住まいの皆様。
ほんと、ここのところ暑いですね~~~
書いているだけで、暑さが増してきそうですが、ここセビージャ
連日、うだるような暑さに見舞われています。
昨日の夜なんかは、夕方8時半に干した洗濯物が夜の10時半には
乾いていたなんていうくらいの暑さ。
(おかげで1週間分のたまっていた洗濯物が半日で片付いてしまったので
良かった事はよかったんですけどね。)
そんなこんなで最近は食欲も減退気味。 今日はばっちりガスパチョか
サルモレホを作って元気をつけたいところです。
ところで、最近また「アンディーブ」(チコリ)に凝っています
普通のトマトのサラダに飽きたので、安かった事もあって久々に
買ってみたのですが、毎日色々上に乗っけては楽しんでいます。
生野菜は食べたいけど、沢山は食べたくないときに丁度良いです。
これは、上がアボガドとアンチョビを細かくしたものを
まぜて、柚子胡椒であえたもの。ちょっぴりレモンも
加えました。 下はヤギのチーズにちょっぴり黒蜜を
たらしたもの。 ヤギのチーズにちょっと塩味がついているので
甘さがアクセントになって結構病み付きになります。
これは、スペインのCastilla y leon(カスティージャ イ レオン)
地方のBurgos(ブルゴス)というところのチーズに松の実、ベーコン
ニンニクスライスをカリカリに炒めたのを乗せたものです。
ところで、サルモレホを濃い目に作って乗せても
美味しそうですよね、、、。
と、言う事で早速やってみました。(速っ!)
サルモレホ(作り方)をいつもよりちょっぴりパンを多めにして
濃い目に作って冷凍庫へ。
サーブする直前にスプーンですくって盛り付け、いつもより小さめに
切った生ハムと、ゆで卵はチーズ卸ですりおろして飾りつけ。
別の容器にサルモレホ、生ハム、ゆで卵を分けて出して、チコリ
をスプーン代わりにしてすくいながら食べてもおいしいかも
しれないですね。
さてさて、今度は何を盛りつけようかな、、、。
今年はあまりグラナダの彼の実家にちょくちょく行く機会が
なくって(十分行ってるでしょ、って?)去年ご紹介したアスパラ
の話が書けなかったのですが、授業が早く終わった日にたまたま
立ち寄った市場でアスパラを見つけたので買ってみました。
あまり数がなかったので、もう時期も終わりなのかもしれない
ですね。
今日はコレを使って、彼のお母さんがいつも作ってくれるスープ
を作ります。アスパラ好きの私にはたまらない一品です。
いつもは春にとっておいたアスパラを適当に折って冷凍しておいた
ものを好きなときに解凍して作ってくれるのですが、今回は生のを
そのまま使います。
では材料です
アスパラ できれば細いもの 大きく2つかみ程度
生ハム 細かく切ったもの50グラム
ニンニク 2かけ
塩、胡椒
古いフランスパン(新しいのでも可)適量
オリーブオイル
作り方
1、アスパラガスは適当に3~4センチ間隔で折って
(野生のものの場合簡単に折れる部分から上のものを使って
ください、でないと繊維が多くて噛み切れない部分が入ってしまうので)
洗っておきます。
2、鍋にオリーブオイルを少量加熱し、ニンニクスライスを炒めます。
3、生ハムのこまぎれを軽く炒め、続いて処理しておいたアスパラを
炒めます。胡椒を少々加えます。
4、軽く炒めたら水を加え煮込みます。 しばらく煮込むと水分が減って
スープが濁ってくるので、味見をしながら塩分と水分を調節します。
5、フランスパンを適当に薄切りにし、オリーブオイルで狐色に
揚げておきます。
6、サーブする直前に鍋に揚げておいたフランスパンを加え、おさらに
盛り付けます。
凄く熱いので(しかも冷めにくい)やけどしないように気をつけて
召し上がれ
生ハムの塩分で、ほとんどお塩を加えなくっても大丈夫かと
思います。 しかも結構煮込むので(15分、20分くらいは
沸騰させながら)アスパラと生ハムの味がとっても濃厚に
でていてとても美味しいです。 茹でてサラダにする用の
アスパラでもできると思いますが、なんとなくもったいないので
できれば細いEsparragosTriguerosの方で作るのがお勧めです。
今日は、ちょっとしたアクシデントで大量に買い込んでしまった
インゲン豆を久々に「Molinillo風サラダ」にしたものと一緒に
夕飯の食卓へ。
ではいただきます
セントロまで行ってきました。
待ち合わせの時間までちょっぴり時間があったので、のんびり
と散歩がてら歩いて行きました。しかし、初夏といっても
北海道育ちの私にとってこの暑さ、結構こたえます。
さて、てくてく歩いていくと、いつも学校の行き帰りに
見ているハカランダという紫色のきれいな花をつける木、
ついこの間まで「おっ! 咲き始めたなぁ。」と楽しみに
していたのですが、ここ数日でずいぶんと開いていました。
きれいですよね。
その後、のんびりと市庁舎方面へ。
市庁舎前のプラサ ヌエバではFeria de libroが開催
されていました。
それにしても暑いなぁ、、、。 日陰にいても、くらくらします。
今日はいつもより湿度もあるみたい。 これはさっさと待ち合わせ場所
に行った方が無難かも。
と、言う事で待ち合わせ場所に。
いつから運行開始になるんだか、いまだにわからないお飾り状態の
新しい路面電車のそばを通り、彼らと待ち合わせて昼食へ。
昼食後のコーヒーは、前から何度か行って、いつも満席で入れなかった
ある場所へ。
そこ、眺めが素敵なんです。
写真だと小さいんですが、屋上のテラス席からヒラルダがこう
ドドーンと目の前にせり出してくる感じ。
運良くお昼が終わって早めに行ったせいか、日陰のある
パラソルの下の席を確保。 ちょっとコーヒーは高め
ですが(3ユーロ)、価値のある眺めを堪能しました。
ちなみに、ここ。ホテルの屋上のテラスなんですが、宿泊して
いなくても行ってお茶ができます。 ただ、真夏は日陰でも
ものすごく暑いので、行くなら他の季節がお勧めです。
ホテルはカテドラル前の広場の奥の左はじの道を入ってすぐの
場所にあるドニャ マリアというホテルのテラスです。
ここ、スペイン版の「料理の鉄人」みたいな「Todos contra
Chef」という番組でも使われたみたいです。
それにしても、暑いなぁ、、、
今からこんなに暑がってて夏はどうなっちゃうのか心配です(笑)
なりました。
とれたての新ソラマメ。 まだやわらかくって生でも食べられる
くらいです。(ちょっと渋みがありますがまたそれも味わい
ぶかくて美味しいです。)
2月の「San Cecilio」(サン セシリオ)というグラナダを守っている
聖人のお祭りではグラナダ県のの海岸に面した町モトリルやアルムニェカル
辺りで採れた(暖かいのでもっと早く収穫ができる)
この鞘入り新ソラマメが振る舞われたり、アンダルシアの
白いガスパチョはここグラナダでは「ソラマメの粉」で作られたり
グラナダとHabas(アバス、ソラマメ)は切っても切れない関係です
ということで取れたての新ソラマメを早速「Habas con Jamon」に
してもらいましたよ。 もちろん揚げ卵付きで、、、
作り方 Habas con jamon
一口食べて、その美味しさに脱帽
やっぱり、去年とって冷凍してあったソラマメで作るものと
格段に味が違います。 やわらかいし、甘みがあって凄く
美味しい、、、。
お腹一杯食べて、食後は出始めた「びわ」で〆ました。
もうすぐサクランボの季節がやってくるし、楽しみな季節が
またまた巡ってきました。
いつも行くお魚屋さんで、ちょっと大き目の「Langostino」
(ランゴスティーノ)と呼ばれる海老が安かったので
(ベネズエラ産ですって)
「Gambas al pil pil」を作ってみましたよ
たっぷりのバージンエクストラ オリーブオイルにニンニク
スライス、鷹のつめを炒め、皮を剥いた海老を入れて加熱
するだけ。(中火~中火の強程度で)
いつもはこんなにオレンジ色にならないんですが、今日は
海老の「味噌」が入ってしまったからか、鮮やかなオレンジ
色になってしまいました。 でも、コクがあって美味しかった
です パンに浸して食べてしまったほど
ついでに、今は美味しいアスパラ(グラナダ産)が旬なので
アスパラと新たまねぎとベーコンのスクランブルエッグも
つけました。
こんなに食べてどうするのかって?
、、、、、、これから夜中過ぎまで、テスト勉強なので
多めにみましょうって事で、、、